アシストのブログ

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2021.07.19

好奇心でインプット、やってみるでアウトプット!(坂本 雄一)

社員紹介:好奇心でインプット、やってみるでアウトプット!(坂本 雄一)


今年5月、アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社が発表した「2021 APN AWS Top Engineers」に選出された坂本さん。入社5年目にして、日本で100名という狭き門をどのように突破したのか、お話を聞かせてください!

※「APN AWS Top Engineer Program」は、Amazon Partner Networkに加入している企業に所属する AWS エンジニアを対象とした、アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社独自の表彰プログラム。

入社のきっかけ:面接で企業の本当の姿が分かる!


── 坂本さんがアシストを知ったきっかけと入社を決めた理由は何だったのですか?

就活エージェントの方に「ベンチャー気質のある会社」ということで紹介されました。その時は何十年も歴史のある会社だと認識しておらず、会社説明会で自己紹介する時に「ベンチャーに行きたいです」みたいな発言をして少し不思議な空気になったことを覚えています(笑)。

入社を決めた一番の理由は、面接時の控室のトークが盛り上がったからです。なにその理由?と思われるかもしれませんが、振り返ってみるとやはりその点が大きかった気がします。それまで他社で面接を受けた時は、受付のところで無言で待機して、面接でうまくいかなくてモヤモヤしながら帰宅、みたいな場面が多かったんですが、アシストの選考では控室でサポーターの方と雑談で盛り上がって、緊張がほぐれた状態で面接に臨めたことを覚えています。「面接では企業の本当の姿は分からない」説もありますが、こんな良い空気を作ってくれる人たちが働いているんだから、きっといい会社なのだろうとその時に感じました。

── 実際、アシストに入社していかがでしたか。

入社前のイメージ通りでした。いい意味でオンオフがしっかりしている人が多いですね。くだけた雑談で盛り上がっていても、仕事内容の相談になるとすぐに的確な助言をしてくださる。これはネガティブにとってほしくないのですが、仕事はバリバリできて評価されているのに、休日の約束には大抵遅刻してくる先輩なんかもいて、それはそれで面白いなと思っています。

アシストでの歩み:DWH製品担当から、AWS担当へ


── 坂本さんが入社されてからの仕事内容を教えてください。

2017年に入社し、データベース技術本部に配属された後、少ししてVerticaというDWH製品チームに配属されサポートエンジニアとして活動していました。

その後、2020年の半ばからクラウド技術本部に移り、お客様の持つ課題のヒアリングや、構成提案から実際の構築まで広く携わっています。提案活動もフィールド支援も、それまであまりやってきていない仕事なので、日々改善点が見つかり学びを重ねているところです。自分が今できないことについて、どうしたらいいかあれこれ考えるのは楽しいですね。

クラウド技術本部ではAWSを担当していますが、AWSというサービスの中には、インフラやAI活用、データ分析関連などあらゆるパーツがそろっています。なので、自分が知識をつければつけるほど、お客様の課題に対して提案できる範囲も解決できる範囲も広がっていくんですよね。だからすごく勉強しがいがあるし、やっていて楽しいです。

「2021 APN AWS Top Engineers」への道のり


── 今年1月、アシストはAWS Partner Network(APN)のアドバンストコンサルティングパートナーに昇格し、積極的に活動を開始していますが、この度、坂本さんは2021 APN AWS Top Engineerに選出されました!AWSエンジニアの中でも(1)複数のAWS認定資格を取得している、(2)会社を超えてパブリックに技術力を発揮した活動を行っている、(3)その他技術力を発揮した活動や成果を出している技術者、といった選出基準をクリアされたということですね。(1)に関して、どのようなAWS認定を取得されたのですか?

2021年上半期に五つ取得して、計六つを保有しています。入門資格と、アーキテクト、開発者、運用に分かれた三つのアソシエイト資格、あとはソリューションアーキテクトのプロフェッショナルと、セキュリティ専門性の資格を取得しました。資格は、一般的なシステムの課題に対し、「AWSでどのように解決できるか」の回答を総合的に問われる内容になっています。AWS関連に携わったのが2020年の中頃からなので、学ぶべきことはたくさんあったのですが、自分の学びを社内外に還元できる機会があったので、自分の成長を感じつつ楽しんで取り組めました。

── それが、(2)(3)にあたる技術力の発揮やその成果としての、ブログの執筆やアシスト運用フォーラムでのAWSに関する講演ですね。

はい。技術ブログの執筆は、前の担当製品時代もやっていたので、その延長ですね。今後も技術的な情報発信は積極的にやっていきたいです。

講演についても、今年から担当させていただく場面が増えてきました。人にまとまった量の情報を伝える時には、伝える内容の正確さはもちろん、どういう伝え方をしたら伝わるか、など深く考える必要があるので、そこまで講演経験のなかった私にはめちゃくちゃ大変でした。私自身、物事を理解するスピードが速い方ではないこともあり、だからこそそんな人にでも分かるような伝え方をしたい、という思いで準備をしています。なので、いつも講演準備はすごく時間がかかります。ただ、繰り返していけばもっともっと質と準備スピードを向上していける気がするので、積極的に機会を得ていきたいです!


大切にしていること:柔軟に他者の考え方やノウハウを取り入れる


── クラウドチームに移ってわずか1年で大活躍ですね。坂本さんが仕事をする上で大切にしていることを教えてください。

良い意味でこだわりを持ちすぎずに、自分が持っていなかった考え方やノウハウは取り入れるようにしています。

ビジネス書の教訓や著名人の名言をインプットして、「へぇ、そうなんだ」で終わってしまうことも多いと思うんですが、「これは!」と思ったものは自分の中に取り入れて行動するよう、アウトプットを意識しています。自分は野球、特にメジャーリーグが好きなので、ダルビッシュやイチローの名言や考え方はいくつか自分の中に取り入れられていると思います(笑)。

── たくさん認定を取得したりセミナー講師で活躍したりするなど、すごく効率良く合理的にお仕事されている坂本さんですが、仕事で落ち込んだこととかってないのでしょうか?

日々、落ち込みの連続です(笑)。私は他人と自分を比較してしまうことが多くて、他の人にできていて自分に足りない部分ばかりいつも意識してしまって落ち込むことがあります。かなりネガティブな人間なんですよね。気を抜くと、考えても仕方のないことに気を取られて時間が経ってしまうことがあります。

一番落ち込んだのは、入社2年目の教育チームへの出向で、自分の実力不足でデビューできなかった時です。デビューできない人の方が少なかったので、ネガティブな私は当時かなり落ち込みました。ただ、その時に上司が「今回たまたまこの結果だっただけ。他にデビューできなかった人でも今こんな活躍をしている人がいるよ」という言葉をかけてくれたんですよね。その言葉がずっと自分の中に残っていて、それからは何かまとまった失敗をしても「今何かが足りてなかっただけ」「やれることをやろう」となるべく次に意識を切り替えるようにしています。あと、合理的に取り組む・他人と比較しすぎないという点はダルビッシュ選手から影響を受けて、普段意識している部分でもあります。

── 仕事をする上で、一度も失敗も挫折もしたことがない人はいないですし、その機会をいかに学びにつなげて成長の機会にしていけるかは大事ですよね。坂本さんって、インプットとアウトプットを積極的に実践しているますが、自身の強みはなんだと思いますか?

自分の強みは、好奇心・やってみる精神だと思っています。新しい分野やサービスを勉強することも、楽しく取り組めています。一方で改善点だと思うのは、余裕がなくなるとアウトプットが遅くなることですね。つたなくても早くアウトプットを出せるよう、徐々に改善していきたいです。私の周りの仕事ができる人は、皆さんこれを実践できている気がします。

オフタイム:読書と音楽で気持ちをリフレッシュ!


── オフの時はどんなことをしてリフレッシュされていますか?

本を読んだり好きな音楽を聴いたりします。仕事に関わる技術書を読むことも多いですが、余裕のある時は小説を読みます。特に、読んだら気持ちがズンと重くなるようなテーマの作品が好きです。一人で喫茶店とかにこもって読み終えて、何とも言えない気持ちになってから街を散歩します。西加奈子さんの『サラバ!』を読んだときなんかがそうでした。それが逆に自分にとっては良いリフレッシュになっています(笑)。

音楽は色々聞きますが、近年はカネコアヤノをめちゃくちゃ聞いています。素朴さを極めたような歌詞と音楽がめちゃくちゃ良くて、休日のリフレッシュには欠かせない要素です。最近はライブに行ったり、対面で好きな音楽の話をする機会も減っているので、時勢が落ち着いたらまたそういう機会を増やしたいですね。


今後の展望:AWSにおける専門性を明確にしたい


── これからの展望を聞かせてください。

引き続き、AWSに関する技術経験を増やしていきたいです。あとはせっかくAWSという、ユーザー活動がとても盛んなサービス分野に関わっているので、今後は今以上に社内外への主張を強めていきたいです。AWSは膨大な範囲をカバーするものなので、「AWSに詳しい」ではピンとこないと思います。その中でもどこに専門性を持つのかを明確にしていきたいと思っています。

── 入社5年目の坂本さんの活躍から、目が離せませんね!世界で最も広く採用されているクラウドプラットフォーム、AWSを活用して、これからもお客様のビジネスを成功に導くお手伝いをしてください!

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