Progress Corticonの導入により生命再保険引受における97%の疾患をルール化
トーア再保険株式会社
- 導入製品/サービス…
- Progress Corticon
|
国内唯一の総合再保険専門会社として、損害再保険と生命再保険の両事業を展開するトーア再保険では、生命再保険の引受査定業務を効率化するため、自動査定システムを構築。ルールエンジンにはProgress Corticonを採用し、290疾患の査定ルールを登録。対象となる疾患の97%の査定標準をルール化しました。今後は、ノウハウの蓄積や共有を進め、さらなる査定品質の均一化、標準化、効率化に取り組んでいく方針です。 |
|
導入のPOINT
1. Progress Corticonを中核とした生命再保険の引受自動査定システムを構築
2. 専門知識の浅い事務担当者にもルールに基づく査定が可能となり査定者の負担が軽減
3. 査定負荷軽減により創出された時間で査定者がセミナー講師を担当するなど企業価値の向上に貢献
課題
- 生命再保険の引受査定は特殊かつ複雑な業務であり、1件あたりの処理にも時間がかかっていた
- 査定者は人員が限られている上、商品開発サポートなど引受査定以外の業務にも対応する必要があった
- 再保険会社間の契約獲得競争が厳しくなる中で、回答時間の短縮も含めた競争力の強化が求められていた
対策
- 自動査定システムのルールエンジンとしてProgress Corticonを導入
- 290疾患の査定ルールを登録、引受査定を自動化
- 査定ルールの容易な登録/変更を実現
効果
- 専門知識の浅い事務担当者にもルールに基づく査定業務が可能となり、査定者の負荷が軽減
- 査定者が査定以外の業務にも注力できるようになったことで、顧客支援という新たな企業価値を創出
- 査定業務の効率化に加え、ノウハウの蓄積/共有/査定品質の均一化にも寄与
システム概要イメージ
|
トーア再保険様へのインタビュー記事(PDF)はこちらから
- トーア再保険様にお話をお聞きしたインタビュー記事をPDFでお読みいただけます。
●生命再保険引受査定の業務効率化のため、
自動査定システムの導入を検討
●保険業界におけるProgress Corticonの卓越した実績を評価
●査定知識の浅い事務担当者二人がルールを用いた査定を
行うことで、査定者一人分の負荷を軽減
●引受査定業務負荷を軽減し、査定者の業務の幅を
さらに広げることで、企業価値の創出を目指す
その他「審査」の効率化に関するお勧め事例
チューリッヒ生命 | 株式会社UCS |
新規契約受付処理時間が半減! 業界最高水準を実現 |
柔軟な入会審査システムを構築 大幅に業務を改善し、コストも削減 |
お客様情報
※お客様情報は取材時の内容に基づくものです。
会社名 | トーア再保険株式会社 |
---|---|
概要 | 総合再保険専門会社として、国内で唯一、損害再保険と生命再保険の両事業を展開。顧客となる保険会社(元受会社)のニーズへ柔軟に対応しながら、社会や人々の安心を支えている。 |
本社 | 東京都千代田区神田駿河台三丁目6番地 |
設立 | 1940年10月 |
資本金 | 50億円 |
従業員数 | 329名(2015年3月現在) |
URL | http://www.toare.co.jp/ |
取材日 | 2015年9月 |
関連製品/サービス
Progress Corticon
人工知能(AI)研究から派生した、ひと(エキスパート)の知能を擬似的に実現させるシステムです。
- ルールベースなひとの判断を自動化
- システムにスピードアジリティを
- DX時代のITシステム開発基盤
- 2024.5.30アシスト、SaaS横断検索×チャット機能のAIアシスタント「Glean」で顧客サポート業務の高度化を実現
- 2024.5.20エア・ウォーター、グループ企業の経営情報を管理する基幹システムをOracle Cloud Infrastructureで刷新
- 2024.3.25日本オラクルとアシスト、エネルギー会社の全社データ利活用基盤をOracle Cloud Infrastructureで刷新
- 2023.6.27UQコミュニケーションズ、Oracle Cloud Infrastructureで事業継続性を強化
- 2023.6.15南相馬市、ネットワーク強靭化のリプレースに「InterSafe WebIsolation」を採用