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2016年05月16日(月) 事例

片倉工業、全社の情報活用基盤に「WebFOCUS EVO」を採用

~ BIシステムを全面リプレースし、多角化経営のキーとなる情報活用を推進 ~


2016年5月16日
株式会社アシスト
広報部

 株式会社アシスト(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大塚 辰男、略記:アシスト)が提供するBIプラットフォーム「WebFOCUS」(開発元:米Information Builders, Inc.)をベースエンジンとし定型から自由検索まで幅広いユーザニーズに応える機能を包括したパッケージ「WebFOCUS EVO」が、片倉工業株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:佐野 公哉、略記:片倉工業)の全社情報活用基盤に採用されたことを発表します。

 片倉工業は143年にわたる企業経営の中で、世界遺産に登録された富岡製糸場の最後の民間オーナーとしてカタクラシルクの伝統を引き継いだ繊維事業をはじめ、さいたま新都心の商業施設「コクーンシティ」の運営や機械関連等の事業を展開しています。多角化経営には新規事業の立ち上げと同時に業務を支えるITシステムが不可欠であり、特に売上や生産に関わるデータは即座に可視化しユーザ部門で共有できる仕組みが求められます。そのため、個別最適で事業の数だけシステムを構築するのではなく、新規事業が加わった際にもスピーディに対応できる全社共通のBIプラットフォームが必要とされていました。

 片倉工業では情報活用の推進にあたり、ユーザ部門が日々入力する業務データはユーザ部門のものであるという方針から、データそのものは情報システム部門で管理/統制するものの、データの活用は情報システム部門を介在せずに、ユーザ部門で自由にデータにアクセスして業務に活かせる環境を目指していました。国内で1,222社*1の導入実績を誇るWebFOCUSをエンジンとしたWebFOCUS EVOはその要件を満たしており、製品コンセプトの「オペレーショナルBI」*2を実現する機能と拡張性の高さを評価して導入を決定、2015年7月にこれまでのBI環境を全面的にリプレースして全社の情報活用基盤を構築しました。WebFOCUS EVOの利用詳細や効果は下記のとおりです。
 *1 2016年3月末現在の実績です。
 *2 「オペレーショナルBI」:アシストの商標登録です。

  • 従来のBI製品からの移行に際して、360にのぼる既存帳票を50帳票に集約。WebFOCUS EVOの「ガイド付きレポート」で条件を設定するだけで必要な情報を提供でき、少ない帳票数で多様なレポートニーズに対応できる。
  • Excelでの2次加工を前提にしなくても、WebFOCUS EVOの「アクティブレポート」上でソートやクロス集計、フィルタリングや再集計などの簡易分析ができる。
  • レポート利用状況のアクセスログを取得できるため、ログ分析からユーザが求めている情報を把握し、レポートの棚卸しやさらなる改善の提案につなげられる。
  • AD(Active Directory)との連携で、シングルサインオンによるイントラからのシームレスなアクセスや所属部署に応じた機能制御をかけられるため、ユーザの利便性とセキュリティ保護を同時に実現できる。
  • 従来のツールはユーザ課金型ライセンスのため利用者数が制限されたが、WebFOCUS EVOはCPUコア数課金のため全社員を対象にでき、情報活用の裾野を一気に拡大できる。

 現在は、衣料品事業部と小売事業部の約100名がWebFOCUS EVOの売上/販売/生産レポートを活用しており、ユーザインターフェースのわかりやすさや、いつでも必要な時にその場でデータを入手できる点、信頼あるデータソースをもとに意思決定や経営判断ができることを評価しています。今後は、さらに利用部門を拡大して情報活用の定着を図っていく予定で、管理会計レポートや商業施設の来館者分析にも取り組む構想が進んでいます。

 本活用事例については7月22日(金)に東京で開催されるアシストのプライベート・イベント「アシストフォーラム2016」にて、「いつでも誰でも使える『全社情報活用基盤』実現への挑戦」と題して、その取り組みを紹介します。

「WebFOCUS」について


WebFOCUSは、高い開発生産性、エンドユーザの直感的な操作性という大きな特長をもち、全社規模での情報活用の定着をサポートするBIプラットフォームです。「オペレーショナルBI」のコンセプトのもと、経営層やアナリスト、現場の業務担当者のみならず、社外の顧客やパートナーまであらゆるユーザによる情報活用を実現します。WebFOCUS EVOは、幅広いユーザニーズに応える機能を包括したパッケージで、ポータルやセルフサービスレポート、マルチデバイス、セキュリティ管理、アクセスログなど豊富な機能を活かした柔軟なBIプラットフォームを構築できます。

片倉工業株式会社について


代表取締役社長:佐野 公哉
創業:1873年(明治6年)/設立:1920年(大正9年)3月23日
従業員:351名(平成27年12月31日現在)
本社:東京都中央区明石町6-4
事業内容:
1.肌着関係:紳士・婦人・子供インナー、カジュアルインナー、各種シルク製品等の企画・製造・仕入・販売
 靴下関係:婦人パンティストッキング、スパッツ、タイツ、紳士・婦人ソックス等の企画・仕入・販売
 ブランドライセンス関係:DAVID HICKS等のブランドライセンス業
2.自動車部品、工業計器、各種バルブの開発・設計・製造・販売
 洗浄機・乾燥機・濾過装置・蒸留再生装置等の環境関連機器の開発・設計・製造・仕入・販売
 切削油・塑性加工油・潤滑油および関連商品の輸出入・仕入・販売
3.ショッピングセンターの運営および不動産賃貸事業
4.園芸とペットの専門店、ホームセンター
5.交配用みつばち、農薬等の製造・販売、国産はちみつの販売
6.低カリウムレタス・はなびらたけの生産・販売
 化粧品の企画・販売、デイサービス、介護福祉機器の企画・販売
URL:http://www.katakura.co.jp/

株式会社アシストについて


代表取締役会長:ビル・トッテン/代表取締役社長:大塚 辰男
設立:1972年3月
従業者数:1,070名(2016年4月現在)※グループ会社含む
本社:東京都千代田区九段北4-2-1
URL:http://www.ashisuto.co.jp/

アシストは、特定のハードウェア・メーカーやソフトウェア・ベンダーに偏らない、幅広いパッケージ・ソフトウェアを取り扱う会社です。「パッケージ・インテグレーター」として複数のソフトウェアと支援サービスにアシストのノウハウを組み合わせ、企業の情報システムを情報活用、運用、データベースを中心に、近年ではクライアント仮想化やビジネスルール管理分野も拡充し支援しています。今年も“「お客様の最高」のために”というスローガンのもと、これらの分野にさらに注力し、顧客企業の立場に立った製品選定と独自の組み合わせによる製品/サービスの提供を一層強化し、活動していきます。

ニュースリリースに関するお問い合わせ


株式会社アシスト 広報部 担当:田口、吉田
TEL:03-5276-5850
URL:http://www.ashisuto.co.jp/contact/press/

「WebFOCUS」に関するお問い合わせ


株式会社アシスト 情報基盤事業部 ビジネス推進部 担当:古賀
TEL:03-5276-3653
詳細URL:http://www.ashisuto.co.jp/product/category/bi/webfocus/



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