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センサーデータをリアルタイムに分析!衛生管理のIoT活用基盤をWebFOCUSで実現

イカリ消毒株式会社

導入製品/サービス…
WebFOCUS  


イカリ消毒株式会社 WebFOCUS導入事例

防虫・防鼠をはじめとした衛生管理のトータルソリューションを提供するイカリ消毒。同社では、顧客の施設に設置したセンサーから様々な衛生管理データを収集して集計・分析する「CXシステム」の利便性の向上を図るため、大幅なリニューアルを実施。WebFOCUSを活用した新ポータルサイトの構築により社内外のユーザーの利便性を向上して可視化を推進し、衛生管理品質の向上に貢献しています。

オンライン環境衛生「CXシステム」が直面した課題


── 貴社のビジネスについて簡単に教えてください。

当社では、工場や商業施設、公共施設などにおける防虫・防鼠をはじめとした衛生管理のトータルソリューションを提供しています。業界トップシェアを獲得しながら、あらゆる業界のお客様に対する企業向けの各種衛生管理ソリューションやコンサルティングから、一般家庭向けの殺菌剤や防虫剤製品まで、幅広いご要望にお応えして「美しい街づくり」を目指した取り組みを続けています。

── 「CXシステム」について教えてください。

一言で言えば、「衛生管理のIoT」です。異物混入や虫の発生は、企業のお客様にとって大損失につながりかねません。そのため施設に設置したセンサー機器から虫や鼠の捕獲データや温湿度データをリアルタイムに監視し、原因や傾向を特定し分析できるサービスを提供しています。

── CXシステムをリニューアルしたきっかけは何だったのでしょうか?

CXシステムは、お客様自身でセンサーデータを可視化、分析できる業界初の画期的なシステムなのですが、より直観的な操作でデータを有効活用できるインターフェイスが求められていました。営業部門からも、必要な情報を即座に取り出せず、報告書を作成する負荷が高いという声が上がっていました。さらには、CXシステムの開発や運用を担うわれわれ商品開発部でも、システムの構築・運用を外注していたため、機能改修・追加に多大なコストがかかるという課題を抱えていました。

新CXシステムの情報活用基盤にWebFOCUSを採用し、ポータルサイトを全面リニューアル


── そうした課題をどのように解決しようと考えたのでしょうか?

それまでCXシステムはオンプレミス環境で運用されてきましたが、構築から5年が経ち、そろそろ老朽化によって今後の拡張が見込めない懸念がありました。そこでシステムの刷新に合わせ、それまで顧客や社内ユーザーから上がっていた課題を解消できる新たな仕組みを導入することになりました。

当初は一からスクラッチ開発することも検討しましたが、完成まで極めて長い期間がかかることから断念し、パッケージ製品をベースにシステムを構築する方針を固めました。そんな折、たまたまアシストから紹介されたのがWebFOCUSでした。

── WebFOCUSを初めて知った時、どのような印象を持たれましたか?

CXシステムが抱えていた課題の解決に、まさにぴったりの製品だと直感しました。そこで早速、WebFOCUSでPOCを実施し、当社サンプルデータを使った評価とサンプル画面の作成をアシストと行いました。また、この時に作成した評価環境の画面を社内ユーザーに実際に公開して感想を募ったところ、多くのユーザーから「見やすい」「使いやすそう」と高い評価を得ることができました。

── 導入の決め手は何でしょうか?

WebFOCUSのライセンス体系はユーザー数ではなくCPUのコア数で決まるため、将来的には1万社以上の利用社を目指す当社にとっては、社外のお客様にも気兼ねなく構築したサービスを提供できる点は大きかったです。また、機能変更や追加も簡単に行えるため、開発や改修を外注に頼ることなく自分たちで行えると判断しました。このように、顧客と社内ユーザー、商品開発部、それぞれの立場で抱えていた課題を全て解決できる製品がWebFOCUSでした。

施設全体の状況把握が容易になり、衛生管理レベルの向上を強力にサポート


── システム基盤も大きく変わったようですが。

サービスレベルを向上するには、変化に柔軟に対応できる拡張性が必要です。そこで新CXシステムの情報活用基盤は、コスト削減やスケーラビリティ向上を狙って、AWS(Amazon Web Services)上に構築しました。また、旧CXシステムのデータベースとの同期をはじめ、社内外の様々な情報を取り込んだ統合データベースの構築も重要な要素のため、データ連携には多彩な用途での利用が期待でき、データ統合をGUIで容易に実現できるDataSpider Servistaを導入、活用しました。

── ユーザーの反応はいかがでしたか?

お客様からは「直感的な操作で施設全体の状況を容易に把握できるようになり、さらに高度な衛生管理対策を立てやすくなった」と大変好評です。また営業担当者は、顧客に関するデータを容易に参照・分析できるようになり、大幅にかかっていた報告書作成の工数が、最短ワンステップで出力が可能になったため、業務効率が大幅に向上しました。社内外のユーザーにとって使い勝手の良いインターフェイスに改良できたことは、WebFOCUSを導入したことによる大きなメリットです。

── 運用管理の面で変化はありましたか?

CXシステムの開発や運用は、商品開発部オンラインチームが担当しています。メイン業務は商品の開発であるため、システム運用業務にかけられる時間はどうしても限られています。その点WebFOCUSは開発効率が極めて高く、アジャイル開発がやりやすく、限られた人員と時間で内製開発を目指す私たちにとって極めて有用なツールだといえます。また、AWSの持つ冗長性・柔軟性・拡張性や、豊富なサービス群は日常的な運用の内製化を実現し、安定運用に大きく役立ちました。

スマートデバイスや動画も視野に。サービスレベルの向上を目指す


── 新CXシステムの構築により、ビジネスにはどのような影響がありましたか?

既に数多くの企業や団体に導入され、施設の衛生管理に多大な効果を上げているCXシステムですが、今回のリニューアルによって、これまで以上に優れた使い勝手をお客様に提供できるようになりました。近い将来、CXシステムのユーザー数を1万社まで増やしていきたいと考えています。

── 今後の展開について、お聞かせください。

レポートの種類を増やしたり、スマートデバイス向けのユーザーインターフェースを強化することを計画しています。また、施設に設置したカメラで撮影した動画をWebFOCUSの画面上で参照できる機能も含めて施策を検討しているところです。さらに、分析対象のデータとしてはセンサーデータ以外のデータとの連携や統合も視野に入れており、より一層のサービスレベルの向上を目指しています。

── 最後に、アシストへの期待を教えてください。

将来の構想を実現するには、これまで通りアシストの手厚いサポートが不可欠だと考えています。また、WebFOCUSの他社ユーザーとの情報交換などの場も、引き続き提供していただけると大変ありがたいですね。



≪取材協力≫
イカリ消毒株式会社 商品開発部
オンラインチーム リーダー 元杉 智氏、 係長 青木 秀康氏、 主任 橋本 昇氏


イカリ消毒様へのインタビュー記事(PDF)をダウンロード

イカリ消毒サムネイル

●ユーザー向け新サービスをAWSで実現
●衛生管理のIoT活用基盤を整備
 センサーデータのリアルタイム分析が可能に
●ポータルサイトをリニューアル
 サービス品質を大幅に向上
●システム改修の内製化を実現
 コストを抑えた柔軟な対応が可能に


導入のPOINT


1.WebFOCUSの柔軟な表現力により、原因や傾向の特定・分析がより容易にできるようになり、衛生管理レベルが向上
2.センサーデータをリアルタイムに検知し活用する基盤をAWS上に整備
3.内製化の実現により開発コストやリードタイムを改善


課題

  • 施設全体の衛生状況を容易に把握し、センサーデータをより有効活用できる仕組みが必要とされていた
  • 営業部門からは、顧客への報告書作成に関わる業務負荷の軽減が求められていた
  • システム開発を外注化していたため、機能追加や改修に伴うコストや時間を削減したかった

対策

  • センサーデータを収集して分析を可能とする情報活用基盤をAWSに構築、RDSの利用などクラウドネイティブな環境での運用
  • WebFOCUSを活用して、操作性や可視化に優れたデータの参照、分析画面を提供
  • アシストサポートセンターをフル活用して、内製開発にチャレンジ

効果

  • センサーデータや施設全体の状況を俯瞰して可視化し、衛生状況がリアルタイムに見え、視認性もさらに向上
  • 大幅な工数をかけていた顧客向け報告書の作成が、最短ワンステップで出力が可能になった
  • システムの機能改修や追加の内製化を実現し、コストを抑えた柔軟な改修対応が可能になった

システム概要


システム概要


お客様情報

会社名 イカリ消毒株式会社
概要 衛生管理サービス・製品の業界トップシェア企業として、お客様の工場や商業施設、公共施設などにおける防虫・防鼠の衛生管理のトータルソリューションを提供しています。
本社 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-27-11
設立 昭和34年6月
資本金 1億4,448万円
従業員数 911人(平成29年12月末現在)
URL https://www.ikari.co.jp/
取材日 2017年7月

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