社内に散在する多様なデータを集約し、Salesforceとの連携を効率的に実現。カスタマーサクセスを支える、データ活用基盤を整備。

アットホームでは、業務プロセスの見直しや社内に散在するデータを集約・共有することで顧客満足度の向上を目指し、従来の営業支援システムを刷新してSalesforceの導入を決定しました。Salesforceを営業部門に展開するにあたり、限られた期間内で基幹システムをはじめとした各種システムとSalesforceをつなぎ、多様なデータをSalesforceに確実な登録が可能なデータ連携基盤を構築する必要性に迫られていました。

ノンプログラミングでデータ連携が可能な点や、Salesforceに関するシステム開発経験が浅いメンバーでもアダプタを活用することで容易にSalesforceとの接続が可能になる点を評価し、データ連携基盤としてDataSpiderの採用を決定しました。Salesforceと連携するデータは複数種類のデータベースや、各種のcsvやExcelなど多岐にわたりましたが、接続先のデータベースやSalesforceの特性、連携データの重要度および担当者のスキルに応じて最適なデータ連携方法を選択し構築しました。また、DataSpiderのスクリプトをJP1の管理下で実施することで、既存の監視体制にデータ連携処理を組み込むことができ、都度発生するデータ連携のジョブやリトライを制御することで、安全な処理の実行・運用を実現しています。

およそ半年、業務部門含めて5名の担当者で約40種類のデータをSalesforceに登録する仕組みを実装し、Salesforceを活用した顧客サービス向上を支えるデータ活用基盤の整備に貢献しています。今後はSalesforce以外のデータ連携の仕組みにもDataSpiderを活用し、更なるデータ活用の推進や業務の効率化への貢献が期待されています。

※お客様情報は取材時の内容に基づくものです。