TOP>ニュース/新着情報>アシスト、リモートアクセスでもブラウザから快適にリモートデスクトップ接続できる「Ericom AccessNow」の新バージョンを発表

2013年10月15日(火) 製品/サービス

アシスト、リモートアクセスでもブラウザから快適に
リモートデスクトップ接続できる「Ericom AccessNow」の
新バージョンを発表


2013年10月15日
株式会社アシスト
広報部

 株式会社アシスト(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大塚 辰男、略記:アシスト)は、Webブラウザから利用できるRDPクライアント「Ericom AccessNow」(以下、AccessNow、開発元:イスラエルEricom Software Ltd.、略記:Ericom社)のバージョン3.0(以下、AccessNow v3.0)を11月30日に国内リリースします。

 AccessNowを利用すると、プラグインや設定不要であらゆるデバイスのHTML5対応ブラウザから仮想デスクトップ(VDI)や、Windows RDS/TS、物理PC等のRDPホストにセキュアに接続することが可能です。仕組みとしては、RDPホストとクライアントの間にAccessNowサーバがゲートウェイとして入り、RDPホストから受け取ったRDPデータを変換し、WebSocketを通じてブラウザに送ります。このため、既存のリモートデスクトップ環境に変更を加えることなく導入でき、クライアントの利用環境をOS、バージョン、デバイスを問わずに拡張させることができます。これにより、災害時対応、BYOD、在宅勤務、スマートデバイス活用などを実現し、ユーザはデバイスやネットワーク環境に縛られず、デスクトップとアプリケーションを利用できるようになります。


 従来バージョンのAccessNowでは、WANや3G回線を使用したリモート接続など、狭帯域から使用する際に、手元のデバイス上の操作と操作結果が表示されるまでのタイムラグが課題となっていました。AccessNow v3.0では、Ericom社のRDPアクセラレーター「Ericom Blaze」の技術を取り入れることにより、現状の最新出荷バージョンのAccessNow v2.4と比較して帯域利用量を半減させることに成功しました。一般的なオフィス・アプリケーションであれば下りが1.5Mbps程度のアクセス回線でも快適に使用できます。また、RDP7.1との比較では、LAN、リモートアクセスシナリオでオフィス・アプリケーションを使用するテストにおいて、帯域利用量と使用感にはほとんど差が見られませんでしたが、動画再生時においてはAccessNow v3.0の帯域利用量がRDP7.1の10分の1程度に抑えられていることが分かりました(アシストでの検証結果より)。今回のAccessNow v3.0の性能向上により、既存のWANやリモートアクセス回線、VPN環境を増強せずにユーザの使用感を維持、向上させることが可能です。

アシストでAccessNow v3.0の検証を担当した技術者からのコメント

「AccessNow v2.4ではRDPと同等かそれ以下のパフォーマンスしか出ず、メリットはブラウザだけでアクセスできるという1点だけでしたが、AccessNow v3.0では、RDPでは利用に耐えないようなネットワーク環境であっても動画再生ができたり、顧客へのプレゼンもストレスなく行えることが分かりました。これであれば在宅勤務でも他の環境でも違和感なく使えます。」


Ericom AccessNow v.3.0について

対応ブラウザ


現在アシストでAccessNowの技術サポート対象を下記ブラウザに限定しています。

  • Windows OS上のIE10、Chrome、FireFox
  • iOS上のSafari
  • Android OS上のChrome
  • Linux (Ubuntu)上のFireFox
  • Mac OS上のSafari

価格


AccessNow 1指定ユーザ:12,360円(税別)
 
※ AccessNowのライセンスは単体で購入できますが、Ericom社のコネクションブローカー製品PowerTerm WebConnectのライセンスがあれば、ほとんどのAccessNowの機能を利用できます。

ネットワーク利用帯域比較テスト結果



「Ericom PowerTerm WebConnect」について


「Ericom PowerTerm WebConnect」はWindowsのサーバ共有デスクトップと公開アプリケーション、VDI、そして物理PC等へのセキュアなアクセスを、単一コンポーネントで提供できるハイブリッド型クライアント仮想化ソフトウェアです。安価なソフトウェア・コスト、短期導入、シンプルな運用管理が特長です。小規模から大規模まであらゆる企業の要望に応え、シンプルで高いコスト・パフォーマンスを提供する理想的なクライアント仮想化ソフトウェアとして注目を集めています。

株式会社アシストについて


代表取締役会長:ビル・トッテン/代表取締役社長:大塚 辰男
設立:1972年3月
社員数:830名(2013年4月現在)
本社:東京都千代田区九段北4-2-1
URL:http://www.ashisuto.co.jp/

アシストは、特定のハードウェア・メーカーやソフトウェア・ベンダーに偏らない、幅広いパッケージ・ソフトウェアを取り扱う会社です。「パッケージ・インテグレーター」として複数のソフトウェアと支援サービスにアシストのノウハウを組み合わせ、企業の情報システムを情報活用、運用、データベースのそれぞれの分野で支援しています。今年は、新スローガン(「お客様の最高」のために)のもと、この3分野にさらに注力し、商用だけでなくオープンソース・ソフトウェアを含め顧客企業の立場に立った製品選定と独自の組み合わせによる製品/サービスの提供を一層強化し、活動していきます。

ニュースリリースに関するお問い合わせ


株式会社アシスト 広報部 担当:田口
TEL:03-5276-5850
URL:http://www.ashisuto.co.jp/contact/press/

「Ericom AccessNow」に関するお問い合わせ


株式会社アシスト システムソフトウェア事業部 担当:岡田、青木
TEL:03-5276-3475
詳細URL:http://www.ashisuto.co.jp/prod/ericom/



※記載されている会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。
※ニュースリリースに記載された製品/サービスの内容、価格、仕様、お問い合わせなどは、発表日現在のものです。
 その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。



上記リリースのPDF版は、以下のリンクよりダウンロードいただけます。


ページの先頭へ戻る