TOP>ニュース/新着情報>人事インフラ提供のラクラス、「Oracle Database Appliance」で人事クラウド/BPOサービスの基盤を刷新

2016年07月28日(木) 事例

人事インフラ提供のラクラス、
「Oracle Database Appliance」で
人事クラウド/BPOサービスの基盤を刷新

~「Oracle Database Enterprise Edition」の
 「Oracle Advanced Security」オプション活用でセキュリティも強化~


2016年7月28日
日本オラクル株式会社
株式会社アシスト

 日本オラクル株式会社(本社:東京都港区、代表執行役 社長兼CEO 杉原 博茂、以下 日本オラクル)と株式会社アシスト(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大塚 辰男、以下 アシスト)は、オラクルの高可用性データベースとハードウェアを一体化したエンジニアド・システム「Oracle Database Appliance」が、ラクラス株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:北原 佳郎、以下 ラクラス)の人事クラウド/BPOサービスの基盤として稼働していることを発表します。
※BPO:ビジネス・プロセス・アウトソーシング

 企業競争力の源泉となる経営資源は「人材」であり、人事部の本業はそれを発掘し、モチベーション高く働ける仕組みを作ることであると考えるラクラスでは、人事部が戦略的な人事施策に注力できるよう、ワークフロー、就業管理、人事データベース、給与計算システム等、8つのモジュールをBPOおよびクラウドサービスとして提供しています。

 ラクラスが提供するモジュールは自社の課題に合わせ様々な形に組み合わせて利用できるため、大企業グループから中堅企業まで幅広い規模・業種の企業に採用されています。また、ラクラスでは2015年10月より、マイナンバー管理サービスを提供開始しています。このサービスはマイナンバーの収集-利用-保管-廃棄という一連の業務プロセスをBPO/クラウドサービスとして提供しており、企業はこのサービスを利用することで「社内にマイナンバーを残さない」運用が可能となります。

 同社は、この人事クラウド/BPOサービスの基盤として以前より「Oracle Database Standard Edition One」を利用していましたが、ワークフローシステムでのCPU使用率が課題となってきたため、性能面で早急な対応が必要であったことに加え、企業が利用する重要なサービスであることから可用性を高め、安定したサービス提供の必要性を感じていました。また「マイナンバー管理サービス」をさらに強固なものとするためのデータベースセキュリティの強化も併せて実施することになり、これらの課題解決のために、「Oracle Database Enterprise Edition」および可用性、運用管理、セキュリティ強化を行うオプション製品群と「Oracle Database Appliance」を導入しました。導入効果は以下のとおりです。

  • 必要なCPU能力に応じて費用を支払うオラクルのライセンス方式「Capacity on Demand」により、将来的にも段階的な投資と拡張が可能。
  • 「Oracle Real Application Clusters One Node(Oracle RAC One Node)」により高速な復旧が可能になり、可用性が大幅に向上。
  • 「Oracle Advanced Security」オプションにより、Xeon CPU内で暗号化、復号を高速に行うことで、パフォーマンスに影響を与えずにセキュリティ強化を実現。
  • 「Oracle Enterprise Manager Diagnostics Pack」と「Oracle EnterpriseManager Tuning Pack」の利用により、「Oracle Database」の稼働状況が可視化され、容易な運用とチューニングを実現。
  • Oracle製品の専門知識を有するアシストが日本オラクルと連携の取れたサポートを提供しており、「Oracle Database Appliance」の構築および移行が短期間で実施できただけでなく、本番稼働後の運用においても充実したサポートを受けることが可能。

 ラクラスでは、人事クラウド/BPOサービスを停止することなく「Oracle Database Appliance」環境へのデータベースの移行をすでに完了しており、安定稼働を続けています。今後は、マイナンバー制度を始め、増え続ける人事業務の負担を軽減するため、今回構築した堅牢かつ安定した基盤上で人事クラウド/BPOサービスのさらなる拡張を進める予定です。

ラクラス株式会社について


代表取締役社長:北原 佳郎
設立:2005年5月20日
資本金:100,000,000円(2016年4月1日現在)
従業員数:136名(2016年4月1日現在)
本社:東京都文京区後楽1-4-25 日教販ビル5F
事業内容:戦略人事を実現する「人事インフラ」の提供
URL:http://www.lacras.co.jp/

日本オラクルについて


日本オラクル株式会社は、オラクル・コーポレーションの日本法人として1985年に設立されました。「No.1クラウドカンパニー」を目標に掲げ、広範かつ最大限に統合されたクラウド・アプリケーションおよびクラウド・プラットフォーム、ビッグデータから情報価値を創出する製品群の提供と、それらの利用を支援する各種サービスの事業を展開しています。2000年に東証一部上場(証券コード:4716)。
URL:www.oracle.com/jp

日本オラクルでは、「Digital AID (デジタル・エイド)by POCO (The Power of Cloud by Oracle)」をキーワードに、社会に貢献するクラウドカンパニーとして、オラクルのクラウドのメリットを最大限に活用いただけるよう推進しています。

オラクルについて


オラクルは、クラウド・アプリケーションおよびクラウド・プラットフォームの広範なサービス群を最大限に統合し提供しています。オラクル(NYSE: ORCL)に関する、より詳細な情報については、www.oracle.com をご覧ください。

株式会社アシストについて


代表取締役会長:ビル・トッテン/代表取締役社長:大塚 辰男
設立:1972年3月
従業者数:1,070名(2016年4月)※グループ会社含む
本社:東京都千代田区九段北4-2-1
URL:https://www.ashisuto.co.jp/

アシストは、特定のハードウェア・メーカーやソフトウェア・ベンダーに偏らない、幅広いパッケージ・ソフトウェアを取り扱う会社です。「パッケージ・インテグレーター」として複数のソフトウェアと支援サービスにアシストのノウハウを組み合わせ、企業の情報システムを情報活用、運用、データベースを中心に、近年ではクライアント仮想化やビジネスルール管理分野も拡充し支援しています。今年も“「お客様の最高」のために”というスローガンのもと、これらの分野にさらに注力し、顧客企業の立場に立った製品選定と独自の組み合わせによる製品/サービスの提供を一層強化し、活動していきます。

ニュースリリースに関するお問い合わせ


日本オラクル株式会社 広報室 坂元
TEL:03-6834-4837 FAX:03-6834-6129
E-Mail:pr-room_jp@oracle.com
プレスルーム:http://www.oracle.com/jp/corporate/press/

株式会社アシスト 広報部 担当:田口、大村
TEL:03-5276-5850
URL:https://www.ashisuto.co.jp/contact/press/

「Oracle Database Appliance」に関するお問い合わせ


株式会社アシスト 情報基盤事業部 ビジネス推進部 担当:中村
TEL:03-5276-3653
詳細URL:https://www.ashisuto.co.jp/product/category/database/oracle-database-appliance/



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 その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。



上記リリースのPDF版は、以下のリンクよりダウンロードいただけます。


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