神戸製鋼所が業務分析プラットフォームにQlikViewを採用
グループ総合力を高めるべく全社に展開
株式会社神戸製鋼所
- 導入製品/サービス…
- Qlik
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日本を代表する大手鉄鋼メーカーである神戸製鋼所は、2010年、グループ全体の中長期経営ビジョン「KOBELCO VISION“G”」を策定。新しい価値の創造とグローバルな成長を目指す取り組みの中で、グループ総合力の強化とともに、事業部門や工場の拠点を超えたエンタープライズ・レベルでの情報共有を進めています。その一環として、業務課題を発見し、業務改善のアクションにつなげる仕組みを実現するため、QlikViewを採用しました。調達部門での導入を皮切りに、社内での利用が広がり、生産性の向上などにつながっています。今後も、同社の事業を支える業務分析プラットフォームとして全社展開を加速させる計画です。 |
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導入のPOINT
1. 精度の高いデータを分析し、業務改善のアクションにつなげる仕組みを実現
2. 事業部門、各工場にまたがる調達情報を可視化し、全社的な調達コストを削減
3. 銅板の圧延工程分析により、5%の生産性向上を実現
課題
- 操作性の問題などから、従来のBIツールは現場に定着しなかった
- 分析対象となる膨大なデータをタイムリーに活用できる仕組みがなかった
- ものづくり力の強化を実現するため、各部門データの「見える化」と有効活用が強く求められていた
対策
- 事業部門や工場の拠点を超えたエンタープライズ・レベルでの情報共有を促進
- 明細レベルの粒度の高いデータを分析して、業務課題を発見
- 業務改善のアクションにつなげる仕組みを実現するため、QlikViewを導入
効果
- 様々な分野での見える化を実現し、業務プロセスを最適化
- 圧延工程において品質と速度の限界の見極めが可能となり生産性が向上、電力使用量の見える化により省電力化にも貢献
- 調達データを取引先/品目/期間/金額等の集計項目別に瞬時に確認できるようになり、調達費用が低減
システム概要
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事例詳細は、PDFをダウンロードしてご覧いただけます。
お客様情報
※お客様情報は取材時の内容に基づくものです。
会社名 | 株式会社神戸製鋼所 |
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概要 | 神戸製鋼所は、鉄鋼、アルミ、銅などの素材事業や機械事業を中心に幅広い分野でものづくりを進め、独創的なオンリーワンの技術や世界シェアNo.1の製品を次々と生み出し、提供する大手鉄鋼メーカーです。グループの総合力を活かした複合経営で、グローバル市場において存在感のある事業を展開しています。 |
神戸本社 | 兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通2-2-4 |
東京本社 | 東京都品川区北品川5-9-12 ONビル |
設立 | 1911年6月28日 |
資本金 | 2,509億円(2014年3月31日現在) |
従業員数 | 連結 36,019人(2014年3月31日現在) 単体 10,586人(2014年3月31日現在、出向者を除く) |
URL | http://www.kobelco.co.jp/ |
取材日 | 2015年1月 |
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