比較

「似て非なるもの」

Oracle CloudにはOracle Databaseを中心とした豊富なPaaSが提供されています。
他のクラウドにはない専用のエディションやクラウド移行を後押しする独自のルール、SLAも存在します。
また、他のクラウドと比較してPaaS/IaaSともに低コストで提供されています。

Oracle Cloudだけにしかない特長

CPUの概念

1 OCPU(オー・シー・ピー・ユー) = 2 vCPU

1 OCPU = 1物理コア(ハイパースレッドされるので実質2コア)
1 vCPU = 1スレッド (ハイパースレッドされたうちの1スレッド)

Oracle Cloudだけにしかない特長 CPUの概念

移行時の期間ライセンスが不要

PaaSにライセンス持ち込み(BYOL)する場合は一定期間に限り期間ライセンスなしで並行稼動が可能(通常は、移行元と移行先のライセンスが2つ必要)

Oracle Cloudだけにしかない特長 移行時の期間ライセンスが不要

Oracle DatabaseのRACを構成できる唯一のクラウド

Oracle CloudのPaaSではOracle Databaseの可用性構成であるReal Application Clusters(RAC)構成を利用可能です。ブラウザからRAC構成を選択するだけで簡単に環境ができあがります。

Exadataもクラウドで利用が可能

  • Exadata Cloud Serviceを提供。時間課金でExadataを利用可能。
  • オンプレミスに設置するプライベート・クラウド型サービスのExadata Cloud@Customerを提供

Exadata Cloud@Customer

ハードウェア
  • Base / Quarter / Half / Full Rackの4つのモデルを選択可能
  • 利用するCPUリソースを1秒単位で指定可能
ソフトウェア
  • Oracle Database Cloud Serviceをバンドル
  • エディションはEE Extreme Performanceを採用
    →すべてのEEオプションを利用可能
  • BYOL to PaaSに対応
サービス
  • インフラ層はOracleがリモートでモニタリング。
    お客様はDB層の管理に集中できる
  • 最低4年契約のサブスクリプション・モデル
Exadata Cloud at Customer

Performance SLA

業界唯一のPerformance SLAを規定しています。
他のクラウドでは可用性のSLAは提供しますが、ネットワークやブロック・ストレージのパフォーマンスに対するSLAや管理APIが確実に使えることを保証する「管理性」のSLAも定めています。

Oracle Cloudだけにしかない特長 Performance SLA

低コストな料金

他のクラウドと比較して、安価な課金体系となっています。(IaaSの利用料金やネットワークのアウトバウンド通信料金など)

Oracle Cloud Infrastructure Compute の価格(VM)

1 OCPU/時間当たりの利用費用 単価
Compute - Virtual Machine Standard ¥7.656
Compute - Virtual Machine Dense I/O ¥15.30
Compute - Virtual Machine Standard - E3(OCPU+MEMORY) ¥5.88
Compute - Virtual Machine Standard - E2 ¥3.60
Windows ライセンス ¥11.04

※DenseIO インスタンスには、ローカルNVMe SSDが付随しています。
※ブロックストレージ(インスタンスに紐づくストレージ)の契約が別途必要です。
※VM構成の他にBM(ベアメタル)構成も可能です。価格については別途ご相談ください。

Oracle Networking Cloudの価格

製品 Unit Price 課金単位
アウトバウンド・データ転送 - 最初の10 TB (1か月あたり) 無償 1か月あたり1 GBのアウトバウンド・データ転送
アウトバウンド・データ転送 - 10 TB超 (1か月あたり) 1か月あたり1 GBのアウトバウンド・データ転送
インバウンド・データ転送 無償 1か月あたり1 GBのアウトバウンド・データ転送

※VPN Connectは無償サービスで、ポート時間料金はかかりません。データ転送コストは、Networking Cloudの価格に含まれています。