クラウド移行の制約・影響を可視化し、移行計画の早期策定と迅速な意思決定を支援

株式会社アシスト（本社：東京都千代田区、URL：https://www.ashisuto.co.jp/、以下「アシスト」）は、オンプレミスのJP1をJP1 Cloud Service（開発元：株式会社日立製作所、以下「日立製作所」）へ移行する際の制約・影響を可視化し、計画と意思決定を支援する「JP1 Cloud Service移行診断サービス」を、2025年11月4日付で提供開始します。　

システムのクラウド化が進む中、オンプレミスでJP1を運用する多くの企業では、ハイブリッドおよびマルチクラウド環境を含むシステム全体の一元管理と安定稼働の確保に加え、日々の運用管理業務の効率化が重要な課題となっています。こうした背景から、SaaS型運用管理プラットフォーム「JP1 Cloud Service」への移行を検討する企業が増えています。一方で、「移行後も既存のジョブ運用を継続できるのか」「機能制約や運用上の差分がどの程度生じるのか」「SaaSとの接続にあたって、ネットワークやシステム構成等、自社環境に依存する課題はないか」といった懸念から、移行の意思決定は慎重になる傾向があります。

「JP1 Cloud Service移行診断サービス」では、PoCを通じて移行の阻害要因となり得る接続性・機能制約・運用差分を診断し、移行可否と影響範囲を具体的に示したレポートを提供します。これにより、オンプレミスのJP1からJP1 Cloud Serviceへの移行に向けた具体的なアクションプランが明確になり、移行計画の立案を加速します。また、現行のオンプレミス運用とJP1 Cloud Serviceが提供する価値のギャップを専用PoC環境でシミュレーションしながら、経営層とIT部門が合意形成に必要な情報（リスク、対応方針、スケジュール、概算効果）を早期に揃え、投資判断の前倒しを支援します。

アシストは、25年以上にわたり約4,000社のJP1導入支援に携わった実績を背景に、JP1 Cloud Serviceにおいても豊富な知見を蓄積しています。今後も本サービスを通じて、安心・安全なクラウド移行の実現に貢献します。　

本支援サービスの提供内容は、以下のとおりです。（期間は1.5ヵ月程度）

PoC用のJP1 Cloud Service環境へ、ユーザー環境（JP1エージェント、View、ブラウザ接続等）からの接続と、クラウドからの制御・操作性を事前に確認します。

既存のJP1/AJS3-Managerを対象に、アシスト独自のツールでジョブ運用状況を解析し、結果をレポートとして提供します。

専用ツールを用いて、既存のジョブ定義や運用ルールのJP1 Cloud Serviceへの適合性（制約の有無を含む）を診断。移行可否や影響範囲を整理し、結果をレポートで提供します。

JP1 Cloud Serviceのサービスポータルの基本的な運用手順を解説。利用開始後の運用をスムーズに立ち上げられるように支援します。

https://www.ashisuto.co.jp/enishi/system_management/jp1-cloud-diagnosis.html

1,650,000円（税込）

株式会社アシスト　ビジネスインフラ技術本部 システム基盤技術統括部　担当：岡野
URL：https://www.ashisuto.co.jp/pa/contact/jp1-cloud-diagnosis.html

株式会社アシスト　広報担当：曽根原、長谷川
TEL：03-5276-5850
URL：https://www.ashisuto.co.jp/corporate/contact/press_room/

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