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2012年06月18日(月) 事例

社内のPC 950台のデスクトップOSをWindowsから
Ubuntuへ全面移行

OpenOffice.org採用から5年、OSもオープンソースへ


2012年6月18日
株式会社アシスト
広報部

 株式会社アシスト(本社:東京都千代田区、取締役社長:大塚辰男、略記:アシスト)は、従業者全員が日常的に利用する社内デスクトップOSとして、世界的に人気が高まっているUbuntuを採用したことを発表します。全社への展開は7月末に完了します。

 アシストは2006年にオープンソースのオフィス・ソフトOpenOffice.orgの社内導入に取り組み、2007年2月より全社の標準オフィス・ソフトとして運用を開始しました。そして、自社での経験をOpenOffice.org支援サービスとして提供する中で、「オープンソースのOSもサポートして欲しい」という多数の顧客企業からの要望に応えるために、2011年6月、英国Canonical社と提携し、デスクトップ、サーバおよびクラウドなどで人気が高いLinux OS「Ubuntu」のエンタープライズ向けサポート・サービス「Ubuntu Advantage」の提供を顧客向けに開始しました。また、このサービス提供に際し、従業者が利用する業務用PCをすべてWindowsからUbuntuに移行する方針を決定しました。

Canocical社:Ubuntuプロジェクトのスポンサーであり、Ubuntuの主要開発元。アシストが日本国内での総代理店を務めるサブスクリプション・サポート「Ubuntu Advantage」を提供。

 2011年7月にUbuntuデスクトップを社内導入するためのプロジェクトを立ち上げ、各部署の代表約50名がUbuntuデスクトップを導入し、プロジェクト内で既存のWidnowsアプリケーションの利用状況の確認や課題に対する解決策の検討および準備を開始しました。オフィス・ソフトは5年前にOpenOffice.orgに移行済みであるため、Ubuntuが搭載している、OpenOffice.orgから派生したオフィス・ソフトLibreOfficeに変わっても、特に問題は発生しないと予測されました。

 Windows上で稼働する社内標準のメーラーからオープンソースのMozilla Thunderbirdへの移行は、メール・データを移行するツールを用意することで問題なく行えることになりました。また、標準ブラウザは、操作性などについてMozilla Firefoxを検討した結果、支障なく移行可能であると判断しました。

 業務で利用している営業支援システムなど、Windowsでしか動作せず、すぐにUbuntu対応が難しい一部のアプリケーションについては、利用者を限定した上でアプリケーション仮想化を使用し、暫定的に対処することになりました。また、準備/検討段階で大きな課題となったのは、従業者が共有で利用している複合プリンタの使用時に認証に必要なドライバが提供されていないということでしたが、これはプリンタ・メーカーからの技術情報の開示とCanonical社の協力を得て、社内開発にて解決することができました。

 従業者からのトラブル報告や操作に関する問い合わせは、顧客向けに「Ubuntu Advantage」を提供しているアシストのサポートセンターが担当します。すべてのPCは、「Ubuntu Advantage」が提供するシステム管理ツール「Landscape」を使って集中管理し、暗号化などもUbuntu上で稼働する各種オープンソース・ソフトウェアを利用します。

 移行の目処がたったことから、2012年4月に中日本支社、5月から6月上旬にかけて西日本支社に所属する従業者のPCのOSを一斉にUbuntuへ移行しました。市ヶ谷本社については6月末までに移行を行い、全社の移行完了は7月末を予定しています。

 移行に関する詳細は7月4日(水)に開催されるアシストフォーラムなど各種イベントにて紹介予定です。


Ubuntu(ウブントゥ、ウブンツ)は、オープンソース・ソフトウェアで構成されたオペレーティング・システム (OS)です。 Linuxディストリビューションの1つであり、デスクトップ、そしてサーバに利用することができます。Ubuntuは、現在、そして将来にわたって無償で提供されます。また、最新のバージョンを6カ月ごとにリリースすることを宣言しており、オープンソース・ソフトウェアの最新の優れたアプリケーションを常に利用できます。

OpenOffice.orgはオープンソースで開発され、ソースコードが公開された、無償で自由に利用できるオフィス・ソフトです。高機能でMicrosoft Officeと高い互換性を持ち、大手企業/自治体による採用実績があること、ファイル形式に国際標準規格(ISO26300)および日本工業規格(JIS X4401)に登録されているODF(OpenDocument Format)が採用されていることなどから注目を集めています。現在はApache OpenOfficeとしてApacheソフトウェア財団(Apache Software Foundation:ASF)にて開発が進められています。

株式会社アシストについて


代表取締役会長:ビル・トッテン
取締役社長:大塚 辰男
設立:1972年3月
社員数:830名(2012年4月1日現在)
本社:東京都千代田区九段北4-2-1
URL:http://www.ashisuto.co.jp/

アシストは、特定のハードウェア・メーカーやソフトウェア・ベンダーに偏らない、幅広いパッケージ・ソフトウェアを取り扱う会社です。複数のソフトウェアと支援サービスにアシストのノウハウを組み合わせ、企業の情報システムを情報活用、運用、データベースのそれぞれの分野で支援しています。今年創業40周年を迎えたアシストは、ツールやサービスのアシスト独自の組み合わせにより「メーカー」を超える価値の提供を目指して活動しています。

アシストのオープンソースへの取り組み


アシストは2007年より「OpenOffice.org」を社内標準とすると共に、支援サービスを140以上の企業/団体に提供してきました。デスクトップではメーラーの「Thunderbird」、ブラウザの「Firefox」、オフィスソフト「LibreOffice」、「Apache OpenOffice」の支援サービスも開始しています。サーバではデータベース「PostgreSQL」、「Postgres Plus Advanced Server」、「MySQL/MariaDB」のサポートを提供しています。また、2011年よりサーバおよびデスクトップのLinuxOSである「Ubuntu」のサポートも開始しました。

ニュースリリースに関するお問い合わせ


株式会社アシスト 広報部
担当:田口
TEL:03-5276-5850
URL:http://www.ashisuto.co.jp/contact/press/

「Ubuntu Advantage」に関するお問い合わせ


株式会社アシスト システムソフトウェア事業部 公開ソフトウェア推進室
担当:小川、小屋敷
TEL:03-5276-5807
詳細URL:http://www.ashisuto.co.jp/prod/ubuntu/



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