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2015年06月12日(金) お知らせ

<記者発表会 開催報告>世界初のグリッドアーキテクチャを採用した新製品「Ericom Connect」の提供開始を発表



去る5月27日、アシストは国内で総販売代理店を務めるクライアント仮想化製品「Ericom PowerTerm WebConnect(PTWC)」(開発元:イスラエルEricom Software Ltd.、以下Ericom社)の後継製品となる新しいコネクションブローカー「Ericom Connect」の日本語対応版を8月3日付けで出荷開始することを発表しました。

以下に、同日に行った「Ericom Connect」記者発表会の模様をご紹介します。

集合写真

(写真左から)株式会社アシスト システムソフトウェア事業部 仮想化推進室 参事 斎藤 正雄、株式会社アシスト システムソフトウェア事業部 仮想化推進室 室長 高木 季一、株式会社アシスト 執行役員 システムソフトウェア事業部長 田畑 哲也、Ericom Sofware, Ltd. Chairman and Chief Architect Eran Heyman氏、株式会社アシスト システムソフトウェア事業部 仮想化推進室 担当部長 岡田 昌徳

始めに、アシストがEricom製品の取扱いを開始するに至った背景をご説明しました。

アシストは2012年度から中期計画「弾丸-2017」を施行しており、2015年度より第2ステージとして従来注力していたデータベース、情報活用、運用基盤の3つの分野に加え、ビジネス・ルール・マネジメントとクライアント仮想化分野にも注力し更なる成長を目指します。仮想化技術は導入により様々なメリットがありますが、価格面やシステムが複雑化するなどの問題があり、大企業向けに製品の導入が進められていました。アシストでは、より多くのお客様にクライアント仮想化のメリットを享受いただけるよう、シンプルで運用しやすい製品はないかと探し2012年よりEricom社の製品を取扱い開始しました。総販売代理店として3年で約160社に導入いただいており、これまでもServer-VDIによる導入コスト削減やChromebookの日本語版への対応をしてきましたが、今回後継製品とも言える「Ericom Connect」により、これまでの常識を超えるスケーラビリティやマルチテナントが実現されます。

次に、Ericom社のEran Heyman氏より、Ericom Connectのコンセプトについて、ご説明いただきました。

Eran Heyman氏

Ericom Sofware, Ltd. Chairman and Chief Architect Eran Heyman氏

「新製品のEricom Connectは、Ericom独自のグリッドアーキテクチャを使用しており、従来のコネクションブローカーとは一線を画する驚異的な処理性能と、ビルトインの自動負荷分散、制限のない拡張性によって、Ericom Connectサーバ1台で10万アクセス、配信リソースとして数千台のサーバをサポートします。加えて、地理的、物理的に分散したグリッドの全てのビジネスロジック、状態を一元的に把握できます。導入もスモールスタートが可能であり、数万人規模に拡大してもシンプルなシステム構成と効率的な運用を実現します。全ての機能において、パワフルでスケーラブル、多機能、直感的でシンプルに使えることを根底に開発されました。既に2ヵ月前にアメリカとヨーロッパにおいてEricom Connectはリリースされており、いくつかの企業に導入済みです。実装も成功しており、順調な滑り出しを見せています。」

アシストの岡田からは、Ericom Connectの概要についてご紹介しました。

岡田 昌徳

株式会社アシスト システムソフトウェア事業部 仮想化推進室 担当部長 岡田 昌徳

「Ericom Connectは、3年前から販売しているEricom Powerterm WebConnectの後継製品である次世代のコネクションブローカーです。グリッドアーキテクチャにより、1サーバにつき10万ユーザのコネクションが可能で、各グリッドのフレームワークを活かしスケールアップも瞬時に対応が可能です。そしてWebベースの統合管理画面により、直感的に操作が可能で設定や管理、モニタリングが容易に行えます。ダッシュボードからシステムリソース、ユーザ、セッションの状況を俯瞰的に把握することができ、アラート機能や特定のユーザのセッションをシミュレートし問題発生時の迅速な解決も支援が可能です。非常に優れた機能を持つEricom Connectですが、導入が非常に簡単であり、簡素な設計から複雑な環境までサポートできます。マルチテナントもサポート可能です。システムの利用データは一元的にSQL Serverに蓄積され、ビルトインレポートを使って、ビジネスやITに必要な統計情報として活かしていただけます。今までと同様にマルチデバイスへも対応していきます。数千人規模の大企業や、SaaSやDaaS等のサービスを提供する企業、小規模なユーザまでご利用シーンに応じて幅広く使用いただける世界初のコネクションブローカーです。」

続いて、斎藤がデモンストレーションを行いました。

斎藤 正雄

株式会社アシスト システムソフトウェア事業部 仮想化推進室 参事 斎藤 正雄

デモンストレーション内では、Ericom Connectのユーザインターフェースや標準で用意されている環境についてご覧いただきました。

最後に、高木より今後の国内での販売予定について発表をしました。

高木 季一

株式会社アシスト システムソフトウェア事業部 仮想化推進室 室長 高木 季一

「英語版は3月24日よりリリースされており、マルチランゲージモジュールが7月末に公開予定となっています。これにより、日本語への対応も可能になります。まずアシストで製品検証を行い、国内での販売は8月3日を予定しています。」

Ericom Connectの詳細はこちら


http://www.ashisuto.co.jp/product/category/virtualization/ericom/detail/lineup/connect.html

ニュースリリースでの発表内容はこちら


http://www.ashisuto.co.jp/news/release/1198320_1675.html

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