【重要】DataSpiderユーザー必見!Ver 5.0.0 の「見逃せない変化」とは?
ついに、皆様待望の「DataSpider Servista 5.0.0」がリリースされました!
リリースに伴い、この記事では「どのような変更があるの?」「バージョンアップするときの注意点は?」など、気になる点を一覧で紹介していきます。
また、今後は「DataSpider Servista 5.0.0」で検証した新機能などを細かく丁寧にお伝えしていく予定です。
ぜひ、今後の「EAI/ETL技術者のブログ」にご注目ください!
1. DataSpider Servista 5.0.0 とは?
「DataSpider Servista 5.0.0」は、2016年2月にリリースされた「DataSpider Servista 4.0」から約10年ぶりにメジャーバージョンアップされた製品です。
「DataSpider Servista 5.0.0」では、以下のキーワードをもとに、機能強化などが行われています。
- 技術基盤刷新
- UI 強化
- クラウド活用促進
- 「安心・安全・効率・性能」を兼ね備えたデータ連携基盤
後の章では、各キーワードに対して、どのような機能強化や刷新が行われているのかを紹介します!
2.基盤・アーキテクチャの刷新
技術基盤の刷新として、以下3点の変更が行われています。
- Javaバージョンの変更
- 同梱するJava Runtime Environment (JRE) を下記へ変更しました。
- OpenJDK 21 (Azul Zulu Builds of OpenJDK 21)
- 開発クライアントの統合と刷新
- DataSpider Studio for Desktop の同梱を終了し、WebブラウザーベースのDataSpider Studio(旧 Studio for Web)へ統合しました。
これに伴い、DataSpider Studioのデザインを刷新し、画面レイアウトの保存機能などを追加しています。
- デフォルトエンコーディングの変更
- CSV、XML、ファイル操作などの主要なアダプタ・処理において、エンコードの初期値を「UTF-8」に変更しました。
3. 機能強化
今までのDataSpider設定では実現できなかった課題に対して、以下3点の機能強化が行われています。
- グローバルプロキシ設定
- プロキシサーバーの設定をグローバルリソースとして管理可能になりました。
アダプタごとに動的にプロキシを切り替える運用が容易になります。
- セッションタイムアウト設定
- DataSpider Studioのセッションタイムアウト時間を設定可能になりました。
(1分~480分)
- DataSpider プロキシ for Notes
- Notesクライアントとの接続方式を変更し、Windows x64版やLinux版のDataSpiderServerからもNotesアダプタが利用可能になりました。
4.アダプタの拡充
各リソースと接続するためのアダプタ機能には、以下4点の機能強化が行われています。
- RESTアダプタの機能拡張(URLエンコードの拡張設定)
- HCL Domino 14.0 / Active Directory 2025 への対応
- SAP アダプタの機能強化(テスト実行モード、IDocスキーマ設定など)
- Google BigQuery アダプタの機能強化(ローカルファイルからの直接ロード対応など)
5.アップグレードする際の注意事項
DataSpiderのバージョンアップには、様々な考慮点が存在します。
もし、お客様が「DataSpider Servista 5.0.0」にバージョンアップする場合には、以下の点にご注意ください。
ご不明点などございましたら、気兼ねなく弊社にご相談ください!
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1.Ver 5.0.0価格改定について
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バージョンアップ時には年間保守費の差額がバージョンアップ実施日の翌月1日より発生いたします。
Ver 5.0.0未満を継続してご利用の場合は変更はございません。
バージョンアップをご検討の場合は、弊社までご連絡ください。
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2.ライセンスファイルの再発行について
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ライセンスファイルの形式が変更されました。インストール時にアクティベーションキーを用いた認証機能が追加されています。
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3.DataSpider Studio for Desktop の廃止について
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旧来のデスクトップ版クライアントは廃止されました。
今後はブラウザーベースの「DataSpider Studio」をご利用ください。
※旧来のデスクトップ版クライアントの廃止に伴い、「DataSpider Studio for Web」は「DataSpider Studio」に名称が変更されます。
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4.デフォルトエンコーディングの影響について
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新規作成するスクリプト等のデフォルトエンコードが「UTF-8」となります。
過去バージョンとの互換性を保つ対応は行われていますが、移行の際は設定値のご確認をお願いします。
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5.インストーラおよび対応OSについて
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・Windows x86版(32bit版)インストーラーの同梱を終了しました。
・Linux版のGUIインストーラを廃止し、CUI方式のみに変更しました。
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6.アダプタEOLに関するお知らせ
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本体やアダプタのEOL(販売・サポート終了)につきましては以下サイトにも掲載をしておりますので適宜ご確認の程お願い申し上げます。
(DB2 9.7/10.1、Oracle 10g以前、PostgreSQL 9.3以前などが同梱終了となっております)
<DataSpider Servista 販売およびサポート終了のお知らせ>
https://www.hulft.com/support/dss-lifecycle
6.まとめ
今回の記事では「DataSpider Servista 5.0.0」の機能強化や注意事項の一例をご紹介いたしました。
基盤の刷新やライセンス形式の変更など影響範囲が広いため、移行計画を立てる際のチェックリストとしてぜひお役立てください。
冒頭に記載したとおり、今後は「DataSpider Servista 5.0.0」新機能検証の結果や最新情報を公開いたします。
ぜひ、本ブログにご注目ください!
また、DataSpiderバージョンアップの技術支援に関する記事を本ブログにて公開しておりますので、こちらも是非ご確認ください。
<DataSpiderバージョンアップ支援について>
https://www.ashisuto.co.jp/eai_blog/article/202408-DSvup.html
執筆者情報:
Glean(革新的な生成AIサービス)
株式会社アシスト
DX推進技術本部 技術統括2部 ナレッジ・プラットフォーム技術部
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