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2020.04.21

XenApp / Citrix Virtual Apps環境にて公開デスクトップ接続をするための設定手順

XenApp / Citrix Virtual Apps環境にて公開デスクトップ接続をするための設定手順

こんにちは。Citrix製品のサポートを担当している川東(かわひがし)です。


XenApp / Citrix Virtual Apps環境で公開アプリケーションが起動できない、動作がおかしい等の問題が発生した場合に、公開デスクトップ上で再発するかどうかを確認することでエクスプローラシェルの使用有無による影響を受けているかどうかを判断できる場合があります。
※参考情報
 CTX205978
 プログラム指定でのリモートデスクトップによる再現性確認について
 →公開アプリケーション: エクスプローラーシェル起動:無
  公開デスクトップ  : エクスプローラーシェル起動:有


今回は、XenApp 7.x や Citrix Virtual Apps 7.x の Virtual Delivery Agentサーバへ公開デスクトップ接続をする手順をご紹介させて頂きます。

XenApp 7.12以降のバージョンはタグ機能を使用可能です。Ver.7.11 以前と Ver.7.12以降で手順が異なるため、それぞれの手順をご紹介します。

ご参考

リモートデスクトップ接続とRemoteAppを使用して、同じ問題が再発するかどうかを確認する場合は、以下の記事をご参照ください。

Citrix XenAppに管理者権限のないユーザでリモートデスクトップ接続に失敗する場合の対処方法

XenApp / Citrix Virtual Apps のサーバへRemoteApp接続をするための設定手順

目次


XenApp7.12以降、Citrix Virtual Apps 7.x の場合の設定手順(タグ機能の利用)

公開デスクトップ接続の動作テストをしたい場合に、問題が発生しているVDAサーバに接続したい場合、タグ機能を使用することで対応可能です。以下は、こちらの機能を使用した手順になります。

【接続イメージ】

Ver.7.15のタグ機能の接続イメージ

設定手順

1.Citrix Studio を開きます。画面左枠の「検索」ノードをクリック後、画面中枠の「サーバーOSマシン」タブを開きます。公開デスクトップで接続する先のマシンの項目上で右クリック後、「タグの管理」をクリックします。

タグを設定したVDAのマシンのメンテナンスモードがオンの場合は他のマシン上でセッションが起動します。動作テスト時にご注意ください。

タグの管理

2.「タグの管理」画面にて「作成」ボタンをクリックします。

タグの管理

3. 「タグの作成」画面にて任意のタグ名を入力後、「OK」をクリックします。

タグの管理

4. 「タグの管理」画面にて「保存」をクリックします。

タグの管理

5.Citrix Studio画面左枠の「デリバリーグループ」ノードをクリック後、手順1で選択したマシンが所属しているデリバリーグループ上で右クリックします。「デリバリーグループの編集」をクリックします。

。「デリバリーグループの編集」をクリック

6.「デリバリーグループの編集」画面左枠の「デスクトップ」を開きます。画面下側の「追加」ボタンをクリックします。既に存在している場合、今回の検証用に新規に追加してください。

タグの管理

7.「デスクトップの追加」画面にて、「表示名」に任意の名前を設定します。「タグでマシンの起動を制御します」にチェックをつけて、ドロップ ダウンボックスから手順3で設定した名前のタグを選択します。「次の目的でのデスクトップでの使用を制限する」を選択して「追加」ボタンをクリックします。

デスクトップ表示設定

8.動作テストするユーザーアカウントを追加後、「OK」をクリックします。

デスクトップ表示設定

9.「デリバリーグループの編集」画面右下の「適用」「OK」をクリックします。

デリバリーグループの編集

10.クライアント端末からStoreFrontにログイン後、公開デスクトップが起動できることを確認してください。

公開デスクトップアイコン表示

XenApp7.11以前のバージョンの場合の設定手順

XenApp7.11以前のバージョンは、タグ機能が使用できないため、以下の図のように、デリバリーグループAに複数台のVDAサーバが登録されている場合、負荷の低いVDAサーバに自動的に接続されます。

Ver.7.6の接続イメージ

参考:負荷の低いマシンは、以下のいずれかの方法で確認ができます

1.Citrix Studio を起動します。

2.検索ノードを開き、「サーバーOSマシン」タブを開きます。適当な列の上で右クリック後、「列の選択」をクリックします。

列の選択

3.「負荷指数」にチェックをつけて「OK」をクリックします。

負荷指数

4.「負荷指数」列で値が確認できます。標準設定は、セッション数で負荷が判断されます。1セッションあたり「40」の値になります。

負荷指数

※PowerShellを使用して確認もできます。

Add-PSSnapin Citrix*
Get-BrokerMachine -SessionSupport MultiSession -Property DnsName,LoadIndex,SessionCount

PowerShellコマンド結果

設定手順

1.Citrix Studio を開きます。画面左枠にてデリバリーグループを開きます。作成済みのデリバリーグループの項目上で右クリック後、「デリバリーグループの編集」をクリックします。

「デリバリーグループの編集」をクリック

2.「配信の種類」を「デスクトップおよびアプリケーション」を選択して「表示名」に任意の名前を入力します。「適用」「OK」をクリックします。
※前半でご紹介したXenApp 7.15のように、特定のユーザのみ公開デスクトップのアイコンを表示させることはできないため、デリバリーグループに設定しているすべてのユーザにアイコンが表示されます。

「デリバリーグループの編集」をクリック

3.クライアント端末からStoreFrontにログイン後、公開デスクトップが起動できることを確認してください。

公開デスクトップが起動できることを確認

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筆者情報:川東健吾

アシストに入社し、テスト系製品のカスタマーサポートを担当後、現在はCitrix製品を担当しています。XenAppとXenDesktopのトラブルシューティングや運用に役立つ情報を、長年のサポート対応の視点で分かりやすくお伝えしていきます。
学生時代から続けている映像制作の趣味の延長で、Citrixトラブシューティング入門動画も制作しました。こちらからご視聴頂けます。

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