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2022.12.16

アシストテクニカルフォーラム2022開催報告 -クラウドでのデータ連携のススメ-

アシストテクニカルフォーラム2022開催報告 -クラウドでのデータ連携のススメ-

10月17日から28日の11日間アシストの取扱製品に関する最新情報をお届けする「アシストテクニカルフォーラム」をオンラインで開催しました。

データ連携関連のセッションでは、昨今利用が当たり前になっているクラウドとのデータ連携において
・クラウドとのデータ連携で気をつけないことは何?
・クラウドとのデータ連携のパターンはどのようなものがある?
・具体的にどのような手法で実現するのが良い?
といった「クラウド連携・活用」をテーマによくあるお悩みや活用方法の疑問についてお伝えさせていただきました。

この記事では各製品セッションのテーマと概要についてご紹介します。

クラウド活用の第一歩!クラウドストレージとの効率的なデータ連携を教えます!

本セッションは、クラウドを活用していく上で非常に重要な、クラウド上のストレージとの連携についてがテーマです。

企業内のシステムのデータをクラウドにリフトしていく上では、前提として以下を理解して進めていく必要がございます。

・クラウド上におけるストレージにどのような種類があるのか?
・そしてそれぞれに対してどのようなStepで連携が行える様になるのか?
・社内にあるデータをクラウドに連携する王道パターンにはどのような物があるのか?
・それらを推進していく上ではどのような課題があり、どのような対応を行ったのか?

などなどを、クラウド基盤としてAWSを具体例に挙げつつご紹介しております。

【こんな方にオススメ】
・クラウドを前提にシステム化しているが、まだまだオンプレミスにも資産がある方
・クラウド間連携や、クラウド/オンプレミス間連携に課題のある方
・これから本格的にクラウドの活用を進めていきたい方

オンプレとの連携は?WebAPIで連携?クラウド時代のデータ連携 重要ポイントを解説!

今回のDataSpiderのセッションは、
・オンプレとクラウド間の連携
・WebAPIとの連携
・連携時のツールの設置場所の検討
をテーマとしてセッションを構成し説明しました。

SaaSをはじめクラウドとオンプレミスなど点在する各システム間の連携にデータ連携ツールを検討する際、接続方式やWebAPIの仕様確認、連携基盤の配置や構成など、幾つか重要な検討要素があります。

クラウドをはじめとしたデータ連携を検討する際のポイントを体系化して解説しています。

本セッションでは
・クラウドサービスとのツールによる接続手段
 -データ連携ツールの専用のアダプタを使った接続の方法
 -汎用的な利用ができるRESTアダプタによる接続方法をご紹介
・クラウドとのデータ連携におけるツールの配置
 -データ連携ツールの配置先
 -オンプレミス・クラウド間の連携におけるネットワークの構成検討
の2点をポイントとして、説明しています。

クラウドとの連携においては連携ツール自体の検討に加えて配置場所を検討も重要な要素となります。

これら検討の一助となる情報をお伝えしております。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

システムのDX化の中でクラウドの活用は、大きなファクターとなりますがクラウド単体で解決するのではなく、各クラウドサービスや既存のシステムを融合させる、すなわちデータを相互に利用できる環境づくりが必要になります。

システムのDX化やクラウド化を進める中で各システムが提供するAPI同士を繋いだり、既存システムのデータを活用するためにはデータ連携は重要な役割を担います。

このセッションの資料について
・説明してほしい
・ディスカッションしたい!
などご要望が有りましたら、お気軽にアシストへお問い合わせください。

下記の資料では、本ページやセッションで紹介しきれなかったSaaSとの連携事例や検討ポイントを詳しくご紹介しております。もっと詳しい情報を知りたい方は、ぜひダウンロードいただければと思います!

執筆者情報:

執筆者 佐藤 弘樹

佐藤 弘樹(さとう ひろき)
DX推進技術本部 デジタル推進技術統括部
2013年株式会社アシストに入社。
入社以来、ETL、EAI製品の担当部署に配属し現在「DataSpider」「Precisely Connect」「HULFT」の技術担当として活動中。


執筆者 佐々木 悠人

佐々木 悠人(ささき ゆうと)
DX推進技術本部 デジタル推進技術統括部 DI技術部
2016年 アシストに新卒入社。
以降、DataSpiderをはじめとするデータインテグレーション製品のプリセールス・支援活動に従事。

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