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  • クラウドサービスとのデータ連携を学ぶ
2021.11.30

SaaSを最大活用するためのデータ連携手法を解説!~Web API連携の方法や押さえておきたいポイントあれこれ~

SaaSを最大活用するためのデータ連携手法を解説!~Web API連携の方法や押さえておきたいポイントあれこれ~

クラウドサービスが普及する中、インストールや環境準備が不要なSaaSの活用を進めている企業は多いのではないでしょうか。一方で、各所にSaaSを導入することによってシステムが分散してしまい、散在したデータを管理できないという状況もよくお伺いします。

SaaSを最大活用するにあたり、API連携は非常に重要なポイントです。

本記事では、「なぜSaaS連携にWeb APIが必要なのか」から「SaaS連携の手法とポイント」までご紹介します!

こんな人におすすめ
 〇SaaSとAPI連携する方法を知りたい方
 〇SaaSとのAPI連携を効率よく行いたい方
 〇SaaSとの連携手法としてデータ連携ツールを検討している方


■目次
 ▶SaaSと他システムのAPI連携が必要な理由
 ▶Web API連携するための開発方法
 ▶Web API連携するための3つのポイント
 ▶SaaSとのAPI連携ならDataSpider
 ▶まとめ

SaaSと他システムのAPI連携が必要な理由

現在、日本国内の企業1社あたりで使われているSaaSは平均いくつかご存じでしょうか?なんと、SaaSの利用数は平均8.7個であり、今後もさらに高まる見込みだそうです。

手軽に利用可能なSaaSは社内システムとして欠かせない存在ですが、SaaSの特性に合わせて適材適所で利用されていることが多く、それによりデータが散在してしまうといった課題があります。データを連携しない状態、つまりデータが散らばった状態にしておくと、システム利用者に対して必要な情報を提供できなかったり、データ分析しようにも必要なデータが集まっていなかったり、と様々な問題が発生します。

このようなデータ品質の低下を防ぐためには、SaaSをAPI連携することが効果的です。多くのSaaSはWeb APIを公開しているため、リアルタイムにデータを連携できます。ではどのように連携すればいいのでしょうか。

※出典元:株式会社メタップス「SaaS利用実態調査レポート」(2020年12月)
 https://www.metapscloud.com/report_20201229.html


Web API連携するための開発方法

SaaSとWeb APIで連携する場合、開発方法としては以下の2つが考えられます。

 ・スクラッチ開発
 ・データ連携ツール

それぞれメリット/デメリットを「開発柔軟性」「開発生産性」「保守性」の観点で整理すると、下記のようになります。



■開発柔軟性
スクラッチ開発は、どんな複雑な要件に対しても、スキルがあれば柔軟に対応できます。一方データ連携ツールは、概ねWeb API連携に対応できますが、製品仕様によっては特定の機能が対応していないこともあります。

■開発生産性
スクラッチ開発は、開発者のスキル次第で生産性が大きく変化します。データ連携ツールを利用すると、基本的にはWeb API連携用の機能がGUIで提供されているため、誰でも簡単にSaaS連携処理を開発できます。

■保守性
スクラッチ開発は属人性の高い処理が生まれやすく、視認性や可読性が低下する傾向にあります。その一方、データ連携ツールはGUIで開発できるので、視認性と可読性に優れており、属人性を低減させることが可能です。

このようにどちらの手法にも一長一短あり、どちらが優れている、ということではありません。自社の開発業務で重視したいポイントがどこにあるかを定め、より適切な手法を選択することが重要になります。


Web API連携の3つのポイント

続いて、Web API連携を実装するときに押さえておきたいポイントをご紹介します。

 ・SaaSが提供するWeb API認証方式の理解
 ・Web API仕様変更時の対応
 ・連携プログラムを開発するためのリソース確保

全てをご紹介したいのですが、長くなってしまうため、本ページでは1つ目の「SaaSが提供するWeb API認証方式の理解」について説明します!


SaaSが提供するWeb API認証方式の理解

Web APIの認証方式はHTTP認証、APIキー認証、Form認証など、SaaSによって様々あります。

したがってSaaSを複数利用している場合には、利用しているSaaSの数だけ、認証方式を理解する必要があります。また、SaaSベンダーから公開されているドキュメントなどが不十分な場合、それらの情報を集めて理解するのにかなりの工数がかかります。さらに、Web APIにはJDBCやODBCのように業界標準がないため、習得のハードルが高く、スクラッチ開発の場合は属人性が高まるリスクもあります。

このように、今後もSaaSの利用が増え続ける中、各SaaSベンダーが提供するAPI仕様を理解してスクラッチで作りこむには、大きな負担がかかります。

しかし、API連携にデータ連携ツールを利用すれば、SaaS専用のアダプタが搭載されているため、SaaSごとの仕様差異を意識することなく、簡単にデータ連携処理を開発できます。つまり、「誰でも効率よく」API連携が実装できます!

最近では、API連携をスクラッチで開発できるスキルがあっても、「API連携の処理開発に工数をかけたくない」、「今後もSaaSの利用を複数展開していく」という背景から、データ連携ツールを選択される企業も増えています。


SaaSとのAPI連携ならDataSpider

SaaSとの連携にデータ連携ツールをお考えなら、ぜひDataSpiderをご検討ください!

DataSpiderはSaaSをはじめ、各システムとのデータ連携を実現するツールです。GUIを用いたノンプログラミングな開発環境で、開発効率を高められるため、すばやくデータ連携基盤を構築できます。

またSaaSに対応したアダプタを豊富に搭載しておりますので、API連携もすばやく実装できます。「APIの仕様とかあまりわからない、、、」という方でも、連携に必要な情報を設定画面から入力するだけでOKです。


DataSpiderは運用機能も充実しており、SaaS連携処理の自動実行も可能です。

DataSpiderは、Web APIを介したSaaSとの連携処理を効率よく開発でき、実績も豊富です。本ページでダウンロードできる資料には、SaaSとの連携事例を記載しております。ぜひご確認ください!


まとめ

本ページではSaaSとのAPI連携の手法や検討ポイントをお伝えしました。

まとめますと、以下の通りです。

 ・SaaSを最大活用するためにはWeb APIを使用し、必要なデータを連携する必要がある!
 ・API連携には様々な検討ポイントがあるため、比較検討が大切!
 ・データ連携ツールならDataSpider!

下記の資料では、本ページで紹介しきれなかったSaaSとの連携事例や検討ポイントを詳しくご紹介しております。もっと詳しい情報を知りたい方は、ぜひダウンロードいただければと思います!


執筆者情報:

執筆者 北岸沙絵

北岸沙絵
DX推進技術本部 デジタル推進技術統括部

2020年 株式会社アシストに新卒で入社。
入社以来、「DataSpider」のフィールドエンジニアとして精進中。

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