
- トラブルシューティング
Citrix Receiver Diagnostics Toolの使用手順の一例
Citrix Receiver Diagnostics Toolを使用した資料採取手順の一例をご紹介します。
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本記事はCitrix Virtual Apps and Desktops 7 2402 CU1を使用していますが、Citrix DaaS、Citrix Virtual Apps and Desktops 7 の他のバージョンも同様にご使用いただける内容です。
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ログイン遅延問題は遅延が発生している箇所の特定が難しいことがございますが、CitrixDirectorにて絞り込みが可能です。
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画面下側にセッション起動時の各処理が秒単位にて表示されます。
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列名は以下がございます。
<左半分の列名>
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<右半分の列名>
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各値の説明はCitrix社の以下のドキュメントをご参照ください。
ユーザーログオンの問題の診断
→「ログオンプロセスのフェーズ」
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1. CitrixDirectorがインストールされているサーバにて、http://localhost/director を開いてログインします。
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※拡大した画面
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1.Citrix Directorを開きます。画面右上の「検索」ボタンをクリック後、ネットワークパフォーマンスの確認対象のユーザ名を入力して表示された候補を選択します。
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2.画面右上の「詳細の表示」をクリックします。
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3.「セッションパフォーマンス」タブを開きます。
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ICA遅延 | 基本的にネットワーク遅延です。このパラメーターは、ネットワークの速度が遅いかどうかを示します。 |
ICA往復時間 | ユーザーの操作と画面に表示されるグラフィックによる応答の間の時間間隔です。この測定には、ICA遅延、エンドポイント遅延、およびホスト遅延が含まれます。 |
フレーム数/秒 | セッションの応答性を示す重要な指標です。 |
利用可能な出力帯域幅 | VDAからエンドポイントにデータを送信するために利用できる合計帯域幅の基準です。 |
消費された出力帯域幅 | ユーザーにセッションを表示するためにVDAからエンドポイントに送信された実際のデータ量を示します。 |
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