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2014年10月20日(月) 事例

店頭マーチャンダイジングのマックス、売り場作りの戦略立案に
地図分析ソリューション「GeoQlik」を採用

~地図上の分析で、エリア戦略と店舗巡回スタッフの最適配置を強化~


2014年10月20日
株式会社アシスト
広報部

 株式会社アシスト(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大塚辰男、略記:アシスト)が取り扱う連想型高速インメモリBIツール「QlikView」(開発元/販売元:Qlik Technologies, Inc.、クリックテック・ジャパン株式会社)およびQlikView専用の地図連携ソリューション「GeoQlik(ジオクリック)」(開発元:仏 Business Geografic社)が、株式会社マックス(本社:東京都中央区、代表取締役社長兼 CEO:澤地哲夫、略記:マックス)の店頭マーチャンダイジングの分析プラットフォームに採用されたことを発表します。

 マックスは、売れる売り場作りを提案するインストア・マーチャンダイジング事業を展開しており、顧客であるメーカー企業の商品が販売されているスーパーマーケットやドラッグストア、家電量販店などを店舗巡回スタッフ(FMD:フィールドマーチャンダイザー)が訪問し、店頭での商品陳列やPOP、接客方法について改善策を企画提案し、実施するサービスを提供しています。

 近年の小売企業によるプライベートブランドの急速な市場浸透や販売店舗での取扱傾向などの市場変化を受け、マックスのFMDに寄せられる顧客からの要望や期待は、従来からの棚割り提案やPOP/什器の設置だけでなく、個々の店舗ニーズに沿った戦略立案や販売店への商談力のさらなる強化が求められるようになりました。そこでマックスは2012年に「QlikView」を導入して、販売実績レポートで顧客企業ごとの小売店のカバー率や売上シェアを複数の分析軸から把握できる仕組みを構築し、売り場の問題点をデータで分析した上で、対象となる数千店舗の売り場作りの改善や提案を重ねられるようになりました。また、FMDの教育管理を担うスーパーバイザーは成績レポートとしてもQlikViewを利用し、日々のOJT教育や評価に活かしています。

 さらに、スーパーバイザーを束ねるマネージャ層は、顧客企業と共に戦略を立案する際にもQlikViewを活用していますが、営業戦略上のKPI策定やFMDの最適配置にあたってはエリア特性も重要な要素となっており、地図情報とあわせてプランニングできる環境が求められていました。そこで、QlikViewのグラフや表に新たに地図の視点を加え、地図上でデータを立体的に可視化することで新たな発見を得たり、エリア分析を深められることを目指して「GeoQlik」の導入を決定しました。マックスがGeoQlikを採用した主な理由は、下記のとおりです。

1. GeoQlikの地図上に販売実績データを展開し、その上に人口統計情報等を重ね合わせると、販売余地を示す
  ポテンシャルが可視化され、攻めるべき店舗が見えてくる
2. グラフや表だけでは判断できなかった異常値を、地図上に色分けされた表示から早期に発見できるようになり、
  地域特性や季節に応じた売り場提案のエリア戦略を強化できる
3. これまではエリアから均等に割り振っていたFMDの配置を、地図上に可視化された売上実績やカバー率等に
  基づいて、最適な人員配置をプランニングできるようになる
4. 店舗ごとの訪問回数について、営業戦略上のKPIとFMDが実際に訪問できる物理的回数を比較しながらシミュ
  レートし、地図上にプロットしながら決定できる

 マックスでは、10月からGeoQlikの利用を開始する予定で、QlikViewの活用とあわせた効果を期待しています。

 アシストはQlikViewのプロトタイプ作成支援をはじめ、フィールドサポートや研修、サポートサービスを提供しており、豊富な導入実績や事例とあわせて、マックスの高い評価を得ています。

QlikTechについて


QlikTech(NASDAQ証券コード:QLIK)は、セルフサービス型のデータ・ビジュアライゼーション(データの視覚化)およびガイデッド・アナリティクス(※)を直観的な操作で実現する、データ・ディスカバリー(解の探索)分野におけるリーダーです。約33,000社の顧客企業がQlikTechのソリューションを活用し、様々なデータソースの情報から意味や気づきを見出し、データの中に隠れた関係性を探り、優れたアイデアにつながる洞察を得ています。米国ペンシルベニア州ラドナーに本社を置くQlikTechは、世界100カ国以上に拠点を設け、1,700社を超えるパートナー企業とビジネスを展開しています。詳細は、http://www.qlik.com/jpをご参照ください。

※ ガイデッド・アナリティックスとは、ユーザーが簡単かつ直感的に使えるように、分析画面にある程度の道筋(ガイド)をつけておく分析用アプリケーションを意味しています。

「GeoQlik」について


GeoQlikは、QlikView専用の拡張機能で、最先端の地理情報分析機能を提供します。BIツールであるQlikView専用のシンプルかつ強力なGISコンポーネントで、QlikViewのユーザがダイナミックに地図上でビジネスデータや指標を“地理的に分析”することを可能にします。GeoQlikでは、行政地域、商業地域、都市や市街地、商業機関、衛星や航空イメージなどの地図データを幅広く管理することができます。GeoQlikは、Web GISや地理空間BIに特化したフランスのソフトウェア・ベンダーであるBusiness Geografic社によって開発されました。Business Geografic社は、QlikTech社の長年における技術パートナーで、世界におけるQlikViewの成長に最も貢献しているプロバイダーの1つです。世界中にある100社以上の販売パートナーとグローバルなビジネス網を築くことで、QlikViewユーザにとって価値のある地図連携ソリューションを提供します。

株式会社マックスについて


代表取締役社長兼 CEO:澤地哲夫
設立:2000年9月7日
資本金:50,000,000円
本社:東京都中央区日本橋茅場町2-13-13 茅場町2丁目共同ビル6F
従業員数:90名(2013年6月1日現在) ※正社員のみ
事業内容:店頭コミュニケーション事業、営業支援事業、フィールドリサーチ事業、情報システム事業、教育研修事業
URL:https://www.macs-agcy.co.jp/

株式会社アシストについて


代表取締役会長:ビル・トッテン/代表取締役社長:大塚 辰男
設立:1972年3月
社員数:850名(2014年4月現在)
本社:東京都千代田区九段北4-2-1
事業内容:コンピュータ用パッケージ・ソフトウェアの販売、技術サポート、教育およびコンサルティング
URL:http://www.ashisuto.co.jp/

アシストは、特定のハードウェア・メーカーやソフトウェア・ベンダーに偏らない、幅広いパッケージ・ソフトウェアを取り扱う会社です。「パッケージ・インテグレーター」として複数のソフトウェアと支援サービスにアシストのノウハウを組み合わせ、企業の情報システムを情報活用、運用、データベースのそれぞれの分野で支援しています。今年も“「お客様の最高」のために”というスローガンのもとこの3分野にさらに注力し、顧客企業の立場に立った製品選定と独自の組み合わせによる製品/サービスの提供を一層強化し、活動していきます。

ニュースリリースに関するお問い合わせ


株式会社アシスト 広報部 担当:田口
TEL:03-5276-5850
URL:http://www.ashisuto.co.jp/contact/press/

「QlikView」または「GeoQlik」に関するお問い合わせ


株式会社アシスト 情報基盤事業部 情報活用製品統括部 担当:浅村
TEL:03-5276-3653
詳細URL:http://www.ashisuto.co.jp/prod/qlikview/



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