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OCIにおけるOracle Database 11g R2、12g R1、12g R2の新規プロビジョニング終了とその影響
Oracle Databaseのバージョン11g R2、12g.R1、12g.R2は既にすべてのメーカーサポートが終了しています。OCIのBase Database Serviceでも2024年1月中旬ころから11g R2、12g R1、12g R2での新規プロビジョニングができなくなりました。
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Oracle Cloudは従量課金制となっており、使った分だけ課金されます。
「今月分の課金っていくらだろう」「どのサービスでいくらかかったんだろう」という疑問が出てくるかと思います。
そんな時に役立つOracle Cloudの課金状況の確認方法をご紹介します。
今月分の課金額を確認するには、「コンソールの表示」と「予算」が便利です。
まずは、コンソールの表示を確認しましょう。
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赤枠内に、アカウントにおける合計課金額が表示されています。
ただし、即日反映されるわけではないため、リアルタイムに課金額を確認することはできません。
次にメニューの中にある、予算からの確認方法です。
こちらの機能は、コンパートメントごとに課金額を確認することが可能です。
また、利用予測も出してくれるため、とても便利な機能です。
予算は、メニュー内の「アカウント管理」から確認することができます。
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予算ページが表示されました。
予算の作成をクリックして、設定内容を確認してみましょう。
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こちらが作成画面です。
予算範囲は、コンパートメントかタグを指定できます。
また、予算アラート・ルールでは、課金額によってアラートメールを通知することが可能となります。
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実際のアラートメールはこちらです。
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サービスごとの課金額の確認は、「コスト分析」を使います。
コスト分析は、メニューからアクセスすることができます。
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コスト分析の画面が表示されました。
フィルタで出力する内容を絞り込んだり、グループディメンションでサービスごとやコンパートメントごとに課金額を確認できます。
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例)コンパートメント毎にDATABASEサービスをどれだけ利用したか(金額)
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なお、画面に表示している結果を、CSVやチャート画像としてダウンロードすることも可能です。
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今回は、「予算」と「コスト分析」を用いて、課金額を確認する方法をご紹介しました。
弊社検証環境でも、予算の設定やコスト分析はよく使っている機能です。
想定外の課金が発生していないかなど、定期的に確認されることをお勧めします。
愛知県の文系大学を卒業し、2019年アシストに新卒で入社。
幼いころから社内SEである父を見て育ち、同じ業界に進むことを決意。配属後は、主にOracle CloudとAWSのフィールド業務を担当している。新人の頃から主にクラウドを担当し、アシスト内ではオンプレミスを触れていない"クラウド世代"の先陣を切っている。...show more
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