アシストのブログ

  • 鴨川だより
2023.03.31

鴨川だより~充実の早春~

株式会社アシスト 代表取締役会長
ビル・トッテン


今年は桜の開花が早く、靖国通りでは3月中旬には一気に開花し、少し遅れた京都でも鴨川沿いのソメイヨシノが場所によってはきれいに咲いています。何年か前に植えた桜 も満開になりました。この日は生垣が一本枯れてしまったので、植木屋さんが木を植え替えに来てくれました。



3月は忙しくも楽しい月になりました。プライベートでは親戚一同で秋田へ家族旅行に行き、駒ケ岳温泉と乳頭温泉に一泊ずつしました。皆は一日に何度も温泉に入るのですが私は一度入れば満足で、長年日本に暮らしていても「長湯」ができないのは暑がりのせいかもしれません。

仕事では東京でスピーカーとして登壇し、たくさんのお客様とお会いしてお話をする機会がありました。講演では米国やウクライナ問題についてお話ししたのですが、それからわずか数日後には、中国が仲介してイランとサウジアラビアが7年ぶりに外交関係正常化で合意するという画期的な出来事がありました。2月にはイラン大統領が中央銀行総裁や政治・経済代表団を率いて北京を訪問し、農業や貿易など多くの二国間協力協定を調印しています。さらには習近平主席がロシアを訪問し、プーチン大統領と共同声明を発表しました。米帝国主義外交政策の戦略家ブレジンスキーが『地政学で世界を読む : 21世紀のユーラシア覇権ゲーム』で書いていた、「ユーラシア大陸から米国を追い出そうとする地域連合ができると米覇権が揺らぐ」「最も危険なシナリオは、中国、ロシア、そしておそらくイランが反覇権で連合すること」という状況が出来上がったのです。

中国のウクライナ和平提案に対しても、米国は無視して追加の兵器をウクライナに送ることを決めています。日本の首相といえば、(おそらく米国の命令で)ウクライナを訪問してゼレンスキー大統領にさらなる資金援助を約束しました。BRICS諸国やトルコ、ベトナム、またアフリカや中南米の国が米国側から中国・ロシア側へ移転を加速させています。敗戦後に受けた米国の洗脳が解けない日本は、このまま米覇権と共に沈没してしまうのでしょうか。



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