EAI/ETL技術者のブログ

  • 業務システムとのデータ連携
2024.12.04

JP1で実行したDataSpider処理のエラー内容を取得してみた

JP1で実行したDataSpider処理のエラー内容を取得してみた

2024年11月6日にDataSpider Servista 4.5がリリースされました。
4.5では、ScriptRunnerから実行したスクリプトでエラーが発生した際に、標準出力にエラー内容を出力する機能が追加されました。
この機能追加により、ジョブ管理ツールからDataSpiderのスクリプトを実行した際に、発生したエラーの内容をジョブ管理ツール側で確認することができるようになりました!
実際にJP1からScriptRunnerでDataSpiderのスクリプトを実行してエラーが表示されることを確認しましたので、以下に検証の流れと結果をご案内します!


1. DataSpiderでスクリプト作成





2. JP1上でジョブ設定




3. 実行



実行結果詳細を確認します。


上記画面の右側続き

まとめ

これまではDataSpider側で確認しなくてはならなかったDataSpiderのエラー詳細がジョブ管理ツールで取得できるようになりました。
この機能追加により、エラーの特定や対応の迅速化、運用担当者の負荷軽減等につながることが期待されます!
ScriptRunnerをご利用のお客様は、この機会にDataSpiderのバージョンアップと合わせてエラー発生時の運用の見直しをご検討いただければと思います!

アシストでは、DataSpiderのバージョンアップ支援も実施しております。
詳しくはコチラをご覧ください↓

記事の埋め込み
DataSpiderのバージョンアップって自分たちでできる? 過去4年で250件以上のバージョンアップを実施したアシストの支援をご紹介します!

~DataSpiderのバージョンアップって自分たちでできる? 過去4年で250件以上のバージョンアップを実施したアシストの支援をご紹介します!

この記事を読む

執筆者情報:

執筆者 大藪日登美

大藪 日登美(おおやぶ ひとみ)
株式会社アシスト
DX推進技術本部 技術統括2部 DI技術部 5課

2009年新卒でアシストへ入社後、「DataSpider」のサポート担当技術を
経て、現在はEAI/ETL製品「DataSpider」「HULFT」「Precisely Connect」の提案活動とお客様支援に従事。

関連している記事

  • 業務システムとのデータ連携
2024.10.22

地方公共団体情報システム標準化でなぜ今、データ連携基盤が求められているのか?!

地方公共団体情報システム標準化におけるデータ連携についてご紹介します。

  • 業務システムとのデータ連携
2024.08.30

DataSpiderのパワーアップ戦略!グループ共同使用ライセンスでビジネスを加速

DataSpider Servistaのグループ共同使用ライセンスについてご紹介いたします!

  • 業務システムとのデータ連携
2023.08.30

データドリブンを加速させる データ連携・流通の重要性

「データドリブンの実践を加速させるデータ連携・流通の重要性」について解説します。

ページの先頭へ戻る