TOP>ニュース/新着情報>アシストと日本ナレッジ、インターネット分離を実現するダブルブラウザ・ソリューションの機能拡張オプションを提供開始

2016年07月15日(金) 製品/サービス

アシストと日本ナレッジ、インターネット分離を実現する
ダブルブラウザ・ソリューションの機能拡張オプションを
提供開始

  • 「ダブルブラウザ・ソリューション」は販売を終了させていただきました。

2016年7月15日
株式会社アシスト
日本ナレッジ株式会社

 株式会社アシスト(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大塚 辰男、略記:アシスト)と日本ナレッジ株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役:藤井 洋一、略記:日本ナレッジ)は、アシストが提供するダブルブラウザ・ソリューションのオプション製品、「ダブルブラウザ ログオプション」と「ファイル共有オプション」を本日より提供開始することを発表します。

 ダブルブラウザ・ソリューションは、標的型攻撃などのサイバー攻撃やランサムウェアから情報やIT資産を守るため、仮想ブラウザ方式でインターネット分離を実現します。仮想ブラウザの実行環境としてWindowsとLinuxをサポートしており、両方を組み合わせて使用することもできますが、ユーザ数分のRDS CALの購入が必要なWindows仮想ブラウザに比べて、トータルの導入コストを最大で半減できるLinux仮想ブラウザに注目が集まっています。この度、Linux仮想ブラウザの価値をさらに高めるオプション製品を提供開始します。

 新たに提供開始するオプション製品は以下の2つです。

ダブルブラウザ ログオプション


 「IVEXダブルブラウザLinux※1」のWebアクセスログを取得します。一般に仮想ブラウザ方式を導入する場合の注意点として、プロキシサーバログに記録されるアクセス元のIPアドレスがすべて仮想ブラウザ実行サーバのものになってしまう点が挙げられていました。そのため、「誰が」どのURLにアクセスしたかを調べるにはプロキシ側でユーザ認証を実施するなどの方法を取る必要がありました。今回提供開始するダブルブラウザ ログオプションは、少ない追加コストでユーザの利便性を損なわずにFirefoxの操作履歴(いつ、誰が、どのURLにアクセスしたか)を取得できます。

 ※1 ダブルブラウザ・ソリューションのLinux仮想ブラウザの実行プラットフォーム。ユーザのWindows端末からLinuxデスクトップを経由せずに直接Linuxブラウザを起動できる使い勝手の良さと、VDI方式と同様にユーザセッションごとに実行環境が再作成され、常にクリーンな状態を保つセキュリティの高さが特徴です。

◎製品エディション

-ダブルブラウザ ログオプション Advanced Edition
IVEXダブルブラウザLinux上のFirefoxの操作履歴(いつ、だれが、どのURLを閲覧したか)を取得できます。
ライセンス価格:800円(税別)/1ユーザあたり
保守価格:200円(税別)/1ユーザあたり

-ダブルブラウザ ログオプション Enterprise Edition
Advanced Editionに加えて、検索条件を細かく設定でき、集計・レポートなどの機能を提供します。
ライセンス価格:3,000円(税別)/1ユーザあたり
保守価格:1,000円(税別)/1ユーザあたり

-IVEX Logger for Ericom Advanced Edition(Windows RDSサーバ用)
Windows仮想ブラウザの操作履歴に加えて、多岐に渡るログを取得可能です。
※本製品エディションは以前からリリースされており、ダブルブラウザ・ソリューション用途に限らず利用できます。
ライセンス価格:4,000円(税別)/1ユーザあたり
保守価格:800円(税別)/1ユーザあたり

ファイル共有オプション


 Linux仮想ブラウザを通じて取得したダウンロードファイルやWebメールの添付ファイルを、ユーザのWindows端末に取り込めます※2。内部ネットワークとのファイル共有用に新たにサーバを準備する必要がなく、手軽にファイル授受が可能になります。

 ※2 ファイル転送にはWebDAVを使用します。ファイル転送実施前にダブルブラウザLinux側でウィルスチェック(ClamAVを使用)が行われますが、未知のマルウェアを含めて対策したい場合は、VOTIRO SDSなどのファイル無害化製品をご検討ください。

ライセンス価格:250,000円(税別)/1システムあたり
保守価格:保守はIVEXダブルブラウザLinuxの保守サービスに含まれます。


 製品オプションによる機能追加以外にも、ダブルブラウザ・ソリューションの基盤製品であるEricom Connect(開発元:イスラエルEricom Software Ltd.)に対する機能拡張が予定されています。直近で予定されているダブルブラウザに関する主な機能拡張は以下のとおりです。

-音声リダイレクト対応(8月予定)
IVEXダブルブラウザLinux上のFirefoxで再生される音声をユーザのWindows端末側にリダイレクトして出力することができます。

-Linux仮想ブラウザで開いているページをローカルプリンタに印刷(10月予定)
「IVEXダブルブラウザLinux」上のFirefoxのページをローカルプリンタで印刷できます。

 これらのオプション製品追加と機能拡張により、仮想ブラウザ利用時のユーザの使い勝手が改善され、インターネット分離の取り組みが進み、国全体のサイバーセキュリティのレベル向上に繋がるものと期待しています。

日本ナレッジ株式会社 IVEX営業部について


代表取締役:藤井 洋一
設立:1985年10月
本社:東京都台東区寿3-19-5
郡山センター:福島県郡山市虎丸町5-8
URL:http://www.ivex.jp/

日本ナレッジ株式会社 IVEX事業部は、「IVEX Logger Series」をはじめ、操作・通信制御、シンクライアント製品など、IT全般統制に欠かせないセキュリティソリューションを提供しています。

株式会社アシストについて


代表取締役会長:ビル・トッテン/代表取締役社長:大塚 辰男
設立:1972年3月
従業者数:1,070名(2016年4月)※グループ会社含む
本社:東京都千代田区九段北4-2-1
URL:http://www.ashisuto.co.jp/

アシストは、特定のハードウェア・メーカーやソフトウェア・ベンダーに偏らない、幅広いパッケージ・ソフトウェアを取り扱う会社です。「パッケージ・インテグレーター」として複数のソフトウェアと支援サービスにアシストのノウハウを組み合わせ、企業の情報システムを情報活用、運用、データベースを中心に、近年ではクライアント仮想化やビジネスルール管理分野も拡充し支援しています。今年も“「お客様の最高」のために”というスローガンのもと、これらの分野にさらに注力し、顧客企業の立場に立った製品選定と独自の組み合わせによる製品/サービスの提供を一層強化し、活動していきます。

ニュースリリースに関するお問い合わせ


株式会社アシスト 広報部 担当:田口、吉田
TEL:03-5276-5850
URL:http://www.ashisuto.co.jp/contact/press/

日本ナレッジ株式会社 広報・宣伝 担当
TEL:03-3845-4784
E-Mail:pr@ivex.jp

「ダブルブラウザ・ソリューション」および「Ericom」に関するお問い合わせ


システムソフトウェア事業部 仮想化推進室 担当:青木
TEL:03-5276-3475
Ericom詳細URL:https://www.ashisuto.co.jp/ericom/



※記載されている会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。
※ニュースリリースに記載された製品/サービスの内容、価格、仕様、お問い合わせなどは、発表日現在のものです。
 その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。



ページの先頭へ戻る