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2020年03月03日(火) 事例

日立製作所がデジタルトランスフォーメーション(DX)の実現に向け、データ・プレパレーションに「Paxata」を採用

~ 機械学習や分析を始める前のデータ準備を解決して、「データの民主化」を推進 ~

  • 「DataRobot Data Prep(旧 Paxata)」は販売を終了させていただきました。

2020年3月3日
株式会社アシスト


 株式会社アシスト(本社:東京都千代田区、URL:https://www.ashisuto.co.jp/、以下:アシスト)は、日本国内で総販売代理店を務めるデータ・プレパレーション・プラットフォーム「Paxata(パクサタ)」が株式会社日立製作所(本社:東京都千代田区、URL:https://www.hitachi.co.jp 、以下:日立製作所)に採用されたことを発表します。


 日立製作所のデジタルイノベーション部門では、グループ全体の成長戦略として早くからデータ分析環境を整備し、DataRobot(機械学習自動化プラットフォーム)やTableau(分析プラットフォーム)を導入してデータ活用に取り組んでいます。

 DataRobotやTableauによって、ITに精通していなくても、事業ドメインのユーザーが自分で予測や分析ができるようになり、日立製作所ではデータ活用の裾野を広げデータ活用領域で大きな前進を遂げてきました。その前進に伴って新たな課題となったのがデータ準備にかかる負荷です。


日立製作所が「データ・プレパレーション」に注目した理由


DXやデータ活用が進むほど、データの消費は早くなり、求められるデータの種類や量、回数が増えてきます。日立製作所では、下記のような課題が聞かれるようになりました。

  • IT部門へのデータの作成依頼が急増し、結果の提出までに時間を要する
  • データレイクやデータウェアハウスから取り出したデータを加工するには高いITスキルが求められる
  • 多種多様なデータを自由に検索・抽出・加工して利用できる手段を提供してほしい
  • Excelでは大量のデータを扱うことが難しく、作業が属人化しやすい

 そこで、ITの専門知識のないユーザーでも簡単にすばやくデータを加工できる手段として、セルフサービス型のデータ・プレパレーションに注目し、Paxataの採用を決定しました。


Paxataの採用理由、事業ドメインでの活用事例とは


 日立製作所がPaxataを評価した採用理由は、下記のとおりです。

  • PaxataはETLとExcelのようなスプレッドシートのメリットをあわせ持ち、簡単な操作で必要なデータ加工ができる

  • DataRobotやTableauとの親和性が高い
  • 拡張性が高く、スモールスタートが可能
  • アシストが日本の総代理店であり、手厚い支援やサポートを期待できる

 Paxataの利用者からは、「大量のデータでも高速な処理が可能」、「処理プロセスの共有や再利用ができて便利」という評価が寄せられています。具体的な活用事例は、下記のとおりです。

1.製品のログデータをETLで収集してPaxataで加工後、Tableau他で利用するなどし、ログ解析の効率化に役立てている
2.社員の勤怠分析において、Paxataでのデータ加工からDataRobotでの予測モデル作成までノンコーディングで実現
3.報告書の作成にあたり、複数のデータを組み合わせて加工していた作業を効率化


 日立製作所では今後、データの民主化をさらに推し進め、事業ドメインでの予測モデル作成やアドホック分析をより業務に活用していき、予測に基づく判断の自動化・自立化までを目指していく構想です。


システム概要図


「Paxata」について


Paxataは、分析や機械学習に必要となるデータをスプレッドシート上のGUI操作だけで簡単にすばやく準備できるデータ・プレパレーション・プラットフォームです。これまで情報システム部門やデータサイエンティスト、パワーユーザーが難易度の高い関数を使ったり、専門的なスキルを駆使して作成していたデータを、事業ドメインのユーザーが、専門的なスキルを必要とすることなく、自分たちでデータを整備、加工することができます。


ニュースリリースに関するお問い合わせ


株式会社アシスト 広報担当:田口
TEL:03-5276-5850
URL:https://www.ashisuto.co.jp/contact/press/


「Paxata」に関するお問い合わせ


株式会社アシスト 東日本技術本部 情報基盤技術統括部 ビジネス推進部 担当:宇野、古賀
TEL:03-5276-3653




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