アシストのブログ

  • 鴨川だより
2023.01.25

鴨川だより~アヒルの卵~

株式会社アシスト 代表取締役会長
ビル・トッテン


我が家にアヒルのヒナが来た時、半年くらいで卵を産むようになると言われましたが、その言葉どおりアヒルたちが卵を産み始めました。青みがかった卵を想像していたのですが、それは黒っぽいアヒルの場合だそうで、我が家の卵は鶏卵より一回り大きく、殻は固いけれど表面が滑らかな白い卵です。



アヒルの卵はしっかり火を通さなければいけないらしく、とろりとしたスクランブルエッグやオムレツというわけにいかないので家人は調理方法に苦労しているようですが、塩卵を作ったり煮卵にしたりと、鶏卵より栄養価の高いアヒルの卵を工夫して日々食卓に並べてくれています。米国では飼料の高騰、インフレ、鳥インフルエンザの影響などで卵が高騰していますから、米国の友人たちはうらやましがることでしょう。


米国では、小児ぜんそくの原因になるなどとしてガスコンロの禁止を検討しているという報道がありました。カリフォルニア州バークレー市は、2019年夏に新築の建物に対して天然ガス設備の設置を禁止するなど、ガス禁止の動きは以前からありましたが、原因はCO2排出源の多くを天然ガスが占めるからというものです。自動車も大きな排出源の一つですが、市には排ガスを規制する権限はなく、建物なら市の権限で規制できるからとのことです。気候変動の専門家たちはなんとしてでも化石燃料の使用をやめさせたいようです。ちなみに今冬も寒波が来ていますが、こうした専門家は「地球温暖化」の代わりに「気候変動」という言葉を使うようになりました。


ガソリンや燃料費の高騰により国民生活が苦しくなる一方で、今月16日から20日までスイスのダボスで開かれた世界経済フォーラムの年次総会には、世界中からが政財界のリーダーたちがプライベートジェットに乗って集結しました。オンラインで開催できることでも、自分たちは大量のCO2を出して集まり、さらに最も多くCO2を排出する戦争(ウクライナ戦争)を支援するための討議をしたようです。『グレート・リセット』を目指す彼らの言葉を私が信頼していないのはこのためです。



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