アプリケーション(SaaS)、プラットフォーム(PaaS)、インフラストラクチャ(IaaS)の全領域をカバーする豊富なサービスが提供されています。
また、クラウド環境をお客様のデータセンター内に設置する「Cloud@Customer」もあります。これによって、お客様のファイアウォール内にハイパフォーマンスなクラウド環境を物理的に持ち込む事が可能になります。
パブリック・クラウド | プライベート・クラウド Cloud@Customer |
---|---|
PaaS (DB、Java、Big Data、BIなど) |
データを外部に持ち出さず、自社のデータセンター内でOracle Cloudを利用可能 |
IaaS (コンピュート、ストレージ、N/Wなど) |
Oracle Cloudには、Oracle Databaseの様々なバージョンやエディション、シングル構成やRAC構成、Oracle ExadataやAutonomous Databaseなど、これまでのOracle Database製品からOracle Cloudにしかないサービスがラインナップされています。
そして、3層構造システムには、データベースに接続するためのアプリケーションサーバやWebサーバが欠かせません。Oracle Cloudには、データベースの他にコンピュート・インスタンスが提供されています。コンピュート・インスタンスは、仮想マシンやベアメタルインスタンスを選択することができ、必要なソフトウェア環境を構築することができます。
項目/構成 | OCI Database | 他社DBサービス(OracleDB利用) |
---|---|---|
価格体系 | Universal Credit | 従量制 |
ライセンス持ち込み | 可 | 可 |
対応バージョン (※1) | 11gR2,12cR1&R2,18c,19c,21c | 12cR1&R2,18c,19c |
対応エディション | SE,EE,EEHP,EEEP | SE,EE |
機能制限 | なし | あり (※2) |
構成 | RAC構築可能 | RAC構築不可能 |
サポート費 | 価格に含む | 別途必要 |
(※1) 各バージョンにはサポート期間が設けられており、情報がアップデートされる可能性があります。
(※2) マルチテナントやフラッシュバック・データベースなど一部の機能が利用できません。
オンプレミス環境で慣れ親しんだ製品、培った運用方法も無駄にすることなくOracle Cloudに丸ごと移行できます。
Oracle Cloudへの移行も、後戻りも自由自在。
さらにOracle Cloud上でOracle Databaseを使う際、従来のSEやEEとは異なる独自のエディション(EE-HPとEE-EP)があります。