アシストのブログ

  • 鴨川だより
2023.06.08

鴨川だより~シンポジウムでのスピーチ~

株式会社アシスト 代表取締役会長
ビル・トッテン


パッケージ・インテグレータとしての活動が評価され、アシストは昨年、一般社団法人情報システム学会より「浦昭二記念賞」の実践賞を頂きました。先日、その情報システム学会のシンポジウムがあり、講師として登壇しました。ここ数年社外でお話しする機会はずっとなかったので、本当に久しぶりのスピーチでした。


情報システム学会の会長である砂田薫氏は、2003年に出版された『起業家ビル・トッテン ITビジネス奮闘記』の著者であり、アシストの始まりから私の日本での半生をまとめ上げてくださった方です。20年ぶりの再会でしたが、ますますご活躍の様子でとても嬉しく思いました。また私にこの講演を依頼してくださった松平さんとは50年近いお付き合いになります。1982年から始めた「アシスト海外研修ツアー」は、松平さんの会社と共同で開催したもので、ニューヨークやボストン、サンフランシスコの米国企業を一緒に訪問したのも懐かしい思い出です。



情報システム学会ということで何かITに関係する話もしたいと思い、話題のChatGPTを使ってみました。最近様々なレポートや調査機関が、多くの雇用がChatGPTのようなAIに取って代わられると予測しているからです。これまでも「エキスパートシステム」などという名称で一過性のAIブームはありましたが、今度は本当に「大量工業化が労働者階級を生み出したように、AI革命は新たな非労働者階級を生み出すだろう」と警鐘を鳴らすユヴァル・ノア・ハラリ氏のような学者もいます。AIが問題になるとすれば、それはAIそのものではなく、AIをどのように規制するかということだと思います。著作権の独占を認めたり、秘密保持契約を強制力のある契約として認めたりすれば、新しい技術が不平等をもたらす可能性はありますが、もしマイクロソフトのソフトウェアがフリーだったら、ビル・ゲイツはどれほどのお金持ちになれたでしょうか。ハラリ氏のような主張を利用して、世界経済フォーラムはグローバリゼーション、そしてグレートリセットを目指しているのだと思います。


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