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2016.03.28

アシスト 花井正樹が3年連続「Qlik Luminary」に任命!(前編)

【対談】Qlik製品の魅力を語ります
「Qlik Luminary 2016」 花井 正樹 × クリックテック・ジャパン株式会社 カントリージェネラルマネージャー 藤堂 正憲氏

Qlik Luminary対談

Qlik Luminary(クリック・ルミナリー)とは、Qlik製品のメーカーである米Qlik Technologiesが厳正な審査の上、毎年選考を行い指名するエバンジェリストです。
本対談では、「Qlik Luminary 2016」に、パートナー企業からは日本人として唯一、さらには3年連続で任命され続けている株式会社アシスト 花井正樹のQlik Luminaryとしてのミッションや活動内容、製品への想いに迫ります。

Qlik Luminaryってどんなことをするの?


まずは、3年連続Qlik Luminaryご指名、おめでとうございます
世界中に42名しかいない中のお一人が私の目の前にいらっしゃるということで緊張しております(笑)
ひとえに、花井さんのこれまでの実績が評価された結果ですね。

ありがとうございます。大変光栄です。
3年前からQlik Luminaryの称号をいただき、そのタイトルの下でどんな活動ができるのかを、私なりに試行錯誤してきました。私自身は現在、技術チームを率いる立場にありますが、その中で技術のコアな部分を追求するよりも、お客様がどんな風にQlik製品を使用して業務に活かしているのかを発見できないかな、という想いを持っていました。


お客様の利用方法というのは千差万別で、そのお客様にとってなぜBIが必要なのか、BIが必要な中でなぜQlik製品なのかを考えた時に、とても多くのストーリーがあると思います。


お客様同士の対談から得られる「気づき」


はい。ですから、お客様の業務での活用を知るために、お客様同士の「対談」を始めました。私はその「対談」の場では、ファシリテーターとなります。
きっかけは弊社で開催しているQlik製品のユーザ会でした。一同にユーザ様が集まるとても良い機会ですが、時間の都合上どうしてもご挨拶や概要レベルのお話で終わってしまう。もう少しお客様同士で深いお話をされたいのではないか?という思いから、お互いにQlik製品の使用レベル感が同じぐらいのA社さんとB社さんをマッチアップすることで、お互いにより深い考察を得られるのではないか、と対談を企画しました。

「対談」とは非常に良い取り組みですね。
お客様同士が、どのような課題があって、どんな点が気に入っていてなどを腰を据えてお話いただき、他社さんがどんな風に使っているのかを知ることで新しい「気づき」というものがあると思います。どんなに深く使っておられるお客様でも、必ずあるのではないかと。


対談で最も盛り上がるのは「アプリケーションの見せ合い」


1対1での対話になるので、みなさん非常にリアルなお話を楽しまれています。デモンストレーションや実際の画面(アプリケーション)をお互いに見せ合いをしていただくのですが、他社さんの実際のアプリケーションを見ながら質問できる機会というのがまずありませんので、この画面の見せ合いがやはり1番盛り上がりますね。手間暇はかかる分、2社さんにとっては非常に有用な情報が得られるているようです。ですから、Qlik Luminaryとしてこの「対談」という取り組みは継続していきます。


「自社ではこんなに素晴らしい取り組みをしています!」という自慢の画面を見せ合えるわけですね(笑)。それをぶつけあうのはお客様にとっても次の発展に必ず繋がってきますね。

私も含めアシスト社員にとって非常に有用なのは、お客様の本音や生の声をお聞きできるということです。また、Qlik Luminaryという私の立場では、お客様がどのような業務でQlik製品を使っているのかを改めて深く知ることで、それをさらに別のお客様にフィードバックを行えるなど、私自身のナレッジ形成にも繋がっています。

我々メーカーがQlik Luminaryを選出するにあたっては、「データを活用する」という文化そのものを世の中にいかに広めるかということへの功績に対する評価と、期待とが込められていますので、まさに花井さんの活動そのものといった感じですね。
「対談」の他にも取り組まれていらっしゃることはありますか?


IT部門とユーザ部門のコラボレーションを目指し、講演活動も実施


弊社のセミナー等でお客様に発表いただくQlikViewの活用事例には、他のお客様にもぜひ共有したいというお話が多々ありますので、お客様の承諾を得た上で再構成し、講演させていただいています。
建設機械メーカーの小松製作所様、丸亀製麺を展開するトリドール様など、いくつかの会社様の事例を1セッションとしてまとめることで、聴講される方からは「とてもお得感がある」というお言葉をいただいています。また、ITというよりも業務(ビジネスユーザ)を意識した内容にしていますので、業務ユーザの方からも非常に有用だと仰っていただくことが多いです。


恐らく、IT部門の方々も自社のユーザがどのようなニーズを持っているのをなかなか把握できていないなど、いろいろなジレンマをお持ちだと思いますので、ITの部門の方々にとっても良い「気づき」になっているのでしょうか。

仰る通りです。
ですから、ユーザ部門として考えていることや実現したいこと、ビジネスの課題などを私の方から改めて共有させていただきます。とはいえ、IT部門の力添えがないとシステムはうまく回っていかないというのが私の信条でもありますので、IT部門とユーザ部門がどうやってコラボレーションしていけば良いのかという点についても講演内容としてお話しています。

自らの経験を発信していくという花井さんのQlik Luminaryとしての活動はとても素晴らしく、弊社にいるグローバルの仲間たちには私よりも花井さんの方が有名なぐらいです(笑)。「日本にはMr.Hanaiがいる」と多くの人間が個別のお名前として認識していますよ。


「R&Dに直接意見を届けよう!」~スウェーデンはルンドへ渡航~


そうですか(笑)。ありがとうございます。
Qlik Luminaryの活動の一環として、昨年の10月にスウェーデンのルンドに渡航してきました。これはデンマークにいる1人のLuminaryが「みんなでルンドに行ってR&D部門に生の声を届けよう!」という企画で、世界中から8人のメンバーが集結し、わいわいがやがやとルンドの本社にお邪魔してきました。製品の品質に関する要望やサポート体制などについて、R&D部門の責任者マイク・ポッターさんに直接お話しをしたり、Qlik Luminary8人でプライオリティの高い問題をまとめて要望書として提出するなど、忌憚のない意見を交換できるとても有意義な時間となりました。連想技術の特許を出願されたホーケンさんが現れた時は、レジェンドにお会いできた!と感動してしまいました。
その中で、日本の事例をお話する機会もあったのですが、みなさんとても興味深く聞いてくださいましたね。

※スウェーデンのルンドはQlik製品生誕の地です。現在もQlik製品の開発(R&D)が行われています。


とてもおもしろい企画ですね。
日本人は細かいとよく言われますが、アプリケーションの作り方においても細かさの違いというものがやはりあるのでしょうか?


地図を使った分析事例には、日本人のきめ細やかさに感嘆の嵐!



あると思います。GeoQlikという地図連携オプションの製品と組み合わせた地図を使った分析事例をお見せした時は、もの珍しかったようで歓声がわきましたね。CRMのデータやIoTデータを地図上に視覚化して意思決定をする事例を皆さん興味深く聞き入っていましたし、なかなかそこまではやらないなぁというようなことを仰っていました。


そういった事例をご紹介して、海外の方々からの反応がわかるというのは楽しいですね。
残念ながら私はまだルンドには行ったことがないのですが、花井さんの印象はいかがでしたか?

ルンドは少し田舎町という土地柄なのか非常に静かで、御社のR&Dの方々もみなさん物静かで落ち着いていらっしゃって私たちの話にも真剣に耳を傾けてくれました。青い目に金色の髪、まさに妖精のようで、まるでムーミンの世界に迷い込んだような感じでした(笑)
「こういった環境でQlik製品というのが生まれてるんだなぁ」と感慨深かったですね。



後編では、ソフトウェアとしてその品質の高さ感動した「QlikView」との出会いから、
セルフサービスBIとしてGartnr社からも高評価を得る「Qlik Sense」について、さらに熱い想いを語ります!



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