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2013年02月04日(月) 製品/サービス

「サーバアクセス管理ソリューション」を順次展開

第1弾として特権ユーザ管理を短期間、低コストで実現する「特権ID管理ソリューション」提供開始

  • 「CA Privileged Identity Manager(旧 CA ControlMinder)」は販売を終了させていただいております。

2013年2月4日
株式会社アシスト
広報部

 株式会社アシスト(本社:東京都千代田区、取締役社長:大塚辰男、略記:アシスト)は、「サーバアクセス管理ソリューション」展開の第1弾として、特権ユーザ管理に特化した短期間かつ低コストで実現可能な「特権ID管理ソリューション」の提供を本日より開始します。

 企業内の各種システムや重要な業務、経営データが含まれるサーバへのアクセス管理は、業務の適正な遂行だけでなく、不正行為や情報漏えいなどの防止にも必要不可欠です。加えて、サーバの運用管理者やシステム開発者の作業に必要なrootやAdministratorといった特権ユーザによる重大な情報漏えい事件が発生していることから、多くの監査基準においても特権ユーザに関する利用者の特定やアクセス範囲を適切に制御することが求められています。しかし顧客企業からは、対策は必要不可欠であってもサーバ台数の多さから低コストを望む声や、特権ユーザをはじめとするアカウント関連の利用申請やログインからログアウトまでのプロセスを人手により管理するには限界があり、管理する側も利用する側も作業負荷を軽減したいという要望が数多く寄せられています。

 アシストでは、このような要望に応えるために、取扱製品や技術サービスをニーズごとに最適に組み合わせ、「サーバアクセス管理ソリューション」として順次展開し、今回その第1弾として、特権ユーザの管理に焦点をあてた「特権ID管理ソリューション」の提供を開始します。「特権ID管理ソリューション」では、アクセス管理ツール「CA ControlMinder」(開発元:CA Technologies)と、その関連製品である特権IDパスワード管理製品「CA ControlMinder Shared Account Management(以下、SAM)」、画面操作ログ取得製品「CA Session Recording」、SAM連携版の画面操作ログ取得製品「CA Session Recording Shared Account Management」を利用し、最小構成からきめ細かい管理が可能な構成まで、顧客がニーズに応じて以下の3つのタイプから選択できるようにしました。

1. エージェントレスで全業務サーバのOS/データベースの特権IDの貸し出しを実現

Webによる承認フローを利用し、業務サーバの特権IDの貸し出し/リセット業務を自動化します。ID/パスワードが入力された状態で端末プログラムを起動する自動ログイン機能では、利用者自身にもパスワードを非公開とすることが可能になります。サーバ1台追加するだけのコスト・パフォーマンスが非常に高い構成です。

 【最小構成価格(税別)】 300万円~
 【利用製品】
   SAM:「CA ControlMinder Shared Account Management」
   CM :「CA ControlMinder」(必要に応じて)


2. 業務サーバへのアクセスをゲートウェイ・サーバに限定し、OS/データベースの特権IDの貸し出しと
  操作ログの取得を実現


1.に加え、ユーザ別に、ゲートウェイ・サーバからのアクセスを許可する業務サーバを制限できます。また、業務サーバにエージェントを導入することなくゲートウェイ・サーバから一括で操作ログを取得できます。

 【最小構成価格(税別)】 590万円~
 【利用製品】
   SAM:「CA ControlMinder Shared Account Management」
   SR :「CA Session Recording」
   CM :「CA ControlMinder」


3. ゲートウェイ・サーバは設置せず、エージェントレスでOS/データベースの特権IDの貸し出しと操作ログ
  の取得を実現


1.に加え、特権ユーザの自動ログインの操作に連動して、特権ユーザ利用の詳細すべてを操作端末で記録し、申請/承認ログに統合します。このタイプではゲートウェイ・サーバすら不要なため、運用手順やネットワーク構成の変更なく、実現可能です。

 【最小構成価格(税別)】 800万円~
 【利用製品】
   SAM:「CA ControlMinder Shared Account Management」
   SRS:「CA Session Recording Shared Account Management」
   CM :「CA ControlMinder」(必要に応じて)


 上記3つのタイプはいずれも、エージェントレス構成のため高いコスト・パフォーマンスと短期間での構築を実現します。また、重点的に保護したい業務サーバに「CA ControlMinder」を導入することで、ユーザ単位での細やかなアクセス制御を行うことができます。このように「特権ID管理ソリューション」では、rootやAdministratorへのアクセス制御や利用者の特定、すべてのアクセスログの取得、集中管理など、より強固なセキュリティ基盤を構築することが可能となります。

 アシストでは、今後もより幅広い情報セキュリティ・ニーズに応えるため、各種取扱製品とアシスト独自の技術サービスを組み合わせ、セキュリティ面と運用負荷の軽減の両方を実現する「サーバアクセス管理ソリューション」を順次展開していきます。

株式会社アシストについて


代表取締役会長:ビル・トッテン
取締役社長:大塚 辰男
設立:1972年3月
社員数:830名(2012年4月1日現在)
本社:東京都千代田区九段北4-2-1
URL:http://www.ashisuto.co.jp/

アシストは、特定のハードウェア・メーカーやソフトウェア・ベンダーに偏らない、幅広いパッケージ・ソフトウェアを取り扱う会社です。複数のソフトウェアと支援サービスにアシストのノウハウを組み合わせ、企業の情報システムを情報活用、運用、データベースのそれぞれの分野で支援しています。今年は、この3分野にさらに注力し、商用だけでなくオープンソース・ソフトウェアを含め顧客企業の立場に立った製品選定と独自の組み合わせによる製品/サービスの提供を一層強化し、活動していきます。

ニュースリリースに関するお問い合わせ


株式会社アシスト 広報部
担当:田口
TEL:03-5276-5850
URL:http://www.ashisuto.co.jp/contact/press/

「特権ID管理ソリューション」に関するお問い合わせ


株式会社アシスト システムソフトウェア事業部
担当:伊藤、山崎
TEL:03-5276-5565



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