Salesforceと基幹システムとのデータ連携にDataSpiderを採用し、カスタマーサポートの効率化とサービス向上を実現
四国ガス株式会社
- 導入製品/サービス…
- DataSpider Servista
四国ガスは1912年の創業以来、100年以上にわたり都市ガスを絶やすことなく提供し、快適な生活の実現と地域社会の発展に貢献しています。エネルギー自由化による競争激化の環境を勝ち抜くため、DX推進に着手。Salesforceと基幹システムとのデータ連携で活用したDataSpider Servista (以下、DataSpider)についてお話しいただきました。 |
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「Salesforceと基幹システムとのデータ連携の仕組みは、システム開発の経験がないメンバーが担当しましたが、DataSpiderの高い開発生産性により、予定された期間内で処理を実装することができました。Salesforceについて知見がない状態からのスタートでしたが、データ連携開発を内製化できたことは、大きな収穫でした。」
管理本部 情報システム部 課長代理 佐々木 勇人 氏
課題/背景
- お客さまセンターで使用するSalesforceと基幹システムのデータを連携する仕組みが求められていた
- Salesforceについて知見がなく、Salesforceのデータ構造を理解するのに苦慮していた
- Salesforceのデータ構造の制約により、データの持たせ方に工夫が必要だった
対策
- Salesforceと基幹システムとのデータ連携基盤として、DataSpiderの採用を決定
- パートナー企業の協力を得てSalesforceのデータ構造に対する理解を深め、データ連携の仕組みを内製化
- DataSpiderのSalesforceアダプタを活用し、Salesforceと基幹システムとのデータ連携処理を実装
効果
- Salesforceについて知見が無い状態からのスタートで、基幹システムとのデータ連携基盤を実装
- 1年間の時間的な制約がある中で、1名の体制で開発に着手しプロジェクトを完遂
- 数分間隔でのリアルタイムに近い形でデータ連携を実現し、カスタマーサポートを効率化
概要
2017年4月より開始された都市ガス事業の小売全面自由化により、四国ガスを取り巻く環境は急激に変化しています。同社では競争力強化と付加価値向上のため、2019年よりDXの取り組みに着手しました。業務効率化と顧客サービス向上を目指して設立されるお客さまセンターでもSalesforceの導入が決定し、契約者情報を活用するために基幹システムとのデータ連携が求められていました。
当初はSalesforceと基幹システムとのデータ連携開発を外部委託することも検討されましたが、既に社内で実績のあるDataSpiderをデータ連携基盤として採用し、Salesforce用アダプタを活用した内製化の方針が決定しました。Salesforceについて知見がない状態からのスタートにも関わらず、Salesforce導入担当企業の協力やSalesforceアダプタの活用により、1名の開発体制および1年間の限られた期間内でデータ連携基盤整備を実現したのです。
システム概要図
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- ※本事例は取材時の内容に基づくものです。
- ※製品内容は、予告なく変更される場合があります。
- ※記載されている会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。
お客様情報
※お客様情報は取材時の内容に基づくものです。
設立 | 1912年11月 |
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URL | https://www.shikoku-gas.co.jp/ |
従業員数 | 481名(2022年4月1日現在) |
取材日 | 2022年11月 |
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