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アシストのサポートをフル活用。少数精鋭の情報システム部がJP1で実現したシステム安定稼働とは

スガキコシステムズ株式会社

導入製品/サービス…
JP1  


スガキコシステムズ株式会社 JP1

東海地方を中心に、ラーメン店チェーンをはじめとした様々な飲食事業を展開するスガキコシステムズでは、長らく2人体制で社内システムの運用を支えています。これを可能にしたのは、2004年から使い続けている統合システム運用管理ソフトウェア「JP1 」です。アシストの支援の下、JP1のシステム運用製品を積極的に導入・活用してきたことで、少人数でも、システムの安定稼働やデータ活用の促進を実現しています。

スガキコシステムズ株式会社

導入のPOINT


1.ビジネスに併せて変化し続けるシステムの運用管理を支え続けるJP1シリーズ
2.困ったときに頼れる!アシストの「超」がつくほど丁寧なサポート
3.JP1の運用課題や解決法を解決へと導く国内唯一の「JP1ユーザー会」


課題

  • 基幹システムからクライアント管理までの運用業務を、情報システム部員2名で担っており効率化が必要
  • 自社内だけでは、課題解決方法の検討や情報収集に限界があった
  • JP1採用後も、システム変更や技術の変化に対応するため、運用のノウハウをもっと知りたい

対策

  • バッチ処理を皮切りに、システムの変化に併せて監視やクライアント管理など、幅広い運用業務で「JP1」を採用
  • アシストサポートセンターの「提案型サポート」を活用。JP1導入後も、アシストの営業や技術者から情報を継続的に収集
  • アシストが運営する国内唯一の「JP1ユーザー会」へ積極的に参加

効果

  • 幅広い運用業務を、少人数で効率よく遂行
  • システム運用課題の全般を、アシストに気軽に相談できる関係を構築
  • 他ユーザー企業とも交流し、他社の取り組みを参考にしたシステム運用改善を推進

JP1と情報システムの変遷



「2人情シス」によるシステムの安定運用が課題


愛知県名古屋市に本社を構えるスガキコシステムズ株式会社(以下、スガキコシステムズ)は、ラーメンや甘味を扱う「Sugakiya」、ラーメン専門店「寿がきや」、揚げたて天ぷらと博多うどんの「一得庵」、博多うどん店「木村屋」など、東海地域を中心に幅広く飲食店チェーンを展開する企業。近年では、フードトラックによる出張販売などにも力を入れており、TwitterやInstagramといった、SNSによる情報発信にも積極的に取り組んでいます。

幅広く事業を展開する同社ですが、社内システムの企画・構築・運用を担う情報システム部門は、ほぼ2名の部員で業務をこなしてきました。2002年同社に中途入社した管理部 情報システムグループ マネジャー 佐橋修氏によれば、ここ20年の間で同社の社内システム、特にインフラやミドルウェア周りの運用の在り方はがらりと変化したといいます。


佐橋 修 氏

佐橋氏  私が入社した当時の社内システムはオフコンと経理、人事パッケージソフトウェアが中心で、システムの運用や監視も手動で行えていました。しかし、2002年からシステムのオープン化が始まりました。ファイルサーバやメールサーバの導入、POSシステムのリプレースなどの取り組みを矢継ぎ早に行ったことで、状況が一変しました。

当時導入したPOSシステムは、従来と比べかなりきめ細かな販売データを取得できるようになったため、データを分析・活用するためのデータベース基盤や、BIツールを使ったデータ分析環境を新たに整備することにしました。しかし、同時にシステムの構成や処理内容も大幅に複雑化し、扱うデータ量も飛躍的に増えるため、少人数による手作業ではとても管理が追い付かなくなりました。


安定したシステム運用管理を実現するためJP1を導入


特にPOSシステムや基幹システムからデータを抽出し、分析用に加工する処理は、ツールによる自動化を行わなければ、到底手が回らなくなると考えられました。そこで幾つかのジョブ管理ツールを比較検討した結果、最終的に同社が採用したのが「JP1」でした。

佐橋氏  もともと前職でJP1を使っていて慣れ親しんでいましたし、同じ前職でもアシストを通じてJP1とOracle Databaseを導入しており、その手厚いサポートには信頼を置いていました。そのためアシストからJP1を導入することに決めました。

こうしてJP1のジョブ管理製品「JP1/Automatic Job Management System 3」をアシストから導入したスガキコシステムズは、その後の大規模なシステム刷新の際にもJP1のシステム監視製品を導入。更に、クライアントPCのデバイス制御も実現できるIT資産管理ツール「JP1/IT Desktop Management2」や、クライアント上で実行している帳票処理や分析データ処理を管理するための「JP1/Client Process Automation」など、新製品も積極的に取り入れ、基幹システムからクライアント管理まで、幅広いJP1製品による盤石な運用管理体制を構築しました。

佐橋氏  2002年から今に至るまで、弊社のシステムは大幅な進化を遂げてきましたが、JP1とアシストの強力なサポートのおかげで、ずっとほぼ2人の情報システム部員だけで、システム運用業務を回し続けられています。


アシストの単なるQ&Aを超えた「提案型サポート」を高く評価


システムの安定運用と効率化を実現した「アシストによる強力なサポート」について、佐橋氏は具体的に次のようなエピソードを話します。

佐橋氏  JP1製品の導入作業は、アシストにほぼ一任し、何の問題もなくスムーズに運びます。ただアシストの作業が他より良い点は、単に導入作業を行うだけでなく、必ず作業内容や設定項目をドキュメントで確実に残してくれることです。以前別のベンダーに作業を依頼した際には、作業内容が残っておらず、システムがブラックボックス化してしまうケースがありました。アシストに作業を任せてからは、システム改修時にも正確な情報が把握できるので、とても助かっています。

また、導入作業時だけでなく、運用していて何か困ったときには、サポートセンターへの問い合わせも頻繁に利用しています。その際にも、いつも迅速に回答をいただけますし、要望が通らない場合も必ず代替案を提示いただけるのでこちらも大変助かっています。

アシストのサポートサービスは「3人目の情シス部員」のような存在だと、佐橋氏は語りました。


国内唯一のJP1ユーザー会で生きたノウハウを吸収


また佐橋氏は、アシストが運営する国内唯一のユーザー会である「JP1ユーザー会」に発足当時からほぼ毎回参加しています。こうしたユーザー同士の情報共有の場を提供してもらえることも、アシストに対して高い信頼を置く理由の1つだと話します。

佐橋氏  情報システム担当者が他に1名しかいないため、分からないことがあっても相談相手が限られます。しかし「JP1ユーザー会」はほかのユーザーさんの生の声が聞くことができ、生きたノウハウを豊富に吸収できる極めて貴重な情報収集源なので、積極的に参加しています。

なお今後も同社では、JP1を使ったさらなるシステム運用監視の高度化や効率化を進めていきたいとしています。例えば、今後は「クラウド化」に向けて、マルチクラウド環境で構築されたJP1と、オンプレの基幹システムとのハイブリッド運用になることが予想されています。また、メンバーの働き方に併せたシステム運用のアウトソーシング化なども視野に、よりわかりやすいシステム構築が必要になることもあり、アシストとJP1のサポートに期待するところは大きいと言います。

佐橋氏  近い将来サーバをリプレースする際にはJP1も最新バージョンにアップデートしたいと考えています。そのためにはやはりアシストさんのサポートが不可欠ですから、これまで通り弊社の「3人目の情シス部員」としてぜひ手厚いサポートを今後ともお願いできればと思います。


●各略称の正式名称

JP1/AJS3  :JP1/Automatic Job Management System 3
JP1/PFM   :JP1/Performance Management
JP1/IM   :JP1/Integrated Management 2
JP1/TELstaff:JP1/TELstaff AE Professional Edition
JP1/ITDM2  :JP1/IT Desktop Management 2
JP1/CPA   :JP1/Client Process Automation


  • 本事例は取材時の内容に基づくものです。
  • 製品内容は、予告なく変更される場合があります。
  • 記載されている会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。

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本事例で採用された製品情報

アシストでは、JP1の導入を検討されているお客様向けに、各種資料を無料でダウンロードいただけます。
これ1つで概要がわかる紹介資料のほか、他社ジョブ管理製品からJP1への移行事例集、JP1が選ばれる4つの理由、ライセンス体系や見積りのコツが分かる資料など、 JP1について詳しく理解ができる資料を多数ご用意しています。貴社の検討状況に合わせてお気軽にお申し込みください。
その他、JP1に関するお見積依頼や技術的なご相談に関しましては、 こちらよりお問い合わせ ください。

本事例でご紹介したお客様情報

※お客様情報は取材時の内容に基づくものです。

会社名 スガキコシステムズ株式会社
概要 ラーメンとソフトクリームを中心とした「スガキヤ」、ラーメン専門店「寿がきや」など、東海・関西地方で広く知られる飲食店チェーンを展開しています。「お客様の生活にとってなくてはならない会社」を目指し、博多うどんの店「木村屋」や「一得庵」など新たな業態の出店も進めながら、常に新たな未来へ挑戦しています。
所在地 名古屋市中区丸の内一丁目16-2
設立 1946年3月
資本金 5,000万円
従業員数 2,445名(令和3年3月末)
URL https://www.sugakico.co.jp/
取材日 2022年2月

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