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2017年04月27日(木) 事例

ザ・プロアクティブカンパニー、
基幹系システムとデータウェアハウスを
「Oracle Database Appliance」に統合

~ 事業継続性強化のため「Oracle Cloud」による災害対策環境を構築、容易に連携できる点も評価 ~


2017年4月27日
株式会社アシスト
広報部

 株式会社アシスト(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:大塚 辰男、以下 アシスト)は、オラクルの高可用性データベースとハードウェアを一体化したエンジニアド・システム「Oracle Database Appliance」が、ザ・プロアクティブカンパニー株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役:東 智徳、以下 ザ・プロアクティブカンパニー)の基幹系システムとデータウェアハウス(DWH)として稼働していることを発表します。

 ニキビケア化粧品のトップブランド「プロアクティブ」を展開するザ・プロアクティブカンパニーでは、近年「プロアクティブ」を「プロアクティブ+」としてリニューアルし、薬用クリームに美白ケアの機能を持たせるなど、ニキビケアにとどまらず肌をトータルにトリートメントするスキンケア要素を強化したことで、男女問わず幅広い年代で利用者が増加しています。

 ザ・プロアクティブカンパニーでは、基幹系システムに「Oracle Database 10g」を、そのデータを基に経営分析やメディア媒体効果分析などを行う分析用DWHにはDWH専用データベースを使用していましたが、どちらのデータベース製品もサポート終了が迫っていました。また、別々に構築されていた基幹系システムとDWH間でのデータ連携処理が長時間化し、朝の始業までに終わらず業務に支障をきたすという問題も顕在化していました。

 そこで同社は、以下の理由から「Oracle Database Appliance」上に、基幹系システムと分析用DWHを統合する方法を採用しました。

  • 「Oracle Database 12c」に実装されたオプション機能「Oracle Database In-Memory」を採用することで、基幹系システムと分析用DWHの環境を1台の「Oracle Database Appliance」上に構築可能。
  • 7台の汎用サーバで稼働させていた従来のシステムを「Oracle Database Appliance」1台に統合することで、ハードウェア費用だけでなく、データセンター費用も併せて大幅なコストダウンが期待できる。
  • 「Oracle Cloud」を使った災害対策サイトの構築も可能であり、24時間受付の通販システムとして不可欠な信頼性の向上が実現できる。
  • アシストから導入している統合運用管理ツールJP1とともに、アシストからワンストップのサービスを受けることが可能。

 通常はデータベース・システムの構築に半年以上かかるところ、2016年10月初めにプロジェクト開始、10月末のデータセンター搬入から約1ヵ月半後の12月18日に「Oracle Database Appliance」上に構築した新システムがカットオーバーしました。導入効果は以下のとおりです。

・短期間でのスムーズな構築
アプライアンス製品であるためサーバ、ストレージ、ネットワークの検討/構築などの手間がかからず、またアシストの手厚いサポートにより、新システムへの切り替えまで不安なくスムーズに実施できた。

・データベース・サーバとしてのキャパシティの向上
「Oracle Database Appliance」によって潤沢なメモリとCPUリソースが確保され、「Oracle Linux」によるシステムの安定稼働が保証された。従来半年ごとに実施していたOS再起動の間隔も、2年以上に伸ばすことを検討している。

・問題発生時の対応がワンストップ
ハードウェアとソフトウェア一体型のアプライアンス製品であるため、問題が起きた際もアシストによる迅速な対応が可能。

 導入決定時に期待されたコストダウンも、従来と同様に複数台の汎用サーバを組み合わせて構築した場合と比較して、2分の1以上の削減が実現しました。

 ザ・プロアクティブカンパニーでは、今後のさらなる展開として、「Oracle Cloud」を活用した災害対策構成を検討しています。「Oracle Cloud」により北米地区のデータセンターを利用できるため、日本国内で障害が発生しても、事業継続が保証されることが大きなメリットだと同社は考えています。また、従来はデータベースのみだった災害対策の構成を、「Oracle Cloud」上にアプリケーションとデータベースを含めたシステム全体の災害対策構成を構築することで、有事の業務継続を実現し、さらなる安定稼働を目指します。

ザ・プロアクティブカンパニー株式会社について


代表取締役:東 智徳
本社:東京都品川区上大崎3-5-8 アクロス目黒タワー3F
設立:2004年1月5日
事業内容:ニキビケア化粧品「プロアクティブ」をはじめとする美容関連商品の開発・販売
URL:http://www.proactiv.co.jp

株式会社アシストについて


代表取締役会長:ビル・トッテン/代表取締役社長:大塚 辰男
設立:1972年3月
従業者数:1,075名(2017年4月)※グループ会社含む
本社:東京都千代田区九段北4-2-1
URL:https://www.ashisuto.co.jp/

アシストは、特定のハードウェア・メーカーやソフトウェア・ベンダーに偏らない、幅広いパッケージ・ソフトウェアを取り扱う会社です。「パッケージ・インテグレーター」として複数のソフトウェアと支援サービスにアシストのノウハウを組み合わせ、企業の情報システムを情報活用、運用、データベースを中心に、近年ではクライアント仮想化やビジネスルール管理、データ・プレパレーション分野も拡充し支援しています。今年も“「お客様の最高」のために”というスローガンのもと、これらの分野にさらに注力し、顧客企業の立場に立った製品選定と独自の組み合わせによる製品/サービスの提供を一層強化し、活動していきます。

ニュースリリースに関するお問い合わせ


株式会社アシスト 広報部 担当:田口、吉田
TEL:03-5276-5850
URL:https://www.ashisuto.co.jp/contact/press/

「Oracle Database Appliance」に関するお問い合わせ


株式会社アシスト 情報基盤事業部 ビジネス推進部 担当:中村
TEL:03-5276-3653
詳細URL:https://www.ashisuto.co.jp/product/category/database/oracle-database-appliance/



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 その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。



上記リリースのPDF版は、以下のリンクよりダウンロードいただけます。


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