TOP>ニュース/新着情報>インメモリ・コンピューティングで社内の情報活用をシンプルに最適化アシスト、インメモリ情報活用プラットフォーム「HAYATE」を販売開始

2014年12月11日(木) 製品/サービス

インメモリ・コンピューティングで社内の情報活用をシンプルに最適化
アシスト、インメモリ情報活用プラットフォーム「HAYATE」を販売開始

~Oracle Database In-Memory、QlikView、WebFOCUS EVOの組み合わせで
 ユーザのリアルタイムな情報活用を強力に支援~


2014年12月11日
株式会社アシスト
広報部

 株式会社アシスト(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大塚 辰男、略記:アシスト)は、取扱製品である「Oracle Database In-Memory」(開発元:Oracle Corporation)と連想型高速インメモリBIプラットフォーム「QlikView」(開発元/販売元:Qlik Technologies, Inc.、クリックテック・ジャパン株式会社)、そしてオペレーショナルBIプラットフォーム「WebFOCUS」(開発元:Information Builders, Inc.)をベースエンジンとし定型から自由検索までを実現する「WebFOCUS EVO」を組み合わせたインメモリ情報活用プラットフォーム「HAYATE」(はやて)の提供を開始します。

 従来の「情報活用基盤システム」は、業務処理用の基幹データベースとモニタリング・検索用途のDWHシステム、そして分析・探索用のデータマートで構成され、基幹データベースの情報をそれぞれのシステムに同期させ、処理しているためデータの鮮度が低下するという課題がありました。こうしたシステム構成では、基幹データベースに存在する「今」のトランザクション・データを活用した意思決定や、センサーデータなどのM2M(Machine to Machine)のリアルタイム分析を実現するのは困難でした。

 今回、販売を開始する「HAYATE」は、「Oracle Database In-Memory」オプションにより劇的に処理の高速化を実現した「Oracle Database 12c Enterprise Edition」(開発元:米国Oracle Corporation)、「QlikView」、「WebFOCUS EVO」を組み合わせたもので、インメモリ・コンピューティング技術によって、情報処理の高速化とリアルタイムな情報活用・分析を強力に支援します。従来システムでは、約3時間かかっていたDWH内にある10億件の販売履歴の分析処理が、「HAYATE」を導入することでおよそ1,600分の1のスピードで完了する※※など、圧倒的な高速性を実現します。

 アシストはこのHAYATEを2015年末までに10台を目標として積極的に販売する予定です。

HAYATEがもたらすビジネス変革

HAYATEがもたらすビジネス変革

※HAYATEのデータベース・システムはOracle Exadata Database Machineで構成されます。
※※アシストでの検証結果です。


日本オラクル株式会社 アライアンス事業統括 データベース営業推進本部 本部長 椛田 后一様のコメント

日本オラクル株式会社は、インメモリ情報活用プラットフォーム「HAYATE」の提供開始を心より歓迎いたします。

株式会社アシストと日本オラクルは、長年にわたるデータベースビジネスでの実績に加えて、近年では「Oracle Exadata」をはじめとするオラクルのエンジニアド・システムの提供にも注力してまいりました。

このたび、「Oracle Database 12c」の処理性能を飛躍的に向上させる「Oracle Database In-Memory」を活用した「HAYATE」の提供開始により、お客様の業務と意思決定のリアルタイム化を支援し、新たなビジネス価値をご提供できることを期待しております。

クリックテック・ジャパン株式会社 マーケティング本部 本部長 安部 知雄様のコメント

当社は、今回アシスト社が「HAYATE」を発表されることを非常に嬉しく思います。

日本でも多くのお客様にお使いいただいている「QlikView」は、特許取得済みのデータエンジンにより、シンプルかつ高速な情報探索および分析機能を提供します。Oracle Database In-Memoryと組み合わせることで、リアルタイム性が加わり、お客様における意思決定をより的確かつスピーディに支援できることと期待しています。

当社は今後も、ユーザーが専門的なIT知識を必要とせず、みずからデータを自由に探索し、解を発見し、視覚化して共有し、ビッグデータをビジネスに活用できる環境をパートナーの皆様と提供してまいります。

Information Builders, Inc. International Director Joe Lui様のコメント

Information Builders社は、今回発表される「HAYATE」という革新的なソリューションをアシストと共に日本市場へ提供していけることを大変嬉しく思っております。

本ソリューションは、企業向けオペレーショナルBIソリューションである「WebFOCUS EVO」に、リアルタイムでのデータアクセスを可能にする最高クラスのデータベース・アプライアンスを組み合わせています。アシストとの長年のパートナーシップを誇る当社は、この先駆的なITソリューションで日本のユーザ企業のビジネスにさらに貢献していきたいと考えています。


「HAYATE」について

価格(税別)


HAYATE本体価格:要問い合わせ

HAYATE構築支援サービスパック
  Oracle Database
    Oracle Exadata、Oracle Database In-Memory、Oracle Partitionig実装支援など 2,000万円~
  WebFOCUS
     実装支援、レポート開発支援、セキュリティ実装支援、各種トレーニングなど  840万円~
  QlikView
     実装支援、アプリケーション開発支援、サイジング支援、各種トレーニングなど  350万円~

HAYATE運用支援サービス
  HAYATEコール   200万円~
  アシストあんしんサポートサービス  1,000万円~

*「HAYATE」を構成するいずれかの製品を利用中の場合、上記価格については要相談。

「Oracle Database In-Memory」について


「Oracle Database In-Memory」は、既存の「Oracle Database」内に保持された構造化データをより高速に分析したいというニーズに対応し、運用管理性・開発生産性に影響を与えることなく高速化を実現できる新しいテクノロジーです。これにより、業務と意思決定のリアルタイム化を支援します。「Oracle Database In-Memory」は、ロー(行)型とカラム(列)型の処理を最適に組み合わせるデュアル・フォーマット・インメモリ・アーキテクチャにより、分析、データウェアハウス、レポート生成におけるデータベースの処理性能を飛躍的に向上させ、同時にオンライン・トランザクション処理(OLTP)の高速化も図ることができます。これにより企業は、ビジネス上の洞察をリアルタイムに得ることで、より優れた意思決定が可能となると同時に、トランザクションの処理性能を大幅に向上することができます。「Oracle Database In-Memory」の機能は、「Oracle Database」上で稼働する既存のすべてのアプリケーションで容易に利用できます。プログラムの追加やアプリケーションの変更を行うことなくカラム型インメモリ処理のメリットを自動的に利用でき、大幅な高速化が実現します。「Oracle Database」のスケールアップ、スケールアウト、ストレージ階層化、可用性、セキュリティの技術が完全に統合されています。また本製品は、「Oracle Database 12c」に対応するすべてのハードウェア・プラットフォームで利用できます。

「QlikView」について


QlikViewは、米国特許の「連想技術」をコアテクノロジーに持ち、「インメモリ技術」との相乗効果で従来のBIにはない、まったく新しい概念で、ユーザ自身があらゆるデータを探索できます。 関連性のあるデータをつなげていく「連想技術」によりすべてのデータが連動するため、開発者が規定した分析ルートではなく、ユーザ自身の思考であらゆるデータを切り口に自由に分析することができます。アシストでは、2009年3月にQlikViewの取り扱いを開始し、現在では750社以上(2014年10月時点)のお客様にご導入いただいています。

「WebFOCUS」について


WebFOCUSは、高い開発生産性、エンドユーザの直感的な操作性という大きな特長をもち、全社規模での情報活用を強力に推進するBIプラットフォームです。「オペレーショナルBI」のコンセプトのもと、経営層やアナリスト、現場の業務担当者のみならず、社外の顧客やパートナーまであらゆるユーザによる情報活用を実現します。

株式会社アシストについて


代表取締役会長:ビル・トッテン/代表取締役社長:大塚 辰男
設立:1972年3月
社員数:850名(2014年4月1日現在)
本社:東京都千代田区九段北4-2-1
URL:http://www.ashisuto.co.jp/

アシストは、特定のハードウェア・メーカーやソフトウェア・ベンダーに偏らない、幅広いパッケージ・ソフトウェアを取り扱う会社です。「パッケージ・インテグレーター」として複数のソフトウェアと支援サービスにアシストのノウハウを組み合わせ、企業の情報システムを情報活用、運用、データベースのそれぞれの分野で支援しています。今年も“「お客様の最高」のために”というスローガンのもと、この3分野にさらに注力し、顧客企業の立場に立った製品選定と独自の組み合わせによる製品/サービスの提供を一層強化し、活動していきます。

ニュースリリースに関するお問い合わせ


株式会社アシスト 広報部 担当:田口
TEL:03-5276-5850
URL:http://www.ashisuto.co.jp/contact/press/

「HAYATE」に関するお問い合わせ


株式会社アシスト 情報基盤事業部 ビジネス推進部 担当:中村 剛
TEL:03-5276-3653



※ 記載されている会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。
※ ニュースリリースに記載された製品/サービスの内容、価格、仕様、お問い合わせなどは、発表日現在のものです。
 その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。



上記リリースのPDF版は、以下のリンクよりダウンロードいただけます。


ページの先頭へ戻る