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  • クラウドサービスとのデータ連携
2025.02.04

HULFTのファイル転送先システムがSaaSになったらどうする?~HULFT Squareを活用した解決策と事例のご紹介~

~HULFT Square~HULFTを継続利用したSaaS・オンプレミス間のファイル転送


クラウドシフトが進む昨今、既存のシステムと新しいクラウドサービスをどのように連携させるかは重要な課題となっています。

この記事では、多くのHULFTユーザ様が抱えるお悩みをHULFT Squareで解決する方法をまとめています。HULFT Squareはアシストが2024年1月に取り扱いを開始したフルマネージドのデータ連携プラットフォームです。


▼HULFTユーザ様の課題

HULFTの対向先システムのクラウド移行に伴い、既存のHULFTの仕組みではファイル転送が困難になるというお悩みはありませんか?

HULFTを用いた既存のファイル転送業務において、以下のような状況から既存の仕組みが利用できなくなることを懸念するお客様が多くいらっしゃいます。

  • HULFTの対向先システムのクラウド移行が決定した
  • 対向先のSaaSに対してはAPI連携の手法を検討する必要がある
  • 他の対向先システムもクラウド化が進んでいく見込みがある

▼HULFT Squareで解決

HULFT Squareは、HULFTの安定したファイル転送の仕組みを維持しつつ、SaaSとオンプレミス間のファイル転送を実現します。HULFT Squareは、HULFTと同じセゾンテクノロジー社の製品です。HULFT相当の機能を包括し、各種接続先に対するコネクタを備えています。既存のHULFT定義の対向先情報をHULFT Squareに変更することで、オンプレミス環境からHULFT Squareを経由してファイルデータをSaaSシステムに転送することが可能です。

自社内や連携先でHULFTが多く利用されている状況において、クラウドシフト後もHULFTによるファイル連携がそのまま活用できることは大きなメリットになります。
また、HULFT Squareにはデータの加工変換機能も搭載されているため、ファイル転送の前後処理を含めデータ連携業務を一元管理していただけます。

\ 既存のHULFTを活用しながら、iPaaSを採用してデータ連携基盤を短期間で構築した事例 /

HULFT Squareに関するご質問やご相談はお気軽にお問い合わせください。
https://www.ashisuto.co.jp/pa/contact/hulft-square.html


執筆者情報:K

DX技術本部 DX技術統括部 DI技術部
2019年新卒でアシストへ入社。
入社以来、データ連携製品のフィールド技術者として従事。
ハリーポッターが好き。

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