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2012年10月16日(火) 製品/サービス

「ENISHI実践ソリューション」に
「IT運用自動化ソリューション」を新設

あわせてIT運用の自動化を実現する「JP1 Version 10」を販売開始


2012年10月16日
株式会社アシスト
広報部

 株式会社アシスト(本社:東京都千代田区、取締役社長:大塚辰男、略記:アシスト)は、自社のITサービスマネジメント分野に関するノウハウと取扱製品/支援サービスを体系化し提供しているITサービスマネジメント実践ソリューション「ENISHI」に「IT運用自動化ソリューション」を新設することを本日発表します。また、その構成製品である統合システム運用管理「JP1 Version 10」(開発元:株式会社 日立製作所)の販売を開始します。

 仮想化技術の浸透やクラウドの伸長など、ITシステムを構成する要素はより複雑化し、それに伴う運用管理者の作業負荷が増加する一方、既存システムの維持管理や運用に必要なオペレーション対応が削減されることはありません。定形、非定形問わず、IT運用オペレーションの効率化や作業負荷に伴う運用コストへの対策、手動オペレーションによるミスの誘発防止など、IT運用オペレーションの自動化への対応は今後益々重要となってきます。

 アシストではこれまで定常業務の自動化を実現するジョブ管理をはじめ、監視業務やコンソール業務の自動化促進など個別の自動化ソリューション提供による企業システムのプロセス改善を支援してきましたが、IT運用全体で繰り返されるオペレーション業務を効率的かつ標準化された手順にて自動化することで、安定した品質での運用改善を実現することが重要と考え、今回「IT運用自動化ソリューション」の提供を開始することになりました。

 「IT運用自動化ソリューション」では、10月15日にリリースされた統合システム運用管理「JP1」の最新バージョン「V10」にて新たにラインナップされたIT運用自動化基盤「JP1/Automatic Operation」をIT運用の自動化基盤として利用し、JP1各種製品の導入/セットアップおよび変更作業の自動化や、ユーザ・サービス等で煩雑となりやすい申請業務などIT運用オペレーションの自動化に効果的な各種テンプレートをアシストが独自に提供します。顧客企業は、IT運用の自動化対象や要件に応じ、アシストが提供する様々なテンプレートを利用して、IT運用の自動化を早期に、工数をかけることなく実現可能となります。この各種テンプレートについては、今後もIT運用オペレーションの自動化の範囲や対象を拡大し、随時提供していく予定です。

 また、IT運用の自動化を効率的に行うためには、ITプロセスが標準化されていることが重要です。アシストでは、「IT運用自動化ソリューション」の他、イベント管理、インシデント管理、インフラ構成管理、モニタリング最適化に特化した各種「ENISHI実践ソリューション」での支援、さらにはIT運用管理に必要なプロセスや機能を体系化した「ENISHIフレームワーク」も利用したENISHI全体で、ITプロセスの運用改善を推進するための標準化や最適化に向けた取り組みを支援します。


株式会社 日立製作所様より以下のエンドースメントを頂戴しています。

 日立製作所は、株式会社アシストの「IT運用自動化ソリューション」の販売開始を歓迎します。
 アシストのITサービスマネジメント実践ソリューション「ENISHI」ではこれまでにも日立のJP1製品が活用されていますが、今回、新製品であるIT運用自動化基盤「JP1/Automatic Operation」を活用した「IT運用自動化ソリューション」が新たに加わることで、アシストの経験、ノウハウを加味したIT運用自動化が早期に実現でき、お客様のIT運用プロセスの効率化に貢献できるものと確信しております。
 日立は今後もアシストとのパートナーシップを通じて、お客様のニーズに合った製品を開発してまいります。

株式会社 日立製作所 情報・通信システム社
ITプラットフォーム事業本部 開発統括本部 統合PF開発本部
担当本部長 青島 達人


「ENISHI IT運用自動化ソリューション」について

概要


IT運用業務に関わる様々なオペレーションを「標準化」、「自動化」し、IT運用業務の効率化と品質向上を支援するソリューションです。日常的に行われる定常作業を始め、サーバのセットアップやソフトウェアの導入など、手順の標準化できるオペレーション業務を自動化し、IT運用業務の効率化及び品質向上のための運用改善を支援します。

IT運用自動化ソリューション概要


IT運用自動化ソリューションケース


  ・ユーザリクエスト対応の自動化
  ・障害対応の自動化

ITサービスマネジメント実践ソリューション「ENISHI」について


アシストは、各種運用管理ツールの取り扱いと年間5,300社以上の顧客企業への技術支援で培った経験、ノウハウ、事例をもとに、最小の設計と実装負荷で、高品質なITサービスを提供できる仕組みをITサービスマネジメント実践ソリューション「ENISHI」として体系化しました。「ENISHI」では、障害監視やバッチ・ジョブ運用の自動化などの「運用管理の基盤整備」から、定期報告/分析やインシデント管理などの「品質向上」、さらに事業継続計画策定やSLM(サービス・レベル・マネジメント)などの「最適化」に至るまで、IT運用管理に必要なプロセスや機能をすべてフレームワークとして体系化しているため、自社の取り組み状況と照らし合わせ、次に取り組むべくステップを明確にすることができます。また、取り組むべき課題に対して、IT運用管理の改善に必要なプロダクトと支援サービス、そしてノウハウを組み込んだ「イベント管理強化ソリューション」、「インシデント管理強化ソリューション」、「インフラ構成管理ソリューション」、「モニタリング最適化ソリューション」、そして今回「IT運用自動化ソリューション」を新たに加え、アシスト独自の「ENISHI実践ソリューション」として提供しています。

株式会社アシストについて


代表取締役会長:ビル・トッテン
取締役社長:大塚 辰男
設立:1972年3月
社員数:830名(2012年4月1日現在)
本社:東京都千代田区九段北4-2-1
URL:http://www.ashisuto.co.jp/

アシストは、特定のハードウェア・メーカーやソフトウェア・ベンダーに偏らない、幅広いパッケージ・ソフトウェアを取り扱う会社です。複数のソフトウェアと支援サービスにアシストのノウハウを組み合わせ、企業の情報システムを情報活用、運用、データベースのそれぞれの分野で支援しています。今年創業40周年を迎えたアシストは、ツールやサービスのアシスト独自の組み合わせにより「メーカーを超える価値の提供」を目指して活動しています。

ニュースリリースに関するお問い合わせ


株式会社アシスト 広報部
担当:田口
TEL:03-5276-5850
URL:http://www.ashisuto.co.jp/contact/press/

「ENISHI」および「IT運用自動化ソリューション」に関するお問い合わせ


株式会社アシスト システムソフトウェア事業部 技術1部
担当:蝦名/岡村/漆戸
TEL:03-5276-5565
詳細URL:http://www.ashisuto.co.jp/solution/enishi/



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