アシスト、日本ナレッジと共同で仮想ブラウザを利用した
標的型攻撃対策「ダブルブラウザ・ソリューション」の
Linux版を提供開始
~ 大規模な自治体や民間企業での導入コストを大幅に削減 ~
- ※「ダブルブラウザ・ソリューション」は販売を終了させていただきました。
2015年10月1日
株式会社アシスト
日本ナレッジ株式会社
株式会社アシスト(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大塚 辰男、略記:アシスト)と日本ナレッジ株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役:藤井 洋一、略記:日本ナレッジ)は、アシストが提供するEricom社製品(開発元:イスラエルEricom Software Ltd.)を基盤とした「ダブルブラウザ・ソリューション」のLinux版を共同開発し、本日付けで受注を開始、11月2日より出荷開始することを発表します。
近年、多発する標的型攻撃への対応として、自治体や民間企業では業務ネットワークのインターネットからの分離対策が進んでいます。アシストの「ダブルブラウザ・ソリューション」は、業務端末をインターネットから遮断する代わりに、仮想環境上に用意したブラウザを経由して、インターネットへ接続できるようにするというものです。
従来のダブルブラウザ・ソリューションは、Windows ServerのRDS(Remote Desktop Services)をベースに構成されているため、利用ユーザ数に応じてMicrosoft RDS CAL(クライアントアクセスライセンス)が必要です。このため、全従業員数分の仮想ブラウザを提供する場合にはコストが大きな負担となっていました。
今回新たにLinuxで仮想ブラウザを利用できる方式を追加したことにより、Microsoft RDS CALが不要になり、利用者数の多い自治体や民間企業におけるコスト負担を大きく軽減します。
「ダブルブラウザ・ソリューション Linux版」について
システム概念図
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利用イメージ
デモサイト
https://ashisuto.ericom.com/AccessNow/start.html?settings=wb
上記URLをクリックすると、現在利用中のブラウザ内に仮想デスクトップが表示されます(これが普段利用している業務PCと想定してください)。「デスクトップ」アイコンをクリックし、「インターネット用Linuxブラウザ」アイコンをクリックすると、Linuxサーバ上で稼働するMozilla Firefoxが起動します。
機能
「ダブルブラウザ・ソリューションLinux版」は単純にLinux仮想ブラウザを利用できるだけでなく、アシストと日本ナレッジが共同でセキュリティレベルや利便性をより向上させるための機能を開発しています。機能の詳細はお問い合わせください。
コネクションブローカーへの対応予定
本日発表したソリューションはEricom Connect(コネクションブローカー)を利用しない構成です。コネクションブローカーに対応することにより、複数のLinuxサーバ構成においてユーザの接続管理を動的に行うことができるようになり、大規模環境への対応が容易になります。Ericom ConnectのLinux対応は2016年2月を予定しています。
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価格
要問い合わせ
アシストの「標的型攻撃対策ソリューション」について
アシストは、ダブルブラウザ・ソリューション以外にも内部対策を重視した様々な施策を「標的型攻撃対策ソリューション」として体系化し提供しています。
詳細URL:http://www.ashisuto.co.jp/news/release/1198891_1675.html
Ericom社製品について
Ericom社製品は、あらゆるクライアントデバイスに対してRDSやVDI、物理PCのWindowsアプリケーションとデスクトップへのアクセスを提供するクライアント仮想化ソリューションです。WebブラウザをRDPクライアントとして利用でき、クライアントレスでマルチデバイスを実現するAccessNow、タブレットからもパフォーマンス良く使い勝手の良いAccessToGo等で多様なワークスタイルの実現を支援します。
詳細URL:http://www.ashisuto.co.jp/product/category/virtualization/ericom/
株式会社アシストについて
代表取締役会長:ビル・トッテン/代表取締役社長:大塚 辰男
設立:1972年3月
社員数:870名(2015年4月現在)
本社:東京都千代田区九段北4-2-1
URL:http://www.ashisuto.co.jp/
アシストは、特定のハードウェア・メーカーやソフトウェア・ベンダーに偏らない、幅広いパッケージ・ソフトウェアを取り扱う会社です。「パッケージ・インテグレーター」として複数のソフトウェアと支援サービスにアシストのノウハウを組み合わせ、企業の情報システムを情報活用、運用、データベースを中心に、近年ではクライアント仮想化やビジネスルール管理分野も拡充し支援しています。今年も“「お客様の最高」のために”というスローガンのもと、これらの分野にさらに注力し、顧客企業の立場に立った製品選定と独自の組み合わせによる製品/サービスの提供を一層強化し、活動していきます。
日本ナレッジ株式会社 IVEX事業部について
代表取締役:藤井 洋一
設立:1985年10月
本社:東京都台東区寿3-19-5
郡山センター:福島県郡山市虎丸町5-8
URL:http://www.ivex.jp/
日本ナレッジ株式会社 IVEX事業部は、シンクライアント環境(Ericom / Citrix Xen App / Terminal Service / 2X / Go-Global / Propalms TSE 利用環境など)においても正確な操作記録を実現した「IVEX Logger Series」をはじめ、操作・通信制御、シンクライアント製品など、IT全般統制に欠かせないセキュリティソリューションを提供しています。
ニュースリリースに関するお問い合わせ
株式会社アシスト 広報部 担当:田口、吉田
TEL:03-5276-5850
URL:http://www.ashisuto.co.jp/contact/press/
日本ナレッジ株式会社 広報・宣伝 担当
TEL:03-3845-4784
E-Mail:pr@ivex.jp
「ダブルブラウザ・ソリューションLinux版」に関するお問い合わせ
株式会社アシスト システムソフトウェア事業部 仮想化推進室 担当:重松
TEL:03-5276-3475
(IVEXダブルブラウザLinuxに関するお問い合わせ)
日本ナレッジ株式会社 IVEX事業部 営業部
TEL:03-3845-4784
E-Mail:sales@ivex.jp
※記載されている会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。
※ニュースリリースに記載された製品/サービスの内容、価格、仕様、お問い合わせなどは、発表日現在のものです。
その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。