- ファイル転送/MFT
HULFT10 β版でバージョンアップ検証してみた
12月10日リリース予定のHULFT10のβ版を用いて、HULFT8からのバージョンアップ検証を試してみました!
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HULFT(ハルフト)とは、ファイル連携、データ連携ツールです。
企業の情報システム内に混在するWindows、Linux、UNIXのほか、AWSやAzureなどのクラウド上のシステムで生成されるログデータやCSVファイルなどのあらゆるデータを、ファイル単位で安全、確実に転送します。
HULFTは15年連続国内シェアNo1というファイル転送ツールのデファクトスタンダードです。
名前は聞いたことがある、自社で使っているようだ、という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
実はアシストでも、2019年6月よりHULFTの取り扱いを始めました。
老舗ツールを、なぜいま・・?と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
アシストが「いま」HULFTを取り扱うのには理由があります。
HULFTは15年連続国内シェアNo1というファイル転送ツールのデファクトスタンダードです。
超有名なHULFTですので、名前は聞いたことがある、自社で使っているようだ、
という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな老舗ツールを、いまアシストが取り扱うのには理由があります。
それは経済産業省が昨年9月(2018年9月7日)に発表して以来話題となり続けている
DXレポートからも導き出すことができます。
「DXレポート ~ITシステム「2025年の崖」克服とDXの本格的な展開~」
このレポートではレガシーシステムの刷新についても述べられてますが、
実は全てのシステム刷新をせよとは述べられていないのです。
つまりどういうことか?
既存システムと刷新後システムが共存すること、を意味しています。
また今後のDX化を考えると、新システムが様々な形で構築されたり、クラウドサービスを利用したり、
データはどんどん大量になっていきます。
これらシステムを連携するためにはHULFTをはじめ、
様々な連携ツールの必要性が今以上に大きくなることを意味しています。
連携と一口にいっても
「何のために?」
「どこから?」
「どうやって?」
「どれくらい?」
「どのように?」
「どこに?」
「いつ?」
といった要素/要件を整理しないことには、始まりません。
例えば、HULFTでファイル連携しようと思っても、実はデータベースから直接SQL文で
データを取得する方式だと、HULFTを使うことができなくなります。
このように要件を整理し、その要件にあった連携方式を選択することが重要になってきます。
実装方式は以下の2種類に分類できます。
・スクラッチ開発
・ツール開発
またどちらも組み合わせての利用も可能です。
それぞれにおいてメリット・デメリットがありますので、処理用件や特性を理解した上で、
適用範囲ごとにスクラッチ、ツールを使い分けるなどを検討します。
アシストは連携ツールをご紹介できますので、セッションでは以下の製品についてもご案内をする予定です。
・DMExpress(ETLツール)
・DataSpider(EAIツール)
・HULFT(MFTツール)
適用シーンに応じた製品をご紹介しますので、今後の参考にしていただけると思っております。
詳しくは、ぜひセミナーにてお聞きいただければと思います!
HULFTやファイル連携の仕組みを図解でわかりやすく説明した資料もあります!
ぜひこちらもご覧ください。
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「ファイル転送」と聞いてどんなことをイメージをするでしょうか? |
竹石 一彦(たけいし かずひこ)
東日本技術本部 情報基盤技術統括部
2000年 株式会社アシストに入社。
データベース全般の研修講師を経て、HULFTのフィールド技術としてお客様支援に従事。趣味は旅行とおいしいものを見つけること。
12月10日リリース予定のHULFT10のβ版を用いて、HULFT8からのバージョンアップ検証を試してみました!