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2013年10月02日(水) 事例

東栄住宅、新基幹システムのデータベース基盤として
「Oracle Database Appliance」を採用

~ 建物系原価管理、工程管理、電子発注など複数のシステムを統合し、
 「Oracle Database Appliance」2台による災害対策構成を採用 ~


2013年10月2日
日本オラクル株式会社
株式会社アシスト

 日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、執行役社長 最高経営責任者:デレク・エイチ・ウイリアムズ、略記:日本オラクル)と株式会社アシスト(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大塚 辰男、略記:アシスト)は、オラクルの高可用性データベースとハードウェアを一体化したエンジニアド・システムの最新版「Oracle Database Appliance X3-2」が、株式会社東栄住宅(本社:東京都西東京市、代表取締役社長:西野 弘、略記:東栄住宅)に採用されたことを発表します。

 「人を幸せにする住まいづくりを通して、潤いのある暮らしと豊かな社会の発展に貢献する」という創業以来の理念のもと、総合住宅企業として成長、発展を続けてきた東栄住宅では、主力市場である首都圏を中心に、用地仕入から、企画設計、施工、販売および検査/アフターサービスまで「自社一貫体制」で「良質廉価な分譲住宅を供給し続ける」ことを目指しています。

 東栄住宅を支える基幹システムの主軸である原価/工程管理システムは、最初の構築から6年ほど経過した2005年に、中核である「Oracle Database Standard Edition」とハードウェアをバージョンアップするシステム増強を実施しました。しかし、2010年頃にはデータ量の増大にともない性能面で課題が出始めたことや、図面管理、電子発注システムをはじめとする他の業務システムとのデータ連携が複雑になってきました。そのため、複数の業務システムの統合と、システム化されていない業務のシステム化を視野に入れ、新基幹システムとして再構築することを決定しました。当初はシステム統合やデータ連携という観点から、性能とコストを重視した調査を行っていましたが、2011年に東日本大震災が発生したことから、システムの事業継続も重点項目に加えました。2012年より汎用サーバー、ストレージ構成を含めさまざまな検討を重ねた結果、2013年6月に「Oracle Database Appliance X3-2」の採用を決定しました。

 東栄住宅では、複数の業務システムを「Oracle Database Appliance X3-2」1台に集約した新システムの本格稼働を2014年4月に、その後「Oracle Database Appliance X3-2」2台による災害対策構成の設置を予定しています。データモデルの再設計をともなう基幹システムの抜本的な再構築を9カ月という短期間で実施しなければならないため、「Oracle Database Enterprise Edition」のオプション機能である「Oracle Diagnostics Pack」、「Oracle Tuning Pack」を利用したSQLチューニングの自動化により、開発生産性の大幅な向上を見込んでいます。また、同社は「Oracle Real Application Clusters One Node」によるダウンタイムの最小化、本番環境を停止することなくリアルタイムの災害対策構成を実現する「Oracle Data Guard」により、システム全体に求められる可用性を実現できる点や、システムに必要なプロセッサの能力に応じて費用を支払うライセンス方式「Capacity On Demand (キャパシティ・オンデマンド)」に大きな期待を寄せています。

株式会社東栄住宅 総務部システム課 課長 長谷川 稔様からのコメント

 当社は、創業以来首都圏を中心に戸建分譲事業を展開し、「人を幸せにする住まいづくりを通して、潤いのある暮らしと豊かな社会の発展に貢献する」 という企業理念のもと、高品質で廉価な住宅を供給し続けて参りました。

 事業の拡大に伴い、2012年に「より強固な体制強化」を目的とした、建物系原価および工程管理のシステムを刷新する計画が立ち上がりました。設計図面、関係図書や会計など、既存の各種システムとの統合や連携が計画の軸となるため、大量のデータを安定して高速に処理することが、必要な性能の要件でした。その条件下でのコストパフォーマンスが高いと評価したため、今回の「Oracle Database Appliance」採用に繋がりました。

株式会社東栄住宅 総務部 システム課 課長  長谷川 稔


「Oracle Database Appliance」について

概要

「Oracle Database Appliance」は、高可用性・高信頼性に定評のある「Oracle Database 11g Enterprise Edition」専用に開発されたエンジニアド・システムです。事前構成済みのハードウェアと、ソフトウェアを組み合わせることで短期構築と運用コストの削減を実現します。データベース導入や管理の手間とコストを大幅に削減する画期的なソリューションです。

ハードウェア/ソフトウェア構成


ハードウェア ソフトウェア
サーバー
  Sun Server X3-2 2ノード
  CPU Intel Xeon E5-2690(8コア) x 4
  メモリ 512GB

共有ストレージ
  HDD 18TB
  SSD 800GB

インターコネクト用ネットワーク
  1G/10GBASE-T x 2
データベース
 ・Oracle Database 11g Release 2 Enterprise Edition
 ・Oracle Real Application Clusters One Node
 ・Oracle Diagnostics Pack
 ・Oracle Tuning Pack

OS
 ・Oracle Linux

クラスタウェア
 ・Oracle Grid Infrastructure

管理ソフト
 ・Oracle Enterprise Manager
 ・Appliance Manager
 ・Oracle Auto Service Request (ASR)


株式会社東栄住宅について


代表取締役社長:西野 弘
設立:昭和26年3月10日
本社:東京都西東京市芝久保町四丁目26番3号
従業員数:465名(2012年1月末現在・連結)
URL:http://www.touei.co.jp/
主な事業内容:戸建住宅分譲事業、マンション分譲事業、建築請負事業、不動産賃貸事業

オラクルについて


オラクルは、クラウド環境と皆様のデータセンターの両方においてハードウェアとソフトウェアが連携して稼働するよう設計します。オラクル(NYSE:ORCL)に関するより詳細な情報については、www.oracle.com をご覧ください。

株式会社アシストについて


代表取締役会長:ビル・トッテン/代表取締役社長:大塚 辰男
設立:1972年3月
社員数:830名(2013年4月1日現在)
本社:東京都千代田区九段北4-2-1
URL:http://www.ashisuto.co.jp/

アシストは、特定のハードウェア・メーカーやソフトウェア・ベンダーに偏らない、幅広いパッケージ・ソフトウェアを取り扱う会社です。「パッケージ・インテグレーター」として複数のソフトウェアと支援サービスにアシストのノウハウを組み合わせ、企業の情報システムを情報活用、運用、データベースのそれぞれの分野で支援しています。今年は、新スローガン(「お客様の最高」のために)のもと、この3分野にさらに注力し、商用だけでなくオープンソース・ソフトウェアを含め顧客企業の立場に立った製品選定と独自の組み合わせによる製品/サービスの提供を一層強化し、活動していきます。

ニュースリリースに関するお問い合わせ


日本オラクル株式会社 広報室 谷地田
TEL:03-6834-4837 FAX:03-6834-6129
E-Mail:pr-room_jp@oracle.com
プレスルーム:http://www.oracle.com/jp/corporate/press/

株式会社アシスト 広報部 田口
TEL:03-5276-5850
URL:http://www.ashisuto.co.jp/contact/press/

「Oracle Database Appliance」に関するお問い合わせ


株式会社アシスト 情報基盤事業部 ビジネス推進部 中村剛
TEL:03-5276-3653
詳細URL:http://www.ashisuto.co.jp/solution/dodai/stack/oda/



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上記リリースのPDF版は、以下のリンクよりダウンロードいただけます。


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