アシストブログ「FUN×FAN」

2022.07.20

見る前に跳べ!(松尾 成昭)

見る前に跳べ!(松尾 成昭)


中日本支社における顧客活動、ビジネスソリューション本部の「知の泉プロジェクト」、さらには全社組織「CX推進室」にも所属し、大活躍の松尾さんにお話を伺いました!


入社のきっかけ:「人を大切にする」が、現場まで行き渡っているのを感じた


── 松尾さんは中途入社ですが、アシストに入社された経緯を教えてください。

アシストとの出会いは、とある転職エージェントの方からの紹介でした。その方とは転職活動する前から接点があり、私のことも理解いただいている先輩で、「今の松尾くんならアシストが合うのでは?」と紹介されたのがきっかけです。

私は文学部出身で典型的な文系タイプなのですが、思い返すと中学の授業でBASICに触れ、高校でWindows95を買い、大学で第二種情報処理技術者試験の受験対策講座を受講するなど、常にコンピューターへの興味は持っていました。就職活動も、興味と将来性からIT業界を志すようになりました。新卒で入社した名古屋市内のソフトハウスではプログラマーとSEを経験し、2社目の金融系のSIerでは少しだけ営業職にも就いて、そのどちらの楽しさも深さも感じ始めたところだったので、この先エンジニアとセールスのどちらの道でいくか迷っているところで、先ほどお話しした信頼する方から「技術者でありながら営業的マインドや行動も求められるアシスト」を勧められ、選考を受けることにしました。

アシストについてはビルさんの書籍を読んでそのお考えに触れ、企業理念である『哲学と信念』にも共感した上で、アシストのお客様へのインタビューを掲載した冊子『お客様の声』を読み込んで、その仕事やお客様との関係性のイメージを膨らませていきました。印象的だったのは、採用面接で訪問した時に、入り口ですれ違った先輩Kさんが「今日面接?頑張ってねー」と、とても自然に声をかけてくれたことです。人を大切にするということを掲げている会社は多くありますが、採用担当者だけでなく現場まで行き渡っているのを感じ、このことが決め手となってアシストに入社しました。

── 実際に働いてみて、“アシストってこんな会社だ!”というエピソードをいただけますか?

入社して最初に感じたことは、経営や上司との距離が近いことですね。入社初日、配属された部のH部長の座席まで行き「H部長、今日からよろしくお願いします!」と挨拶をしたところ、周りの皆さんがクスクス笑っていました。それまで経験していた会社では上司・部下の関係性は絶対でしたし、課長や部長は役職で呼ぶのも当たり前でしたが、アシストでは上司でも「さん」付け。最初は違和感がありましたが、呼ぶ方も呼ばれる方も当たり前なので慣れました。現場だけでなく経営層ともそういった距離感で、社長や役員であっても「さん」付け。ファーストネームで呼ばせていただくこともあります。

二つ目は、アシストもお客様も、誠実に課題に向き合っていることです。短納期・低予算、実績や情報無しといった悪条件であっても、お客様や関連ベンダーとの関係性や目先の収益確保を優先して引き受けざるを得ないような仕事が存在しますが、アシストと長いお付き合いをいただき、信頼関係にあるお客様は適切な要件・諸条件でご相談くださり、アシストはその課題に責任をもって提供できるモノ・コトを丁寧に提案しています。それができないならば、お客様のためにならないならば、無理な提案はしないという姿勢にも驚きました。

そして三つ目は、エンジニア職なのに技術だけではないことです。それまでの私は、エンジニアといえばインフラ構築担当者やアプリケーション開発者というイメージでしたが、アシストに入社して最初に取り組んだのはアシストの会社概要紹介プレゼン練習でした。エンジニアで採用されたはずなのになぜだろう、と疑問を抱きながら、毎日PowerPointと向き合ってブツブツと発表練習をする日々でした。ただ、このプレゼン練習を通して、私たちは何ができて、何が強みで、どんな価値をお客様に提供できるのか。それをどうやって資料で表現し、どうやって伝えるか。これらを徹底的に考えることの重要性を体感しました。アシストでは、お客様向けの提案プレゼンもそうですが、大勢の前でセミナー講師をするといった機会も少なくありません。入社時に取り組んだプレゼン練習が、その後のベースとなっています。


私の仕事:幅広い技術経験と顧客活動を経て、CoE(センター・オブ・エクセレンス)組織へ


── アシストでのキャリアと、今のお仕事について教えてください。

フィールドエンジニアとして入社してセキュリティ対策製品「秘文」を担当し、統合運用管理ツール「JP1」の販売を中部地区でも拡大するということで異動になり、それから10年以上JP1製品を担当しました。製品紹介や提案といったプリセールスエンジニア、お客様環境への導入や操作教育といった構築SE、時には前職での経験を生かしてシェルやスクリプトなどを開発するプログラマーを担うこともありました。上司・先輩であったIさんやTさんの影響を大きく受けながら、フィールドエンジニアとしての基礎を積みました。

2013年に課長を拝命した前後から活動範囲がさらに広がり、中部地区での販促の取りまとめやお客様向けセミナーの企画・登壇、ユーザーコミュニティの運営、製品の改善を協議して開発元へ要望を出すなど、多岐にわたりました。商社という立場でありながら、メーカーのPdM(プロダクトマネージャー)やCS(カスタマーサクセス)のようなマインドが求められる貴重な経験でした。マネージャーとフィールドエンジニアの二足の草鞋でがむしゃらに走ってきた感がありますが、お客様、メーカー、上司・先輩、メンバーに恵まれ、大変ながらもやりがいがありました。

2020年からは、特定のお客様を担当する、いわゆるアカウントSE部隊の全国組織化に加わり、中部地区のお客様を担当するチームをみています中長期の時間軸と、お客様の事業の視座も持ちつつ、課題解決に向けて最適なソリューションをご提案して、関係構築を目指す部隊です。お客様との関係作りを始めようという矢先の新型コロナウイルス蔓延で、対面でお会いすることができないままのお客様も多いですが、ご提供する情報に喜んでいただいたり、お客様・社内メンバー・協力会社など関係者が多いシステム構築案件ではPM(プロジェクトマネージャー)の立場でお客様とともに汗をかいたりすることで、お客様との関係を深めていく手応えを感じています。

2021年からは、アシストがこれまでやってきた顧客対応をカスタマーサクセスのキーワードでさらに浸透させるための全社プロジェクト「カスタマーサクセスさせ隊」に参画しました。この活動にあたっては、当時の上司であり以前から全社プロジェクトの経験も豊富なKさんに色々とアドバイスをいただきました。2022年からは、その領域をカスタマーエクスペリエンス(顧客体験)全体に広げ、その推進をミッションとするCoE組織のCX推進室に参画しています。



一番の思い出:初めて参画した全社プロジェクト、「カスタマーサクセスさせ隊」


── 様々な経験をされている中で、一番思い出深いプロジェクトは何でしたか?

お客様との案件や社内プロジェクトのどれもが思い出深いので、一つを選ぶのは難しいですが、最近のものから強いてあげるなら、昨年1年間取り組んだ「カスタマーサクセスさせ隊」ですね。このプロジェクトは社長直轄で発足したアシスト全社プロジェクトということで、そういった取り組みに参画するのは初めてでした。

きっかけは動画で、顧客深耕活動についてトレンドや社内の活動事例をまとめて話をしたものを、社内の動画基盤「Panopto」にアップロードして公開していたところ、動画の中で触れているファンベースやカスタマーサクセスといったキーワードがヒットして、隊長のMさんから声をかけてもらいました。全社プロジェクトなので、以前なら会議のたびにどこかの拠点へ集合していたかもしれませんが、コロナ禍でWeb会議が当たり前となって活動は全てオンラインで行い、メンバーがリアルに揃ったのは1年間のプロジェクトを終えた振り返り会である打ち上げの時でした(笑)。コロナ禍を嘆くのではなく、むしろこの状況だからこそ何がやれるだろう、どうやれるだろうという方々が集まっていてクリエイティブな1年間でした。今年から正式に組織化して活動は現在進行形でもあるので、思い出として振り返るには早いですけどね。


単純な告知ではつまらない!アイデアを練って生まれたヒット動画


── 松尾さんのPanopto動画は、2021年3期でのユニーク再生数が全社第一位でしたね!動画作成の秘話があれば教えてください。

大変ありがたいことに多くの方に話題にしていただき、感想やツッコミをいただきました(笑)。あの動画は、先にも触れた全社プロジェクト「カスタマーサクセスさせ隊」で作成した動画で、各部門が実施しているカスタマーサクセス好事例を競い合う社内コンペの開催案内が目的でした。単純にお伝えするだけではつまらないということで、同プロジェクト内のKさん、Uさんとともに、どうしたら注目される動画となるかアイデアを練りました。当初は格闘技をモチーフにし、前回コンペのチャンピオンにも出演いただくようなアイデアも出ましたが、最終的にとある有名アスリートが自身のプロジェクトのことを語っている動画を参考に、この社内コンペへの想いを大真面目に語るというテイストでいくことにしました。私はそれを演じ切るだけで、その後の動画編集はアシストが誇るクリエーターOさんが、そのコンセプトを汲み取って仕上げてくださいました。

撮影秘話というほどではないですが、動画はインタビューで受け答えしているようにしゃべっていて、実際その場には私1人だという点ですかね。それを聞いてあの動画を見ると、ちょっと気持ちが悪いかもしれませんが(汗)。動画制作にあたりKさん、Uさん、Oさんはいずれも東京で、私だけ名古屋だったので、撮影のコンセプトや台本はオンラインで決めて、私は1人でiPhoneを使って撮影し、その動画素材をオンラインで共有して編集いただきました。


大切にしていること:「見る前に跳べ」&「じゃあ、こうしよう」


── 色々な業務に携わっていますが、仕事をする上でご自身のモットーや大切にしていることは何ですか?  

座右の銘を聞かれると、昔から「見る前に跳べ」と答えています。元は大江健三郎氏の著書のタイトルで、さらに元を辿ればフランスの詩人オーデンの「Look if you like, but you will have to leap.」という句らしいのですが、言葉のとおり、あれこれ考えずにまずは挑戦してみるという判断が必要なときって、少なくないなと思っていまして、そんなときにこの言葉を唱えるようにしてきました。アシストの行動指針(セブンハート)の一つ「やってみるの気持ちを大切にしよう。」にも通じますね。

もう少し日常的なことでは、ずいぶん前の朝刊のコラムに「本当の強さ、って何だと思う?」という問いかけに対して、「どんな状況であっても、楽しくやっていける提案ができること、じゃないかしら?」と答えている挿絵がありました。“どんな状況であっても楽しめ!”という根性論ではなく、“楽しくやっていける提案”というところがポイントで、つらいときや苦しいときに1人だけ空元気に振る舞うのではなく、周囲にポジティブな働きかけをするには、真の強さが必要だと思います。子どもが通う小学校の卒業式で、PTA会長の祝辞にこの話を盛り込んだことがあります。小6の子どもたちにどれだけ届くか分からなかったので、私なりに合言葉を添えました。それは「じゃあ、こうしよう」です。子どもだけでなく大人もなかなかできないことですが、厳しい局面のときこそ「じゃあ、こうしよう!」と言える存在でありたいと思っています。


オフタイムの過ごし方:ランニングや、色々なコミュニティへの参加が良い気分転換


── PTA会長もされていた松尾さん、オフもお忙しそうですがリフレッシュ方法はなんですか?

オフは家族と過ごしていて、子どものサッカーの応援やスイミングの送迎などをしていますが、心身ともにリフレッシュする瞬間はランニングですかね。時間は1~2時間、距離でいうと10km~20km程度ですが、自宅から少し走ると河川敷があり、季節の移り変わりを感じながらのランは気持ちがいいです。

あとは、色々なコミュニティでつながることも良い気分転換です。子どもたちが通う小学校の保護者会で、学校清掃などの行事をお手伝いしたり、地域のまちづくりのワークショップに参加したり、サッカーでつながったお父さんたちと食事に行ったり、平日は早朝に開催されている読書コミュニティに出たりしています。強み診断サービス「ストレングスファインダー」の結果によれば、私は新しく人と出会うことが好きという特性があるようで、プライベートでコミュニティに顔を出すのも、多くのお客様と出会うのも、新たなプロジェクトでこれまで接点のなかった方とご一緒するのも、出会いとつながりという意味で共通する部分がある気はします。



今後の展望:学び続けることを大切に、地域にもお客様にも貢献


── プライベートでも仕事でも、これから松尾さんがやってみたいことを教えてください。

プライベートでは子どもたちが学ぶ機会を創ることですね。息子2人、娘1人の子育て中であることはもちろんですが、PTAや地域のまちづくりについて考えた経験から、子どもたちが良質な体験ができる社会や地域とするために、微力ながら関わっていきたいなと思います。そのためには自分自身が学び続けることも必要だと思っていて、読書や資格取得もその一つです。ジャンルは雑多ですが本を読むのは好きで、ビジネス書、小説、歴史モノなど乱読しています。SNSや読書コミュニティでのアウトプットを想定しつつ、インプットし続けたいです。

仕事でいうと、うちのチームは学習意欲の高いメンバーばかりなのでとても刺激をもらっています。最近「リスキリング」といったキーワードも耳にしますが、ITにまつわるものや、その他ビジネスにつながる資格取得を各自が進めていて、間もなくメンバーの1人が「もくもく会」を主催してくれる予定なので、私も参加して学びを続けていきたいと思います。

今、リモートワークによって働く場所や時間は変容しているので、仕事とプライベートの境界線はぼんやりと滲んできていると思います。プライベートでの学びや経験は仕事にも生かされ、お客様へもしっかりと価値提供できる、そうやってゆるやかに仕事とプライベートを接続して循環させるのがいいですね!


── お客様深耕やCX推進にとどまらず、社内読書会、小学校のボランティア……と、数々の「愉しくやっていける提案」でいつもポジティブに働きかけ、周りの人にエネルギーを分けてくれる松尾さん。これからもその活躍(と動画も)を楽しみにしています!

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