アシストのブログ

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2022.01.07

お客様の身近な存在として(尾辻 未来)

お客様の身近な存在として(尾辻 未来)


アシスト入社以来11年間に渡り技術としてQlikのプリセールスからポストセールスまで担当し、西日本のQlikユーザーから絶大な信頼を得ている尾辻さんにお話しを伺いました!


入社のきっかけ:こんな人たちとなら、困難なことも乗り越えていけるはず


── 尾辻さんがアシストを知り、入社されたきっかけは何だったのですか?

ありがちですが、就活サイトで「ア」から見ていたときに、アシストのトップページに袴を着た外国の方が大々的に載っていました。「何だ、この会社?!」と興味を持ったのがアシストを知ったきっかけです。当時の社長ビルさん(現会長)だったとは笑。

私は文系でIT業界は全く見ておらず、失礼ながら面接の練習位の軽い気持ちでエントリーしました。ただ、選考の中で多くのアシスト社員から話を聞く機会があり、仕事における楽しいことも辛いことも正直に話してくださいましたし、皆さん本当に生き生きとされていたことが印象的でした。言葉を選ばずに言うと、サークルの先輩と話すような楽しさもあり、仕事内容はさておき(笑)このような方々とであれば困難なことでも乗り越えていけそうと思ったことが入社を決めたきっかけでした。

また、アシストの仕事はどの職種でも人対人がメインなので、IT知識の有無よりも気持ちよく関われる人かどうかの方が重要だよと言われたことも、よく分からないIT業界に飛び込んでみようと思えた一つの要因でした。実際に入社してみて、この決断は間違っていなかったと断言できるほど人に恵まれた環境で、多くのことを学びながら働けています。


アシストでの歩み:文系だけど技術にはまり、11年間 Qlikを担当


── アシストでのキャリアを教えてください。

2011年入社で、約11年間、ずっとフィールドエンジニア(技術)で、企業に蓄積されたデータを分析するためのQlikという製品を担当しています。

私が入社した頃は、はじめは技術を経験し、その後に必要に応じて希望もしくは適正のある職種に異動するという会社方針でした。文系だったこともあり当初は営業志望でしたが、この基礎固めの技術経験の間にどっぷりと技術の魅力にハマってしまい、後の面談で希望職種を聞かれた際には、「このままで!」と自ら技術を志望しました。

私が感じる技術の魅力は二つあります。一つ目は、仕事内容の幅広さです。お客様への製品紹介、提案資料作成、プレゼン、導入作業、実データでの分析画面作成がメインの業務ではありますが、他にも製品検証、教育講師、イベントの企画・実施、チラシの作成など実施内容や必要スキルは多岐に渡ります。もちろん人によって得意不得意はありますが、これだけあれば自分の好きな範囲も見つかります。私はデザインや伝わりやすさを考えながら資料やチラシを作成することが好きで、没頭すると時間を忘れて取り組んでしまいます。また、ITトレンドに合わせて製品もどんどん進化していくので、11年間同じ製品を担当していますが本当に飽きる暇がありません(笑)。 

二つ目は、お客様のお悩みに深く寄り添い、直接解決に導けることです。日々お客様先に訪問し、関係を築き、課題をヒアリングしている営業さんがおり、そこから提案製品まで落とし込むといよいよ技術の出番になります。より具体的な課題を技術が直接ヒアリングし、どのように解決できるかを考えます。その際にとことん担当者の方と議論するので、かなり関係が深まります。そして、実際にお客様環境にセットアップし、お客様がご自身で利用できるところまでお手伝いした結果、「業務が楽になったよー」「めちゃくちゃ使ってるよ!」などとお声をかけていただけた時の喜び、達成感、安堵感は非常に大きいです。これからも引き続き、技術を楽しんでいきたいと思っています!


一番の思い出:「Qmeet Lab」の開催!


── これまでやってきたお仕事の中で思い出深いプロジェクトといえば、どんなことがありますか?

直近の出来事になってしまうのですが、2020年10月に始めた、Qmeet Labという技術発信のウェビナーです。月1回程度、Qlikの技術情報を無償ウェビナーでお届けしており、2021年11月時点で第17回まで開催しています。コロナ禍で、今までのように会場に集うセミナーができなくなった中で、何かお客様にできることは無いかと3名のプロジェクトメンバーで考え、この企画が誕生しました。リアルなセミナーだと会場確保や準備が大変なため、年に1~数回しか開催できていませんでしたが、ウェビナーであれば会場確保は不要ですし、お客様も自宅や自社より気軽に参加いただけます。その特性を生かして開催頻度を増やし、各回のテーマもよりお客様の要望に沿ったものにしようと、アンケートを熟読しています(笑)。

最近では、参加くださった方とアポでお会いした際に「前回のQmeet Labは面白かったよ。勉強になった!」と直接お声をかけていただけたり、日程が合わず参加出来なかった方からバックナンバー動画を早くアップしてほしいと問い合わせが来るなど、Qmeet Labがお客様の中に浸透し、お役立ちできていることを実感することが増え、やる気に繋がっています。

また、毎月だとプロジェクトメンバーの3名ではとても運用が追いつかないため、他の技術メンバーにも協力を依頼しています。他の業務もあり忙しい中でも、この企画に賛同して快く引き受けてくれるアシスト社員の人間性や風土には本当に助けられています。


大切にしていること:お客様を身近な存在として感じるようにすること


── 「尾辻さんに任せていたら安心・安全」とお客様から抜群の信頼をいただいていますが、信頼をいただける秘訣は何だと思いますか?

そのように評価いただけているのであれば非常に光栄です!でも自分で言うのは恥ずかしいですね(笑)。秘訣かどうかは分かりませんが、心がけているのは、可能な限りお客様を身近な存在として感じるようにすることです。友達が困っていたり悩んでいたりしたら、ゆっくり話を聞こうと思いますし、何とか力になりたいと思いますよね。もちろんビジネスなのでお客様は友達ではないのですが、“◯◯社とアシスト”という意識だけではなく、“担当の◯◯さんと私”、で一緒に課題を解決しようと強く意識することで、自然と親身に接せられるようになります。それを感じてくれたお客様が、“アシストさん”ではなくて、「“尾辻さん”ちょっと相談させて」と言ってくださっているのかもしれません。



アシストで良かったこと:人と人の距離が近く、各々の能力を伸ばそうとする環境がある


── アシストで仕事していてよかったなと思ったこと、または「これはアシストならでは」みたいなエピソードがあれば教えてください。

役職や先輩・後輩に関係なく人と人の距離が近く、各々の能力を伸ばそうとする環境があることです。アシストでは、課長が課員の状況を把握するには人数が多すぎて難しいということから、基本的に1チーム約6名以下で構成されています。そのお蔭で、これまで上司の評価に不満を持ったことは一度もありませんし、本当に私の得意・不得意を把握してくださり、よりスキルアップするためには何にチャレンジすれば良いかのアドバイスも的確にいただけています。大学の友人などに、上司のことをめちゃくちゃ信頼しているし大好きだと話すと、大体驚かれます(笑)。

また、私が以前OJTをした際に部長・課長・私で集まり、彼は何が得意で何が不得意か、得意なところをとことん伸ばした方が良いのか、先に不得意なところを改善してできる幅を増やした方が良いのかなど、育成方針について話し合いました。このように一人一人に向き合ってくれる上司がいるからこそ、その意識が私たち部下にも受け継がれて後輩に対する態度となり、アシスト全体の人を大事にする社風が生まれているのだと思います。


コロナ禍でオンライン会議が当たり前になり、遠方のお客様とも気軽に意思疎通ができるように


── 昨年からのコロナ禍で働き方や仕事のやり方を変えざるを得ない状況となりましたが、尾辻さんはいかがでしたか。

そうですね、大きく変わったと感じています。Web会議やテレワークが一般的になったことは、コロナ禍やアフターコロナの働き方にも影響があると感じています。これまでアポが入ると確認せずともお客様先集合が当たり前でしたが、ここ1年半でアポ=Web会議がスタンダードになりましたね。これまでと変わらず、対面で話した方が良い場面ももちろんあるのですが、個人的にはWeb会議のメリットもかなり感じています。例えば、私は出張が多い方で、以前はお客様と会話したくても移動があるため1日空いていないと訪問できず、結局メールや電話でのやり取りになるケースが多かったのですが、今は遠方のお客様でも気軽にWeb会議で顔を合わせ、同じ資料を見ながら直接会話ができるので意思疎通がスムーズにできるようになりました

テレワークによって同僚と関わる時間が減ったことは少し寂しく感じています。これまでは少し疲れた時に同僚とお菓子をシェアしながら仕事をしたり、ちょっとした雑談で気分をリフレッシュしたりして楽しく働いていました。今はチャットなどでも会話が出来るようになりましたが、やはり出社した際に対面で話す楽しさとは比べられません。ただ、テレワークによって睡眠時間や自由時間が増えるなど、生活面では良いことも多いと思います。通勤時間が無いことと、朝の化粧が薄めで済むのは本当にありがたいですね(笑)!

対面とリモートはそれぞれ向く場面やメリット・デメリットがあるので、今後は両方をうまく組み合わせた働き方ができればベストだと思います。


不安の乗り越え方:不安は準備不足のバロメーター


── 尾辻さんのお話をきいているとほんとに回りに恵まれて苦労なんかないという感じなんですが、仕事をしてきてつらかったこととか、苦労話があれば聞かせてください!

うーん……すごく忙しい時期もありますし、大変な案件も体験したことはあり、その瞬間は辛かったと思うのですがすぐに忘れてしまうんですよね。どうしても一人で抱えきれない時は、周りの先輩や後輩にも助けてもらいますし、大変な案件の方がお客様との繋がりも強くなるので、結果、良い思い出に変わるというか(笑)。

一つ忘れられないのは、2年目の時に初めて企画セミナーで大人数の前で発表する機会をいただきました。私は元々人前で話すことが得意ではなく、自信も無い方だったので何度も何度も練習をし、先輩にもチェックをしていただきましたが、それでも直前まで、気持ちが悪くなるほど緊張していました。そんな時にチェックをしてくださった先輩が、「何がそんなに心配なの?あれだけ練習したんだから大丈夫でしょ!」と何気なく言ってくださったのです。「確かに!」と思って、一気に気持ちが楽になったことがありました(笑)。それからは、準備をすれば不安は取り除けると思って取り組むようにすると、色々なことを落ち着いてクリアしていけるようになりました。


オフタイムの過ごし方:海外旅行が大好き!


── オフの時はどんなふうにリフレッシュされていますか。

コロナ禍になる前は海外旅行のために働いていると言っても過言ではないくらい、海外旅行好きでした。年に2回は長期休みを取って、アシストの同僚や学生時代の友人と海外に行き、大自然に癒やされたり、日本とは異なる文化に触れたりして楽しんでいました。この2年は行けていないので辛いです……。まだしばらく海外は難しそうなので、コロナが落ち着いたら47都道府県制覇に向けて国内を巡りたいと思います。今はYouTubeで様々な旅行動画を見て予習中です。反動消費と言うんですかね?しっかりしてしまいそうです(笑)。


社員旅行のタイを満喫

同僚と世界一幸せな動物クオッカに会いにオーストラリアへ


今後の展望:アシストをハブとして、お客様同士を繋げる活動をもっとしたい


── これから目指してること、やってみたいことを教えてください!

これからはアシストをハブとして、お客様同士を繋げる活動にもっと取り組んで行きたいと思っています。案件の中でよく「事例が知りたい」「他社はどうしているの?」とご要望をいただきます。もちろんアシストからも情報はお伝えさせていただくのですが、実際に業務で製品を使用されているユーザー様から直接話を聞いた方がより具体的で詳細な取り組みが分かります。ただ、なかなか他社様同士で会話ができる機会は少ないと思うので、アシストが架け橋になるような取り組みができればと思っています。

実際に今期から、Qmeet UPというQlikユーザーコミュニティの活動を試験的にはじめており、まずはスモールスタートとして7社10名のお客様と各社の取り組みや課題についてディスカッションしています。この活動はまだ始まったばかりですが、お客様同士で仲間意識を持っていただき、気軽に相談し合うことで大きな相乗効果を生んでいただける場になるよう努めていきたいと思っています!


── お客様に寄り添って課題を解決し、これからもその笑顔でさらなる尾辻ファン、アシストファンを増やしていってくださいね!


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