
- ある日のアシスト
「アシストし合う、場をつくる。」は、自社を超えて!
アシストの価値の1つである「アシストし合う、場をつくる。」として、CRMプラットフォーム「Salesforce Sales Cloud」のユーザー会で、アシストの取り組みを発表させていただいた様子をご紹介します!
アシスト中日本支社 オフィス前(帰宅訓練当日) |
皆さんは、職場で大きな地震や災害が発生したとき、どのように帰宅しますか?アシストの中日本支社では、「災害時帰宅訓練」を実施しました。実施に至った背景や当日の様子と、終了後の関係者の声をご紹介します。
アシストでは、災害時の安全確保のため各オフィスにヘルメットや飲料水、カンパンなどの防災備蓄品を常備しています。各拠点で自衛消防隊を組織し、年1回ビルの防災訓練にも参加。新入社員は入社時にAED訓練を受講し、全従業員が年1回、防災動画教育を受けています。BCP(事業継続計画)文書も策定し、事業継続方法の計画にも取り組んでいます。
中日本支社では、全社での取り組みに加え、災害時の初動マニュアルを独自に再整備しているほか、執務室の備蓄品である簡易トイレなどの防災グッズの使い方を学ぶなど、防災への取り組みを積極的に進めてきました。しかし、災害時に本当に役に立つのは、社員一人一人が実訓練に参加し、体感として「災害時にどうするべきか」を自分事として経験する事が大事と考え、「いざ」というときに従業員が安全に行動できるのかを実践してみようと企画されたのが、「災害時帰宅訓練」です。出社時に災害が発生し、公共交通機関が止まり帰宅困難となった場合、原則として2日間はオフィスに留まります。ただし、家庭の事情などで帰宅が必要な状況を想定し訓練を行いました。
災害時帰宅訓練の目的 |
災害時帰宅訓練は、以下のように行われました。
今回の帰宅訓練は、「いざ」というときに的確に判断できるよう、現実的に使える場所やモノ、連絡手段をあらかじめ把握しておくことが目的です。ただ帰宅ルートを歩くだけではなく、途中立ち寄るトイレや休憩場所、帰宅支援ステーションの位置などを確認しながら帰るよう、運営側からの案内がありました。
なお、運営側とのコミュニケーションは、実際の災害発生時にアシストで利用している安否確認サービスを介して行いました。参加者はスマートフォンを使い、運営側に帰宅中、帰宅済、社内滞留中の状況を都度報告します。徒歩での帰宅訓練としていますが、無理はせず交通機関を使うことも可能です。
「私の場合は自宅まで10kmあるのですが、いざというときには絶対に家に帰りたい、家族のためにも帰らないと!という気持ちがありました。
帰宅方面が同じ5人でスタートしましたが、途中からは帰宅経路が異なるため、1時間半後に2人、最後は1人になりました。当日はあいにくの雨で、さらに途中から風も強くなってきたので、少しだけつらいなと感じる場面もありました。帰宅時間は、想定より1時間多く、3時間半もかかってしまいましたが、終わった後は何だか達成感を得ました。
そういえば、帰宅支援ステッカーが途中のコンビニのほとんどに貼ってあったので、ここでも支援を受けられるのだな、と心強く感じました。同じ方面の仲間と歩きながら、備えについてしっかりと意見交換ができた事も良かったです。『もしもに備える安心』を学べた日となりました!」
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同じ方面のグループでスタート! |
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帰宅経路の、公園のトイレをチェック。 |
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途中の多目的ホールへ。 |
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1時間半ほど一緒に歩いたメンバーとは、帰宅経路が異なるため、ここで解散。 |
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ほとんどのコンビニエンスストアに「帰宅支援ステッカー」が貼られていました。 |
訓練後のアンケートでは、参加者の約8割が「非常に良かった」「良かった」と評価。「家族と有事の相談をする良いきっかけとなった」とのコメントも寄せられました。
また、実際に雨の中濡れながら歩いた事で、「防水装備や歩きやすい靴の大切さを痛感した」、「自宅までたどり着くのは体力的にきつい」、「天候やインフラ、体調次第で会社に留まる選択も現実的」といった、机上の計画を超えた多くの気付きが得られたようです。
一方で、参加者の声と運営側の両面から、明らかになった課題もありました。
やってみて初めて分かる事の多かった災害時帰宅訓練。さらにこの取り組みは、アシスト北海道や西日本支社といった、他地区にも広がりを見せようとしています。全社での防災体制とも連携し、全ての従業員の「安全・安心」を守る仕組みづくりに挑戦できる職場文化を育んでいきます。
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企画に取り組むことで改めて感じた「防災の意義」
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災害時帰宅訓練、大変お疲れ様でした。事前の準備と確認から、当日の訓練実施まで、皆さん大変真剣に取り組んでいただきました。 |
アシストの価値の1つである「アシストし合う、場をつくる。」として、CRMプラットフォーム「Salesforce Sales Cloud」のユーザー会で、アシストの取り組みを発表させていただいた様子をご紹介します!
2025年4月1日、53名(株式会社アシスト:48名、株式会社アシスト北海道:5名)の新入社員がアシストグループの新しい仲間として加わりました。