TOP>運用部門と開発部門の架け橋となる千里眼SaaS 2020-09Updates

運用部門と開発部門の架け橋となる千里眼SaaS 2020-09Updates

本ページは、以下のような課題や要望をお持ちのお客様向けに作成されたコンテンツです。

●運用と開発間の意思疎通がスムーズでない
●運用と開発のコラボレーションを推進していきたい
●長年ジョブ運用を行っているが経験や勘に基づいた運用にリスクを感じている
●SAP ERPジョブ障害発生時の原因特定に時間がかかる

運用部門と開発部門の壁、経験に基づいたジョブ運用のリスク

ITの更なるビジネス貢献のためには、運用部門と開発部門のコラボレーションがとても重要です。

しかし、「ITによるビジネス実現」という共通したミッションを持ちながらも
新しい機能やシステムをどんどん作りたい開発部門と、安定稼働が大前提の運用部門には
壁があるようです。

そこで、この壁を乗り越え両部門が協調していくため、
具体的な方法を模索している企業も多くあります。

加えて、昨今はプラットフォームの多様化、新しいシステムの早期リリースにより
アプリケーション数や管理の複雑さが増しています。
安定稼働というシステム運用の本質が変わることはありませんので
経験に基づいた運用の継続にリスクを感じる担当者様も多いのではないでしょうか。

ITがビジネスに与える影響の大きさを考えると、障害を起こさないこと
万が一の事態でもすぐに解消できる仕組みが必要です。




運用・開発のコラボレーション推進を強化!千里眼SaaS 2020-09Updates

次世代型ITサービスマネジメント変革ソリューション「ENISHI*」の統合・ガバナンスエリアに位置する
「千里眼SaaS」は、JP1の運用イベントを分析し可視化するためのプラットフォームです。

IT部門担当者間のコラボレーション強化と、システムの更なる安定稼働のため
2020年9月にアップデートしました。

弊社の提案活動や既存ユーザー様から寄せられたエンハンスリクエストをもとに
新しく7つのレポートを追加しています。

万が一障害が起きても運用・開発担当のスムーズなコミュニケーションを促進し
迅速に原因特定をするため「予測分析」「SAP ERPジョブの分析」の
レポート機能を強化
しています。

*ENISHIとはお客様のITサービスマネジメントの継続的改善をアシストするソリューション群の総称です。


ジョブの終了予測や予実比較など「予測分析」の強化



ジョブの処理時間のばらつきや推移、ルートネットの今週分と1週間前の平均処理時間比較、想定処理時間を超えているジョブネットまたはジョブの件数表示がわかるレポートが加わりました。

従来の稼働状況データを活用し「これまでと違う」「想定と異なる」ジョブの把握で障害を未然に防ぎ安定稼働を実現します。

レポートタイトル レポート機能詳細
ジョブ処理時間分布 ジョブの処理時間のばらつきや推移を確認し、傾向を把握するレポート
ジョブネット平均比較 ルートネットの今週分と1週間前の平均処理時間を比較し、平均差をグラフで確認するレポート
ジョブネット予定・実績比較 特定ジョブネットの定義上の予定時刻と実績を比較するレポート(開始遅延の確認)
ジョブ遅延件数 想定処理時間を超えているジョブネットまたはジョブの件数を表示するレポート
ジョブ遅延詳細 想定処理時間を超えているジョブネットとジョブの当日分と当日から1週間前の期間分の明細を確認するレポート


SAP ERPジョブ詳細パラメータ可視化によるアプリ視点の分析強化


従来の千里眼SaaSではERPのプログラム側の詳細確認が難しかったJP1/AJS3 for EAP*のSAP ERP向けカスタムジョブ詳細(ABAPやバリアントなどのパラメータ)が表示できるようになりました。

今回のアップデートで、JP1側で定義しているジョブ・SAP ERPのアプリ側で開発したジョブのパラメータをひと目で紐づけて確認できるようになったので、ジョブの棚卸や障害発生時の原因特定が迅速化します。

*JP1/AJS3 for EAPは、JP1/Automatic Job Management System 3 for Enterprise Applicationsの略称です。


レポートタイトル レポート機能詳細
ERPジョブ詳細 ERP専用のカスタムジョブ(R/3ジョブ)のABAPやアプリケーションサーバ名(宛先)などのパラメータを表示するレポート
ERP DWHジョブ詳細 ERP DWH専用のカスタムジョブ(BWジョブ)のインフォパッケージやプロセスチェーン、アプリケーションサーバ名(宛先)などのパラメータを表示させるレポート

レポートイメージ公開

千里眼SaaS 2020-09Updatesで追加されたレポートの一部をご紹介します!

※クリックすると拡大します

※クリックすると拡大します

※クリックすると拡大します


DXの実現に向けた運用と開発の“コラボレーション”

千里眼SaaSで、ジョブ運用状況を可視化・分析することで、運用・開発の両部門が
同じレポート分析画面を介して繋がります。

システム障害の傾向や原因特定も、千里眼SaaSを中心に両部門が会話をするため
コミュニケーションがとてもスムーズで、継続的なサービス改善を促進できます。
従って、コラボレーションの第一歩として非常に有効です。

まずは千里眼SaaSをコラボレーション基盤として活用し
担当者の継続的なサービス改善の意識醸成を始めてみませんか。


システム運用の更なる安定稼働へ向けた“可視化と分析”

千里眼SaaSは、JP1ジョブのイベントを集約・可視化・分析することで、安定稼働や障害発生時の
迅速な原因特定を実現してきました。
システム環境、ビジネス環境が目まぐるしく変化するなかで
システムの安定稼働という運用の本質をさらに強化するために千里眼SaaSはアップデートを続けます。



<最新版>千里眼SaaS紹介資料をダウンロードできます

アップデートで加わったレポートの詳細を含め、この資料で千里眼SaaSの概要や詳細がわかります。
ジョブの更なる安定稼働に課題をお持ちの運用ご担当者様や
運用担当・開発担当のコラボレーションに向けた一手を検討中のご担当者様は
是非ダウンロードしてご覧ください。

※記載されている会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。

ページの先頭へ戻る