アシストのブログ

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2022.12.22

BIとAIの融合を目指す(森本 英明)

BIとAIの融合を目指す(森本 英明)


フィールドエンジニアとしてBI製品の提案、導入、サポートを担当し、最近は製品の枠組みにとらわれず、お客様の業務課題設定から解決まで幅広く活動されている森本さんにお話を伺いました!


入社のきっかけ:アシストでの派遣勤務中に、やりがいを感じて


── 森本さんは中途入社ですが、アシストに入社された経緯を教えてください。

アシスト入社前は、ソフトウェア開発会社でWeb系システムの開発やデータベース設計、バッチ開発のSEとして勤務しておりました。ある時、前職の上司からアシストでの派遣勤務を命じられて、WebFOCUSのフィールド技術者として勤務することになったのです。アシストといえばOracleで有名な会社で、恥ずかしながらWebFOCUSのようなBI製品を扱っていることを知りませんでした。また私自身もBIの案件にほとんど関わったことがなく、どんな業務になるのか想像もつきませんでした。

実際アシストに勤務してみると、今まで自身が関わってきた開発の世界とは全く異なる業務に、初めは戸惑いました。アシストのフィールド技術者の担当範囲は、製品紹介、導入作業、教育、サポート、トラブル対応など多岐にわたるのですが、チームメンバーがてきぱきと仕事を進められるので正直驚きました。一番驚いたのは製品紹介と教育ですね。アシスト社員は製品デモやプレゼンが上手ですし、教育講師対応も丁寧で分かりやすいのを見て、ちょっと自分には無理だと最初は思いました。ただ、当時のチームメンバーに手取り足取り丁寧に教えていただけたこともあり、徐々に仕事にも慣れて、アシストでの業務に面白さややりがいを感じるようになりました。フィールド技術として経験を積んだ後は、サポートセンターの業務も経験しました。その時にアシストでの上司にお声がけいただき、アシストに入社することになりました。


『哲学と信念』の浸透を体感


── 社員になって、改めて感じたことはありますか?

派遣で勤務していたときから社風や業務内容は理解していたので、社員になってもアシストに対するイメージは変わりませんでした。ただ、入社前に『哲学と信念』を読み込むと、アシスト社員がこの目標に向かって日々取り組まれていることが改めて理解できました。『哲学と信念』の一つに「協力会社にとって最高の会社になること」とありますが、当時のチームメンバーが私に手取り足取り教えてくれたのは、『哲学と信念』を目標にもっていたからだと思います。アシストに入社して15年以上経ちますが、私も含めてアシスト社員は、『哲学と信念』を常に持ちながら日々の業務に取り組んでいると感じます。

あと仕事の話から外れますが、社員同士で意気投合すればすぐに仲良くなれるところもアシストならではだと思います。以前、私が大阪から神戸に転勤になった時に、それまでほとんど会話もしたことがなかった別部署の先輩社員とゴルフの話で盛り上がり、数ヵ月後にはリフレッシュ休暇を利用してゴルフをしに海外に行ったこともありました。国内ならまだしも、海外に2人でゴルフに行くなんて普通じゃ考えられないと思いませんか(笑)。プライベートでも社員同士が仲良くなれるところが、アシストの良さだと思います。


私の仕事:Qlik製品の技術を担当しながら、「データ活用ストーリーサービス」の支援開発も


── 森本さんのアシストでのキャリアと今のお仕事について教えてください。

入社後は情報活用とデータ連携ツールの製品担当技術として活動してきました。アシストの取扱製品だとWebFOCUS、Qlik、DataSpiderになります。現在はQlik製品の担当技術として、プリセールスからポストセールスまで幅広く活動し、自身が担当する案件は、提案、受注、教育、支援まで一貫して対応することが多いです。システム開発を必要とするお客様に対しては、開発ベンダーに協力してもらいながら案件を進めるのですが、お客様と開発ベンダーとの間に調整役として私自身が入ることもありますね。

また、製品業務の枠を超えてお客様の業務課題に対して向き合う「データ活用ストーリーサービス」の担当として、支援サービスの提供やサービス開発も行っています。お客様によって業務課題は異なりますので、支援の流れはある程度決めていますが、進め方はお客様によって変える必要があるところがこの支援サービスの難しいところだと感じています。案件は毎回上手くいくものではなく、時には技術面でのハードルを乗り越えなければならないときもありますが、そんなときに自分が提案した内容がお客様に認められて採用されると、特にやりがいを感じます



大切にしていること:「虫の目」「鳥の目」「魚の目」


── お仕事をする上で森本さんが心がけていることを教えてください。

「物事をあらゆる視点から見てみよう」といった意味で使われる言葉で、「虫の目」「鳥の目」「魚の目」があると思います。私自身、以前は「虫の目」の視点で物事を捉えることが多く、後先考えないまま案件を進めてしまい、お客様と認識の齟齬が起きてしまったこともありました。この教訓から、「虫の目」も重要なことではありますが、常に「鳥の目」「魚の目」の視点でも考えながら、お客様と接することを心がけるようにしています。


アシストでの思い出:データ活用ストーリーサービス初支援&AIアカデミー受講


── アシストでお仕事を始めてから一番思い出深いことはなんですか?

担当製品で大型案件を受注したことや、製品トラブルで徹夜対応したことなどが思い浮かびましたが、私の中で思い出深いことは二つあります。

一つ目は、データ活用ストーリーサービスを、初めて主担当として支援した時のことです。このサービスは今まで自身が担当してきた製品支援とは違い、ワークショップ形式でお客様とディスカッションしながら業務ノウハウを整理して可視化し、課題解決を目指す支援です。当時は支援サービス実績がほとんどなく、社内にノウハウがありません。ワークショップ中心で支援を進めるのですが、製品支援のように決まったやり方があるわけではなく、お客様とのディスカッション結果から次回ワークショップの内容を考えていかなければならず、支援準備に時間がかかりましたし、支援当日はファシリテーション役もしなければならないので、非常に難しい支援でした。こんな状況でしたが、先輩社員や製品のチームメンバーに毎回フォローしてもらいながら、何とか支援を完了させることができました。今だから言えるのですが、毎回ワークショップ前日は、うまくファシリテーションできるか不安でほとんど眠ることができなかったです。大変な支援ではありましたが、支援終了後の報告会でお客様から評価のお言葉を頂けた時は、嬉しくて今までの苦労が全て吹っ飛びました

二つ目は、DataRobot社のAIアカデミー受講です。部署内で公募があり、元々AIの分野に興味はあったのですが、社内のAIアカデミ-卒業生からかなりハードな講習だと聞かされていたので受講するつもりはありませんでした。ところが上司より勧められ、結局受講することになりました。想定はしていましたが、講義内容、課題のボリュームが想像以上で、期間中の4ヵ月間は平日だけでなく週末もAIアカデミーの事ばかりやっていた記憶があります。ただ、一緒に参加していた社内メンバーと定期的にZoom飲み会を開いてお互いの悩み事を相談しながら進められたので、最後までモチベーションを切らすことなく取り組むことができました。ほんと大変な講習でしたが、AIアカデミーの内容はとても実践的で、AIをビジネス現場で使うためのノウハウを教えていただけたと思います。これからAIを学びたいと思っている社内メンバーにはぜひ勧めたいですね。やり切る覚悟が必要ですが……(笑)。


得意なこと・苦手なこと:人の話を聞くことが得意!


── 森本さんの得意なことと、苦手なことは何ですか?

得意なことといえば人の話を聞くことでしょうか。私の性格なのかもしれませんが、人の意見に対していきなり否定的なことは言いません。まずは話を聞いてから、自分の意見があれば伝えるようにしています。逆に苦手なのは、人の意見に流されて、自分の考えに曖昧さが出てしまうところでしょうか。曖昧さが出ることでお客様に不安を与えてしまうこともあるので、ここは改善すべき点だと考えています。


オフタイムの過ごし方:美味しいものを食べたり、キャンプに行ったりしてリフレッシュ


── オフの時はどんなことをしてリフレッシュされていますか?

意外にグルメなところもありまして、ネットや情報誌を見て美味しそうなお店があれば家族で足を運んでいます。それと今年からキャンプを始めまして、キャンプ用品を一通り揃えました。まだ初心者なのですが、家族も興味をもってくれているので、これから色々な所を訪れて楽しみたいと思っています。



今後の展望:AIアカデミーでの学びを取り入れながら、BI製品の付加価値を拡大!


── 森本さんの今後の展望を聞かせてください!

私はデータ活用(BI)製品の経験が長いのですが、市場のニーズが目まぐるしく変化していることを感じます。数年前までは製品の選定を機能で判断されるお客様が多かったのが、最近はBI製品の機能差がなくなり、今後はどれだけ製品に対して付加価値を提供できるかが判断基準になると思っています。その一つがデータ活用ストーリーサービスだと考えていまして、アシストの扱っているBI製品の付加価値サービスの一つとしてお客様に認知してもらい、魅力的な支援サービスだと思っていただけるよう活動していきます。

あと、なかなか時間が取れず活動できていませんが、AIアカデミーで学んだことを業務に生かしていきたいです。最近、私が担当する製品にもAI機能が搭載されましたので、BIとAIの領域がカバーできる技術者になりたいですね。


── データ活用ストーリーサービスではお客様から高い評価を頂いている森本さん。『哲学と信念』、そしてお客様の声に耳を傾けよう、というアシストのセブンハートを実践されているからですね。これからも活躍を期待しています!

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