EAI/ETL技術者のブログ

  • クラウドサービスとのデータ連携を学ぶ
2021.07.29

iPaaSとは?利用メリットから製品選定のコツを解説

【目次】
 ▶iPaaSとは?
 ▶なぜiPaaSが注目を集めているのか
 ▶iPaaSに求められる機能
 ▶iPaaS製品を選ぶコツ


iPaaSとは

iPaaSは、「Integration Platform as a Service」の略で、アイパースと読みます。
iPaaSとは、複数のシステムやアプリケーション間でデータ連携を行うことを可能にするクラウドサービス型データインテグレーションプラットフォームです。

例えば、名刺管理のクラウドサービスに登録された名刺情報をSalesforceに顧客情報として自動連携するといったように、iPaaSが各種クラウドサービス間を繋ぐイメージです。

クラウドサービスへのデータ自動連携/登録と聞くと「RPA」を思い浮かべる方もいるかと思いますが、iPaaSは各種クラウドサービスが提供しているAPIを用いて連携を行うため、インターフェースの変更に強く、安定かつ高速に処理を行うことが可能です。

また、クラウドサービスだけではなくオンプレミスのシステムとも連携させることで、企業内のデータを有効に活用することができるようになります。


なぜiPaaSが注目を集めているのか

iPaaSが注目を集める理由の一つとして、クラウドサービス利用の加速が挙げられます。

総務省の情報通信白書によると、2019年の時点で一部でもクラウドサービスを利用している企業の割合は64.7%を占めています。
※出典:「令和2年版情報通信白書」(総務省)
 https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r02/html/nb000000.html

初期導入費用を抑えながらすぐにサービスを利用することができ、ハードウェアなど自社に資産を持つ必要がないため、コストや運用リソースの観点からオンプレミスからクラウドサービスへの移行を行った、もしくは現在検討しているという企業も多いかと思います。

しかし、クラウドサービスの利用が増えるについて顕在化してくる課題があります。

それが”データの点在”です。

顧客情報はAサービス、生産管理はBサービス、販売管理はCサービス…といったように各システムによって最適なサービスを選べるメリットはありますが、各サービスにデータが散らばってしまうことで管理が煩雑になってしまいます。

そこで各種サービスに登録される「データ」を連携する仕組みが必要となってきます。

とはいえ、各種サービスが提供しているAPIを調査しスクラッチで連携の仕組みを開発してくと膨大な時間がかかりますよね。
そのため、スピーディにサービスをつなぎ、データ連携基盤を提供することのできる「iPaaS」が注目されているのです。


iPaaSに求められる機能

先述の通り、iPaaSにはサービスとサービスをスピーディにつなぐことが求められるため、以下の機能が必要となってきます。

1.容易に連携処理を作成できること

せっかくツールを使うのですから、連携処理は素早く簡単に作りたいですよね。
以下のような機能を持つiPaaSであれば、初めてiPaaSを操作する人でも、スムーズに連携処理を作成できるでしょう。
・ノンプログラミングで連携処理の開発ができる
・連携処理開発用の部品が数多く提供されている
・開発画面のUIが使いやすい
・日本語に対応している


2.クラウドサービスとの連携パーツが用意されていること

主要なクラウドサービスとの連携処理を汎用化したテンプレートがあると、さらに簡単に連携処理を作ることができますよね。
レシピ、アダプタ…など各iPaaSによって呼び名は異なりますが、AWS、Azure、Salesforce、kintoneなど主要なクラウドサービスとの連携テンプレートを提供しているかどうかは、iPaaSに求められる機能の一つとなります。


3.システム運用の負荷を軽減できること

iPaaSはサーバレスで運用できることが強みの一つです。そのため、例えばハードウェアやOS、ネットワーク障害が発生した際の対応負荷を減らせるか、スペック増強は手軽にできるかどうかなど、運用上の負荷軽減も重要なポイントです。こうした運用面でのメリットが、スピーディな処理開発の実現にもつながっていきます。


iPaaS製品を選ぶコツ

前述したiPaaSに求められる機能を網羅した製品としてオススメするのが「DataSpider Cloud」です。

DataSpider Cloudは国内ベンダーの製品であるため、日本語の処理についての問題がありません。
また、日経BPコンサルティングによる調査にて7年連続顧客満足度No1(*)に選ばれ続けている「DataSpider Servista」のクラウド版であることも大きな強みです。


*データ連携プラットフォーム「DataSpider Servista」が7年連続「総合満足度1位」を獲得
 ~日経BPコンサルティング「データ連携に関するアンケート調査2020」より~
 https://www.hulft.com/reason-dataspider

Point1 ノンプログラミング開発により高生産性を実現!

DataSpider Cloudでは、GUIベースの開発環境を提供しており、各種データにアクセスするアイコンを、
・AWSのS3にファイルを置く。
・Salesforceからデータを取得する
といったように処理レベルで提供しています。

データ連携処理の開発は、アイコンを画面上に配置し、処理の順番で線を結ぶという単純な作業で進めることができます。
アイコンベースで処理を作成するため、開発工数を抑えることができ、視覚的にもわかりやすいフローが出来上がります。これが結果的に属人化を防ぎ、メンテナビリティを向上させることにもつながります。



連携処理のフローだけでなく、データ加工についても様々なアイコンが提供されているため、GUIベースで加工処理を作成することができます。



Point2 クラウド連携に特化したデータ連携基盤を提供!

DataSpider Cloudは、AWS、Google Workspace、kintone、Salesforce、Azureなど各種クラウドサービスに特化した専用のアダプタを搭載しています。
そのため、各クラウドサービスのAPIを意識することなく、プログラム開発も行わずに容易に接続することが可能です。



データ連携に関するご相談はアシストまで!

今回はiPaaSの解説と国産iPaaSツールであるDataSpider Cloudをご紹介させていただきました。

DataSpider Cloudはクラウド間の連携に特化した製品ですが、ビジネス業態によってクラウドだけでなくオンプレミスのサーバとも連携を行いたいというご要件もあるかと思います。

取り扱うデータの量や種類、適用する業務の幅が拡がるほど、下記のプロットのようにオンプレ版のDataSpider Servistaが適している場合もございます。


DataSpider ServistaとDataSpider Cloudの適用範囲


アシストは、15年以上に渡り、お客様にDataSpiderをご提供して参りました。

支援体制やサポートノウハウを評価いただき、メーカーから7年連続でNo.1パートナーとして認定されています。

オンプレ版「DataSpider Servista」とクラウド版「DataSpider Cloud」のどちらもご提案/サポートを提供できる代理店は、実は、弊社アシストだけだったりもします。

データ連携にまつわる課題感をお持ちでしたら、貴社にとって最適なご提案を差し上げますので、どうぞお気軽にご相談いただければと思います!

DataSpider ServistaとDataSpider Cloudの違いについては、下記ページで簡単にまとめておりますので、どうぞご参考ください。
https://www.ashisuto.co.jp/product/category/etl/dataspider-cloud/on-premises/


執筆者情報:

執筆者 近藤史都

近藤 史都(こんどう ふみと)
DX推進技術本部 デジタル推進技術統括部 中西日本DI技術部
2015年株式会社アシストに入社し、6年間運用管理製品「JP1」を担当。2021年より「DataSpider」を始めとするデータ連携製品の担当として活動中

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