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2015年09月29日(火) 製品/サービス

アシスト、運用イベント分析プラットフォーム
「千里眼SaaS」を提供開始

~ システム運用の事象を直観的に把握し、スピーディなシステム改善をAWS上で実現 ~


2015年9月29日
株式会社アシスト
広報部

千里眼SaaS

 株式会社アシスト(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大塚辰男、略記:アシスト)は、アマゾン ウェブ サービス(以下AWS)を利用して、企業システムの運用イベントを分析するプラットフォーム「千里眼SaaS」を、10月1日より提供開始します。

 アシストは、顧客企業への運用提案の実績・ノウハウを生かし、ITサービスマネジメント実践ソリューション「ENISHI(えにし)」を展開しています。その中の1つである「イベント管理ソリューション」では、障害監視やジョブ管理など、システム運用時に発生するイベント情報の一元管理基盤となる「千里眼 イベント管理 for JP1」を提供してきました。「千里眼 イベント管理 for JP1」は、統合運用管理ソフトウェア「JP1」(開発元:株式会社 日立製作所)に集約される大量のイベントをBIプラットフォーム基盤「Qlik® View」(開発元/販売元:Qlik Technologies,Inc 、クリックテック・ジャパン株式会社)に取り込み、多角的な分析レポートをオンプレミス環境で提供するもので、アシストでは2,300社を超えるサポート実績に基づき、分析テンプレートを独自に開発しています。

 今回アシストでは、クラウドでの利用を求める顧客の声に応え、SaaS形態で「千里眼」のサービス提供を開始することになりました。10月1日より提供を開始する「千里眼SaaS」は、AWS上に構築したデータビジュアライゼーションBIプラットフォーム「Qlik® Sense」(開発元/販売元:Qlik Technologies, Inc.、クリックテック・ジャパン株式会社)を分析エンジンとして採用し、システム運用時に発生する様々な運用イベントを多角的に分析することで、現状の運用状況を可視化します。「千里眼SaaS」が提供する多彩なレポートと直観的に使える分析基盤は、日々の運用状況の確認や継続的な運用改善に大きな効果を発揮します。また、AWSの特徴である「拡張性」「俊敏性」「柔軟性」により、従来、お客様が大量のイベントを集約する際に必要であったハードウェア選定にかかる時間と、ハードウェア増設時のコストと作業を大幅に短縮することが可能となります。さらに、サービスをすぐに利用開始できることに加え、組み込み型の分析プラットフォームとして「Qlik Sense」を採用することで、コスト面での最適化や手軽な利用を実現します。

 アシストでは、「千里眼SaaS」をENISHIソリューションの中核として位置づけ、今後もラインナップを拡充しながらシステム運用の改善を検討している顧客企業へ積極的な展開を図り、2016年12月末までに30社への販売を目指します。

「千里眼SaaS」について

概要図

概要図


千里眼SaaSのレポートテンプレート


ダッシュボード

イベント全体を可視化します。イベントの発生件数や種別を確認し、イベント全体を可視化することで、システムの運用状況を把握します。

ダッシュボード



JP1イベントサマリ

JP1イベントのサマリを時間、ノードなど様々な軸で表示します。問題の一端を発見した場合、フィルタリングやドリルダウンでさらに詳細化します。

JP1イベントサマリ



ジョブ/ジョブネットの処理時間にフォーカス

定期的にエラーを起こすジョブや、エラーの発生する時期・時間帯を素早く発見します。

ジョブ/ジョブネットの処理時間にフォーカス


サービス料金


(1)サービス利用開始初期費用 \300,000(税別)
   サービス利用開始時に必要な開設費用です。

(2)毎月のサービス利用料金
   千里眼SaaS 1サービス \98,000(税別)
   ※1サービス3ユーザまで利用できます。(追加の場合1ユーザあたり \18,000別途必要)

詳細URL


http://www.ashisuto.co.jp/product/category/saas-itsm/senrigum-saas/


アマゾン データ サービス ジャパン株式会社 パートナーアライアンス本部 本部長 今野 芳弘様からのコメント

アマゾン データ サービス ジャパンは、株式会社アシストの「千里眼SaaS」の提供開始を歓迎します。お客様は、セキュアかつ拡張性、俊敏性、柔軟性を備えたAWSを利用した、SaaS形態での「千里眼」を利用することで、これまで多くの時間と費用と費やしてきたハードウェア周りの作業負担を大幅に削減できます。「千里眼SaaS」により、お客様が本来の目的であるイベント管理を迅速に開始することで、システム運用の安定稼働およびビジネス成長が促進することを期待します。

株式会社 日立製作所 情報・通信システム社 ITプラットフォーム事業本部 サービスイノベーション統括本部 IT基盤ソリューション本部 本部長 奥原 進様からのコメント

日立製作所は、株式会社アシストの「千里眼SaaS」の提供開始を心より歓迎します。アシストの豊富な運用提案の実績・ノウハウに基づいたイベント管理ソリューション「千里眼 イベント管理 for JP1」のSaaS型での提供開始により、「Qlik Sense」による多角的な分析をサービスとしてすぐに手軽に利用開始できることで、より多くのお客様のシステム運用の最適化と安定稼働に貢献できるものと確信しています。日立は今後もアシストとのパートナーシップのもと、IT運用の最適化を通してお客様のビジネスを強力に支援していきます。

クリックテック・ジャパン株式会社 マーケティング本部 本部長 安部 知雄様からのコメント

このたび、アシスト社が提供開始する「千里眼SaaS」の分析エンジンに弊社のQlik Senseが採用されたことを非常に嬉しく思います。この千里眼SaaSによって、より多くのお客様が自社システムにおける大量の運用イベントデータを簡単に分析することができるようになると期待しています。今回のように、当社のQlik SenseプラットフォームをOEMで活用いただくことにより、高機能で実績のある分析機能を自社製品に組み込むことができるようになります。また、自社でBIコンポーネントの機能拡張や新規開発が大変容易に実現できるため、既に多くのOEMパートナーが自社製品に当社の連想技術を組み込んで提供されています。今後もアシスト社と協業し、迅速かつ柔軟な分析環境を提供し、お客様におけるデータ活用を支援してまいります。


株式会社アシストについて


代表取締役会長:ビル・トッテン/代表取締役社長:大塚 辰男
設立:1972年3月
社員数:870名(2015年4月現在)
本社:東京都千代田区九段北4-2-1
URL:http://www.ashisuto.co.jp/

アシストは、特定のハードウェア・メーカーやソフトウェア・ベンダーに偏らない、幅広いパッケージ・ソフトウェアを取り扱う会社です。「パッケージ・インテグレーター」として複数のソフトウェアと支援サービスにアシストのノウハウを組み合わせ、企業の情報システムを情報活用、運用、データベースを中心に、近年ではクライアント仮想化やビジネスルール管理分野も拡充し支援しています。今年も“「お客様の最高」のために”というスローガンのもと、これらの分野にさらに注力し、顧客企業の立場に立った製品選定と独自の組み合わせによる製品/サービスの提供を一層強化し、活動していきます。

ニュースリリースに関するお問い合わせ


株式会社アシスト 広報部 担当:田口、吉田
TEL:03-5276-5850
URL:http://www.ashisuto.co.jp/contact/press/

本サービスに関するお問い合わせ


株式会社アシスト システムソフトウェア事業部 担当:飯塚
TEL:03-5276-5565



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 Amazon.com, Inc.またはその関連会社の商標です。その他、記載されている会社名、製品名は、各社の商標または
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 その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。



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