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アシストには『哲学と信念』
(略して「哲信」)という企業理念があります。これはアシスト社員にとっては「バイブル」とも言えるもので、全社共通の「価値観」や基本となる考え方が書かれています。
6〜8月にかけて、『哲学と信念』について自由にディスカッションする「哲信わいがや」が計3回行われました。職種も社歴もバラバラなメンバーが集まった中で、どんな会話がされたのでしょう。今回は、その様子をご紹介します。
『哲学と信念』の大きな特徴は、個人で読み込み理解するだけではなく、内容について周囲の人と議論し、自分の言葉で語れるようにすることを大事にしている点です。
一般的に、企業理念やパーパスというと、創業者の考えやビジョンなどが語られているものが多いのではないでしょうか。アシストの企業理念は、創業者のビルさんが執筆しましたが、「自分が働く会社の環境を良くするも悪くするも、アシストで働く社員自身にかかっています」とも書かれているように、社員全員の『哲学と信念』にするためのプロセスを重視しています。そのために、まずは『哲学と信念』について納得ができているか、そして書かれている内容に意見や質問、反論があれば、社員同士で話し合い、それでも納得できなければ社長に改訂を提案することが企業理念の中でも求められています。(参考:『哲学と信念』p05「01 はじめに」)
『哲学と信念』は、過去にも1985年、1993年、2002年と改訂されてきましたが、2024年1月に4回目の改訂が行われました。アシストを取り巻くビジネス環境の変化や社会の在り方そのものが大きく変わる中で、アシストがこれからの変化に適切に対応するための改訂です。
そこで、今回の改訂のタイミングにあわせて、改めて『哲学と信念』を読み直し、書かれている内容についてどう思うか、社員同士で話し合い自由に思いを発散する場として「哲信わいがや」が実施されました!
『哲学と信念』について熱く語る前に、まずは歴史のおさらいをしました。過去の改訂にも何度か携わってきた根井さんより、過去どんな理由で改訂が行われ、社内にどのように浸透していったのか、その変遷についての説明がされました。
実は、『哲学と信念』は最初から企業理念という形ではなく、元々は創業者であるビルさん自身の社員に向けた定期的な発信がベースでした。社員数が増えていく中で自分の考えを文章で伝える必要性を感じ、設立10年目に次の10年間の中期経営計画のような形でビルさんが執筆したのが『哲学と信念』の前身である『Second Decade』でした。それを基に社員との議論を繰り返しながら、現在の企業理念に集約されていきました。「最高」を目指す姿勢は初版から変わりませんが、初版では製品・サービスやKPIについても触れられており、参加者からは今との違いに驚きの声が上がっていました。
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ディスカッションをする前に、メンバー全員で自己紹介とあわせて、参加動機を確認し合いました。
参加動機として、『哲学と信念』を、先輩社員が後輩や就活生に、自分の言葉で伝えようとしているのが印象的でした。
参加動機は人それぞれですが、自分を見つめ直す機会としたり、他者とのコミュニケーションを大切にしていることが感じられました。
トークセッションでは、参加者へ話したい内容を事前にアンケートで確認し、その内容を基に以下の4つのテーマを設けました。
話したいテーマが近いメンバーでチームに分かれ、ディスカッションをします。各チームを覗かせてもらったので、そのトークを少しだけご紹介します。
ここでは書けませんが、ぶっちゃけ話も出て、参加していた執行役員が返答に困る場面も。そういう発言ができるところに、アシストの風通しの良さを感じました。
自称「哲信マニア」の中途入社の方は、原文である英語版の企業理念『PHILOSOPHY AND BELIEFS』まで読み込んでおり、より深くニュアンスの理解に努めていて、そのマニア魂を見せつけていました。
改めて会話する中で、解釈が意外にも違っていたり、それが気付きになったり、誰かと語ってみることの重要性を改めて感じられた「わいがや」でした。
今後も「哲信わいがや」は継続して実施予定です!次はどんな話が交わされるのか、とても楽しみですね。
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2024年10月1日、2024年度 アシストグループ内定式が行われました。今年は、計53名の学生(うち、アシスト入社:48名、アシスト北海道入社:5名)とアシストグループのご縁が結ばれました。
8月21日(水)、三田国際学園の中学2年生のお二人がアシストを訪問してくれました。今回の訪問は、同校の「Social Link Trigger」というキャリアプログラムの一環として行われたものです。