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達成困難と思われた大量データの超高速処理を実現。医薬品の安定供給を支える基幹システムの運用を強力にサポート

株式会社メディセオ

導入製品/サービス…
Precisely Connect(旧 Syncsort DMExpress)  


株式会社メディセオ Syncsort DMExpress 導入事例

医薬品、医療機器等の総合卸売業界におけるリーディング・カンパニーであるメディセオ。同社はメインフレームで運用していた基幹システムをオープン化しました。しかし、移行過程において、大量の医薬品・取引先データの夜間バッチ処理が、規定時間内に完了しないという事態に直面しました。この課題を解決するため、大量データの高速処理が可能なSyncsort DMExpress(以下、DMExpress)を採用し、数千万件に上る大量データの高速処理を実現しました。遅延の許されないシステムの着実な運用を実現し、医薬品の安定供給に大きく貢献しています。

導入のPOINT


1. 最大8,000万件におよぶ大量データの処理時間を1/4以下に短縮し、基幹システムの着実な運用を実現
2. PL/SQLによる開発の多くをDMExpressに置き換え、処理の高速化に加えてシステム開発の生産性向上を実現
3. DMExpressを基幹システムの中心に位置づけ適応範囲のさらなる拡大を視野に

課題

  • 基幹システムのオープン化に伴い、懸念していた大量データ処理の時間的課題に直面
  • PL/SQL中心の開発でスタートしたが、規定時間内にバッチ処理が完了しないケースが続出
  • 最大8,000万件もの大量データの処理を、規定時間内で終了させる必要性

対策

  • すでに他業務で使用していたDMExpressの高パフォーマンスに着目
  • データ処理に時間を要しているPL/SQLのプログラムを洗い出し、DMExpressによる処理に置き換え
  • DMExpressの開発ノウハウを共有し、基幹システムのさまざまな処理の高速化を実現

効果

  • 6時間以上を要していたデータ処理を、4分の1以下に短縮
  • 従来数多くあった1時間を越えるデータ処理はほぼない状況に
  • バッチ処理時間の短縮により7時間の夜間処理内でピーク時の処理も完了できており、基幹システムの着実な運用に大きく貢献
  • 基幹システムで運用されているプログラムはDMExpressが主流となり、今後もその適応範囲を拡大し、医療機関へのサービス向上を目指す

システム概要


システム概要


事例詳細は、PDFをダウンロードしてご覧いただけます。

お客様情報

※お客様情報は取材時の内容に基づくものです。

会社名 株式会社メディセオ
概要 医療や健康関連製品の流通で国内最大規模を誇るメディパルグループの事業の中核を担い、医薬品等の総合卸売業のリーディング・カンパニー。「物流ナンバーワン」の目標の元、新たなロジスティクスセンター(LC)を拡充し、より正確、迅速な物流でさらに業界をリードしている。
本社 東京都中央区八重洲二丁目7番15号
設立 2004年4月1日
資本金 1億円
従業員数 5,671名(2015年3月現在)
URL http://www.mediceo.co.jp/
取材日 2015年8月

関連製品/サービス

Precisely Connect(旧 Syncsort DMExpress)

Precisely Connect(プリサイスリー コネクト)は、高性能なデータ統合(ETL)処理、バッチ処理を簡単に開発できる「最も賢い超高速ETLツール」です。他のETLツールにはない独自の自動チューニング機構「スマートETLオプティマイザ」が、効率性・高速性・信頼性を備えた高品質・高性能の処理を誰でも簡単に開発することを可能にします。※2022年3月24日、Syncsort DMExpressはPrecisely Connectに製品名を変更しました。

  • 高速バッチ処理をチューニングレスで実現
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