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保険商品の機動的な市場投入のため開発期間の大幅な短縮を実現し、システムの自社内製化基盤を確立

日新火災海上保険株式会社

導入製品/サービス…
Progress Corticon  


日新火災海上保険株式会社 Progress Cortiicon 導入事例

日新火災海上保険株式会社では、保険商品の開発から市場投入までの期間を短縮するため、開発効率/保守効率の高いシステム構築が求められており、その対策としてBRMS(ビジネスルール管理システム) を導入。複雑なビジネスロジックを持つ「労働災害総合保険」の保険料見積りシステムの開発期間を、従来型開発に比べて約30%短縮することに成功しました。

導入のPOINT


1.Progress Corticonの機能性/操作性やルールの可視性を活かして効率的な開発を実現
2.今後、ルールとシステム・アーキテクチャの両方を横展開して自社内製化する基盤を準備
3.BRMS適用システムの開発経験が豊富で技術力の高い開発パートナーを選定

課題

  • 保険商品の機動的な市場投入のためにはシステム開発期間の短縮と保守効率の向上が必要
  • 「労働災害総合保険」の保険料見積りシステムの開発環境が最新のOSに未対応
  • バージョンアップするためには多額の費用と期間が必要

対策

  • 既存の見積りシステムを改修/継続使用するのではなく、新規にシステムを構築
  • BRMSを導入し、タリフの迅速なシステム反映など効果が見込める部分を見極めて適用
  • ノウハウ蓄積のため、最初のシステム開発は実績が豊富なパートナーに依頼

効果

  • BRMS適用部分は約50%、システム構築全体では約30%の開発期間短縮を実現
  • ルールが可視化されたことで、今後の商品改定にもスムーズに対応可能
  • 今回の開発経験を活かし、今後は自社内製化を推進
  • 他の保険商品や複雑な保険事務など、幅広い分野への展開を期待

システム概要


システム概要


日新火災海上保険様へのインタビュー記事(PDF)はこちらから

事例画像

●企業競争力向上のために不可欠なシステム開発の期間短縮とコスト圧縮
●経験のないBRMSを新たに導入する不安を払拭した、手厚い導入前サポート
●BRMSによる効率的な開発でオンタイムリリースを実現
●オンライン化できていない保険商品を中心に横展開し、自社内製化を目指す



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お客様情報

※お客様情報は取材時の内容に基づくものです。

会社名 日新火災海上保険株式会社
概要 お客さま本位の安心と補償をお届けし、最も身近で信頼されるリテール損害保険会社を目指すことを経営理念に掲げ、リテールマーケットを対象として自動車保険、火災保険、積立型傷害保険などの多彩な損害保険商品を展開。
本社 東京都千代田区神田駿河台2丁目3番地
設立 1908年
資本金 203億円
従業員数 2,292名(2017年3月31日現在)
URL http://www.nisshinfire.co.jp/
取材日 2017年4月

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