アシストのブログ

  • 社員紹介
2022.10.18

成功体験が仕事を愉しくする(佐竹 裕子)

成功体験が仕事を愉しくする(佐竹 裕子)


入社8年目、技術者として数多くのお客様への支援を滞りなく行うため日々奮闘されている佐竹さん。業務量が増えても音を上げず、「まだいけます!」と言い切る佐竹さんにお話を伺いました。


入社のきっかけ:軽い気持ちで受けた選考で、現場社員に触れてアシスト一筋に


── 佐竹さんがアシストを知ったきっかけは何だったのですか?

学生時代に登録していた就活サイト経由で、アシストからメールが届いたことがきっかけです。当時IT業界は全く見ておらず「アシスト」という社名も知りませんでしたが、失礼ながら、「せっかくメールが来たしこれも何かの縁かな?」程度に思って受けてみることにしたのです。そんな適当な動機だったのですが、選考が始まって早々、アシストへの入社を勝手に心に決めるほどにアシスト一筋になりました(笑)。


── 選考の過程でサポーターや先輩社員と接して、アシストファンになってくれる学生さんは多いですよね!

選考の中でたくさんの社員の方とお会いしましたが、皆さん変に取り繕うことなく、アシストの良いところから改善すべきところまで正直に教えてくださいました。また選ぶ立場の社員と選ばれる立場の学生ではなく、対等な目線で接してくださっていると感じ、こういう方たちがいる会社なら、正直に自分らしく働けるんじゃないかと思いました。今、当時お会いした社員の皆さんと一緒にお仕事をしていますが、その時の印象から良い意味で変わらないですね。就活中は早々にアシストへの入社を心に決めたので、一点集中するために他社の選考は全て止めてしまいました。今思えばかなりリスキーな行動だったと思いますが、無事アシストに入社することができて本当に良かったです(笑)。


私の仕事:フィールドエンジニアとしてセキュリティ製品を担当


── アシストでのキャリアを教えてください。

入社以来、セキュリティ製品を扱うチームに所属し、フィールドエンジニアとして働いています。入社時から統合ログ管理製品の「Logstorage」を担当し、2年ほど前からは特権ID管理製品の「iDoperation」も担当しています。業務内容は、製品の販促コンテンツの作成やお客様への製品提案、システム構築などの現場作業、お客様への製品操作レクチャーなど、幅広く行っています。複数製品を担当することになってから業務量はかなり増えたと思いますが、複数製品を担当したからこそ分かる各製品の良さや案件の進め方のバリエーションの豊富さに、毎日心地良い疲れと充実感を覚えながら、楽しくお仕事ができています。


大先輩からの助言を糧に、苦しい状況を諦めず乗り越えてきた


── 昨年は部門内で顕著な成績を上げた社員に贈られる「アシストチャンピオンクラブ」にも選出され、大活躍の佐竹さんですが、これまでを振り返っていかがですか?

入社2年目になった頃から、メインで複数の案件を担当させていただくようになりましたが、その時はどの案件対応にも苦戦していたなぁと思います。案件の進め方は手探りの上に知識も技量も全く追い付かず、何もできない自分に対して悔しさを日々感じている、そんなボロボロの状態の2年目社員でした。それを支えてくれたのは、自分の仕事は置いてでも夜遅くまで検証に付き合ってくれたり、飲みの席で話を聞いてくれたりした先輩方や同期でした。

忘れられないのが、ある大先輩から「今は苦しくても、いろんな声が聞こえてきても、水につけた顔を3年間は絶対に上げるな」と言われたことです。ここだけ聞くと新人相手に酷い会社だと思われるかもしれませんが、そうではなくて(笑)。今となって思うのは、内容や程度の差はあれど、社会人として誰もが一度はぶち当たる壁が必ずあって、そのほとんどは経験や周囲との協力で乗り越えられるもの。だから早々に諦めてしまわずに、水の中でたくさん苦しい思いをしても顔を上げるな、と言ってくださったのかなぁと解釈しています。ご本人に確認したわけではないので全然違うかもしれませんが(笑)。

また社内のメンバーだけでなく、各案件でお会いしたお客様が本当に協力的に接してくださっていたなと思います。明らかに経験の浅い社員がメイン担当として出てきていることに不安を感じる場面も多々あったと思うのですが、自社の新人社員であるかのようにご指導いただき、協力的に案件を進めてくださいました。お客様とアシストの双方で案件の完遂という共通目的を持ち、協力して進めようとするマインドを持つ経験ができたことは本当に良かったですし、当時のお客様へは本当に感謝しかありません。追加支援やリプレース支援で、当時のご担当者様と再会することもあるのですが、今では「あの時の私とは違うで!成長してるで!」と密かに自信を持って接することができるようになりました(笑)。



大切にしていること:相手目線&前向きな気持ち


── 仕事をする上で佐竹さんが大切にしていることはなんですか?

相手目線に立って対応することです。例えば製品のご提案をするにも、「この話を聞いて自分だったら理解できるか?」「自分だったら丁寧な対応だと感じるか?」など、自分の対応を俯瞰的に見るよう意識しています。元々IT分野が得意ではなかった私だからこそ、「こんな風に言われたら分からないな。」「ここまで細かく教えてもらえたらありがたいな。」と普段から自然に感じているのかもしれません。対お客様だけではなく、社内メンバーと会話をする時にもそこはかなり意識をしています。

もう一つは、どんな案件においてもできる限り前向きな気持ちでいるようにしています。先ほどお客様とアシストとが協力的に案件を進める気持ちに助けられたと言いましたが、お互いが気持ち良く協力的な姿勢で進められるためにも、私自身が前向きでいることを心掛けています。当然うまくいかないことや状況に苛立ってしまうこともありますが、穏やかに、冷静に、前向きでいることを大切にしています。そのような気持ちで対応していると、自然とお客様との距離も縮まり、万が一トラブルに発展しそうな状況になったとしても、一緒に解決策を探っていける関係性が築けるのではないかと思います。結果的にお客様やアシスト、自分自身も助けることになると思って、前向きに対応するようにしています。


得意なこと・苦手なこと:相手に寄り添ったコミュニケーションや集中力が必要な作業が得意!


── ある先輩社員が、「佐竹さんは地雷を踏まない、踏んでも得意の話術で切り返す」と絶賛されていましたが、佐竹さんの得意なことと苦手なことを教えてください。

とんでもないです(笑)!地雷を踏んだ経験もありますし、二度と同じ地雷を踏まないように気を付けています。話術というほどではないですが、たしかに自分が伝えたいことを相手が理解できるような言葉で話したり、小難しい内容をかみ砕いて伝えることは得意だと思います。私自身、理解力が高い方ではないですし、知識が足りなくて相手の話が分からない場面に遭遇することがあるので、無意識の内に話す相手の負荷を少なくする伝え方を考えているのかなと思います。あとは、集中力を途切れさせずに、計画どおり作業に取り組むことは得意というか、好きですね。数百台のサーバへの製品導入作業を受けることもありますが、限られた時間の中で適切な時間配分を検討し、その中でミスがないよう作業に集中することは得意な方だと思います。

逆に、資料作成や動画コンテンツ作成などのクリエイティブ寄りなお仕事はちょっと苦手意識があります……。発想と色彩センスが絶望的で、どうもイマイチな内容になってしまうんですよね。他のメンバーが作成した素晴らしいコンテンツの内容を分かりやすく伝えることは得意なので、ドヤ顔でお話しさせていただいています(笑)!


成長の一歩:仕事が「愉しい」と思えるようになった


── 入社してからこれまでで、「成長した!」とご自分で感じられた瞬間はありますか?

ちょっとくすぐったい言い方になってしまうかもしれませんが、一つの案件を完了したときに、お客様から感謝の言葉を頂けるようになったときです。「丁寧に粘り強いご対応ありがとうございました」「佐竹さんの尽力のおかげで無事完了できました」といった言葉を頂けるときは本当に嬉しいですし、苦労しながらも対応して良かった!と思える瞬間です。

あとはお仕事を「愉しい」と思えるようになったことも、大きな成長の一歩だと感じています。実はそんな風に思えるようになったのはつい最近のことで、今まではどれほど頑張った気になっても、どこか自信が持てない状態でした。お金を頂いてお仕事をしている以上、自分の働きに自信が持てないと「愉しい」という気持ちも持てませんでした。当然、今でも愉しいことばかりではありませんが、Logstorage担当として積んできた経験をiDoperationの案件対応に生かすことができたり、お客様の声を適切にキャッチできるようになったり、こうすればもっと良くなるという意見がはっきりと持てるようになったり、地道に小さな成功体験を積み重ねてこられたことで、お仕事に対して「愉しい」という気持ちを持てるようになったのだと思います。


オフタイムの過ごし方:宝塚歌劇団が大好き!


── オフの時はどんなことをしてリフレッシュされていますか?

舞台鑑賞、特に宝塚歌劇が大好きで、毎月必ず観に行っています。宝塚歌劇は昔から好きだったのですが、コロナ禍で公演が長らく中止になってしまったことがあり、その出来事をきっかけに、自分にとってどれほど宝塚が大きな存在だったか分かり、宝塚愛が爆発しました!!退屈な平日の夜や休みの日は、もっぱら宝塚の映像を観ながらお酒を嗜んでいます(笑)。
また、今はまだ気軽に行けませんが、海外旅行も大好きです。早く長期休暇を使って海外に行きたいですし、次の社員旅行はどこに行けるかな~と楽しみにしています!



今後の展望:得意のコミュニケーションで、案件関係者を様々な方面からフォローできる技術者に


── 佐竹さんのこれからの目標を教えてください。

お仕事で関わる皆さんがスムーズに案件を進められるような、様々な方面でフォローできるような存在になりたいと思っています。案件によっては、社内外の関係者が多いことでコミュニケーションがスムーズに取れなかったり、それによって要件の確認漏れやスケジュール遅延、関係者間に溝が生まれてしまうことがあります。せっかく同じ目的に向かって支援を進めていても、関係者の思いが後ろ向きになってしまってはもったいないなぁと思うので、情報共有をフォローしたり、伝わっていない話をかみ砕いて説明したり、といったことを進んでできるような存在になりたいです。また、アシストにはバリバリ仕事のできる女性や、家庭と両立して活躍されている強くしなやかな女性がたくさんいらっしゃるので、私もその背中を追いかけたいなと思います!


── 笑顔で緻密な作業をこなし難題もそつなく対応する佐竹さん、これからも活躍を期待しています!


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