Citrixの活用でITインフラの価値を最大化!
様々なIT課題をリモートアクセス技術で解決
株式会社ゴールドウイン
|
数多くのスポーツ用品ブランドを展開し、商品やサービスの開発、販売を手掛ける株式会社ゴールドウイン。同社は時代の変遷と共に変化する業務やIT課題に対し、システムも変化させてきました。そのIT課題や運用変化に対応し、問題を解決する手段として、Citrix を利用したリモートアクセス技術を柔軟に活用する事を選択。移り変わるITインフラの利用価値を、常に最大化し続けています。 |
|
導入のPOINT
1.変化する業務やITインフラの課題にCitrixを活用して柔軟に対応
2.レガシーから最新技術まで安心して使い続けることができるCitrixの安定性
3.メーカーサポートが無い状態でも高いクオリティでサポートを提供するアシストの技術力
課題
- レガシーアプリケーションの継続利用のためCitrixを活用したかったが、Citrix社のサポート終了に伴い、契約ベンダーのサポートも終了してしまった
- 汎用機からWindows、Macまで様々な環境やアプリケーションに起因するITインフラの課題が時代の変遷とともに発生し、都度対応に迫られていた
対策
- Citrix社のサポートが終了したバージョンでも、豊富な自社ナレッジでサポート提供をしているアシストに契約を切り替えた
- 長年活用を続けるCitrixによるリモートアクセス技術を応用することで、様々なITインフラに関する課題を解決するように検討を進めた
効果
- 採用から20年近い年月を経た現在も、Citrixとアシストのサポートを活用して様々なITインフラの課題解決を実現できている
- 新たな課題に対して新規ソフトウェアの検討ではなく、使い慣れたCitrixでスピーディーな課題解決ができる
活用業務例
|
リモートアクセス技術で様々なIT課題を解決していたCitrixのメーカーサポートが終了
「ザ・ノース・フェイス」や「ヘリーハンセン」など、数多くのスポーツ用品ブランドを展開し、「スポーツを通じて豊かで健やかな暮らしを実現する」ことを目指す株式会社ゴールドウイン(以下、ゴールドウイン)。同社ではサーバ上のアプリケーションや、デスクトップにリモートアクセスするための製品であるCitrix Virtual Apps(以下、Citrix)を、社内のITインフラとして採用し、システム課題に対して用途を変えながら、長年に渡り活用を続けています。
導入当初の活用例としては、基幹システムのジョブネットが夜間に停止してしまった際に、自宅から迅速に障害対応出来るよう、エミュレータへリモートアクセスできる環境をCitrixで構築。安定運用並びに、担当者のメンテナンス負荷軽減の実現に繋がりました。また、クライアントPCへのデータベースアプリケーションの展開に悩んだ際には、サーバ上に導入したアプリケーションへ直接リモートアクセスする環境を構築することで、1台ごとに展開せずとも早々に業務を開始させるなど、様々な場面でシンクライアントの技術を応用したIT運用を進めていました。
井上 明久 氏 |
そうした中で突如浮上した課題について、同社 経営企画本部 システム部 システム推進グループ マネージャー 井上明久氏は次のように話します。
井上氏
古いOSのレガシーアプリケーションを維持する必要があり、メーカーサポート終了のCitrixも利用継続する必要が出ましたが、当時10年程お付き合いしていた保守ベンダーには、メーカーサポート終了製品は保守できないと断られました。懇意にしている別ベンダーに聞いても、同様の回答でした。重要インフラであるCitrixを、保守なしで運用することになってしまう状況に陥りました。そこで藁にもすがる思いでCitrix社のホームページを確認したところ、Platinum Partnerにアシストの名前を発見しました。
アシストのサポートを受け、Macなど様々な環境でのITインフラ運用を実現
井上氏
当時私はデータベースを始めとするビジネスインテリジェンスが専門で、その分野を得意とするアシストとは懇意でした。サポート力についてはもともと信頼を寄せていたアシストが、サポート終了となったCitrixも自社に貯めたノウハウでサポート可能だというので、悩む理由は無く即座に契約を進めました。
その後同社はアシストと保守契約を結び、CitrixによるITインフラ課題への対応を続けていきます。例えば、Internet Explorer(以下、IE)のみで動作するWebアプリケーションへの対応では、同社の社内端末はWindows機Surfaceが標準のため、勤怠管理システムやグループウェア、SharePointなど、IEでのみ動作するWebアプリケーションが存在しました。しかし一方では、デザイナーや経営層のMac端末が100台以上ある状況だったため、Mac端末に仮想Windows OSを構築しIEを使用させていましたが、利便性やOSの追加ライセンス費用、社内LANに接続していないと使用できないという問題がありました。そこでCitrixを使用することで、サーバー上の「IEのみ」へのリモートアクセス環境を構築して、Mac利用者でもスムーズにアプリケーションを利用できるようにしました。
そうすることで、Macの仮想OSにかかる使用リソースおよび、Windowsライセンス削減を実現できました。また、Windows用VPNが実装出来ないMac端末においても、社外からのセキュアなアクセスが可能になり利便性も向上しました。この環境は、テレワーク環境構築時にも活躍することになります。このように、利用端末や利用場所が変わっても「安全かつ確実に業務遂行できる環境を提供する」というシステム部の使命を果たすことに、Citrixは貢献していました。
Citrixを活用したシステムの価値向上を支援するアシストのサポート
サポートをアシストに切り替えてから数年経ち、今はCitrixもバージョンアップしてサポート対象となりましたが、アシストのヘルプデスクの対応は以前と変わらず、高いクオリティを維持しています。事例ベースの杓子定規な対応ではなく、同じ環境を作り再現し同じ目線で考えてくれる、質問の意図を汲み取ってくれるスタンス。100%に近いインシデント解決率とスピードの速さ。これまで多くの問い合わせをしてきたが、問い合わせ数が多いのは信頼しているからだと、Citrixとアシストへの「信頼」を井上氏は次のように語ります。
井上氏
トラブル対応から設定変更の相談など、まずは何でも聞いてくれるのは大きいと思います。たとえバージョンごとに名前を変えていっても、Citrix製品は時代や業務、システムの移り変わりに合わせ幅広くIT課題を解決し、システムの利用価値を高めてくれました。また、新しくすることだけが良いわけではなく、設定を変えることや工夫をすることで長く使え、解決できる課題もある。これを支援してくれるのがアシストです。
これからのゴールドウインの成長をOneチームで支援するアシスト
これから先も、スポーツを通じて豊かで健やかな暮らしを実現するために、スポーツ、衣料にとって重要な環境問題に対し、革新的な開発を行っていくゴールドウイン。そのためには継続したITインフラの利用価値向上が重要であると、井上氏は今後のアシストへの期待を語ります。
井上氏
アシストの営業は、製品の売り込みよりもどんな事でも相手の会社の話を聞き、興味をもつ、そのスタイルが特徴です。営業もサポート部門への問い合わせ内容を確認してくれたり、営業に伝えたトラブルの背景をしっかりヘルプデスクの担当とも連携されていたり、「Oneチーム」で関係者一丸となって支援してくれるのがアシストだと思います。
Citrixという優秀な製品とアシストの高品質なサポートにより、新たな課題やニーズにも安心して取り組むことが可能となりました。今後もCitrixの成長とアシストのサポートに期待します。
- ※ 本事例は取材時の内容に基づくものです。
- ※ 製品内容は、予告なく変更される場合があります。
- ※ 記載されている会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。
ゴールドウイン様の事例記事(PDF)をダウンロード
本事例をまとめたPDF資料を今すぐダウンロードいただけます。印刷や社内共有等にご活用ください。
本事例でご紹介したお客様情報
※お客様情報は取材時の内容に基づくものです。
会社名 | 株式会社ゴールドウイン |
---|---|
概要 | ゴールドウインはアスリートから一般のスポーツファンまで幅広く、数多くのブランドを展開するスポーツアパレルメーカーです。各ブランドの高度な専門性を追求し、多様なニーズに応えるものづくりを実現しています。 |
本社 | 東京都渋谷区松涛 2-20-6 |
設立 | 1951年12月 |
資本金 | 70億7,900万円 (2021年3月31日現在) |
従業員数 | グループ 2,830名 ※2021年3月末時点 |
URL | https://www.goldwin.co.jp/ |
取材日 | 2021年5月 |
関連製品/サービス
Citrix Virtual Apps and Desktops / Citrix Gateway
Citrix Virtual Apps and Desktops の導入とサポートならアシストへお任せください!
Citrixは世界中で利用されているデスクトップ&アプリケーション仮想化ソリューションです。アシストは、Citrix認定販売パートナー「Platinum Solution Advisor」として、2001年からの取り扱い経験と900社の取引実績を有します(2023年12月末現在)。お客様への最適な構成のご提案から、構築・運用・保守までワンストップでサービスをご提供し、お客様の働き方改革の実現を支援します。
- デスクトップ仮想化のデファクトスタンダード
- いつでもどこでもどんなデバイスからもオフィス環境
- 高品位なユーザー体験を提供
- 2024.5.30アシスト、SaaS横断検索×チャット機能のAIアシスタント「Glean」で顧客サポート業務の高度化を実現
- 2024.5.20エア・ウォーター、グループ企業の経営情報を管理する基幹システムをOracle Cloud Infrastructureで刷新
- 2024.3.25日本オラクルとアシスト、エネルギー会社の全社データ利活用基盤をOracle Cloud Infrastructureで刷新
- 2023.6.27UQコミュニケーションズ、Oracle Cloud Infrastructureで事業継続性を強化
- 2023.6.15南相馬市、ネットワーク強靭化のリプレースに「InterSafe WebIsolation」を採用