不可能だった大容量テーブルのデータ統合を実現。全社規模で利用する情報基盤を整備し、さらなる情報活用の促進へ
三菱電機ビルテクノサービス(新社名:三菱電機ビルソリューションズ)
- 導入製品/サービス…
- Precisely Connect(旧 Syncsort DMExpress)
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三菱電機ビルテクノサービス株式会社は、基幹系システムに格納されている大容量テーブルのデータを情報系システムに統合するため、「Syncsort DMExpress」を採用しました。実データを用いた検証の結果、同社が従来から利用しているETLツールと比較し、圧倒的な高速性を発揮したことが最大の決め手となりました。これにより、ユーザに公開を求められていた基幹系のデータがデータウェアハウス(以下、DWH)に統合され、全社的な情報活用の更なる促進が期待されています。 |
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導入のPOINT
1. 既存のETLツールでは不可能だったバッチ処理時間内でのデータ統合を実現した圧倒的な高速性
2. 基幹系データのDWHへの統合を実現し、BIツールからの検索レスポンスを大幅に改善
3. 情報活用基盤のデータ拡充により、ユーザ数の増加と全社的な情報活用の促進に期待
課題
- 既存のETLツールでは夜間バッチ処理時間内に、数億件に上る基幹系システムのデータをDWHに統合することができなかった
- BIツールから基幹系DBを直接参照する必要があったので、検索レスポンスに不満があった
- 約1万名が登録されている全社規模の情報系システムの利便性向上が求められていた
対策
- 本番環境で3億件以上の実データを用いたDMExpressの検証を実施
- 検証期間中のジョブの開発を通じて、既存のETLツールに比べて開発生産性の高さを実感
- 必要データがDWHに統合されたことでBIツールからの検索レスポンス向上を実現
効果
- 既存ETLツールではできなかった大容量テーブルのデータ統合が約4時間で処理可能となり、本番運用に目処
- GUIによる開発が容易でチューニングが不要なため、短期間でのツール習得が可能
- データのDWH統合により、検索レスポンスと利便性の向上がもたらされ、全社的な情報活用の促進に期待
システム概要
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事例詳細は、PDFをダウンロードしてご覧いただけます。
お客様情報
※お客様情報は取材時の内容に基づくものです。
会社名 | 三菱電機ビルテクノサービス(新社名:三菱電機ビルソリューションズ) |
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概要 | 昇降機や空調設備等ビル設備の販売、据付、保守、遠隔監視/制御をはじめとした、ビル設備全般の診断やコンサルティング、リニューアルなどトータルビルシステム事業を手掛ける。 |
本社 | 東京都荒川区荒川7-19-1 |
設立 | 1954年3月29日 |
資本金 | 50億円 |
従業員数 | 8,949名(2015年4月1日現在) |
URL | http://www.meltec.co.jp/ |
取材日 | 2015年5月 |
関連製品/サービス
Precisely Connect(旧 Syncsort DMExpress)
Precisely Connect(プリサイスリー コネクト)は、高性能なデータ統合(ETL)処理、バッチ処理を簡単に開発できる「最も賢い超高速ETLツール」です。他のETLツールにはない独自の自動チューニング機構「スマートETLオプティマイザ」が、効率性・高速性・信頼性を備えた高品質・高性能の処理を誰でも簡単に開発することを可能にします。※2022年3月24日、Syncsort DMExpressはPrecisely Connectに製品名を変更しました。
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